ふんこつ‐さいしん【粉骨砕身】
粉骨砕身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 13:33 UTC 版)
概要
身を粉にして、身を砕くということである。このことから転じて、力の限り努力したり、一生懸命働くという意味でこの言葉が用いられる[1]。
由来
この言葉の由来は、唐の時代の禅僧による著書である『禅林類纂』からである。この著書には、釈迦の説法には一句だけで百億年の修行を超えるほどの価値がある。私は粉骨砕身で供養をしているものの、まだ釈迦のご恩には報いることはできていないということが述べられていた[2]。
唐の時代の中国の永嘉玄覚による証道歌では、粉骨砕身であっても未だ報いるには足りないというような教えを詠っているものがある[3]。
脚注
- ^ 日本国語大辞典,四字熟語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “粉骨砕身(フンコツサイシン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年4月6日閲覧。
- ^ “粉骨砕身とは? 意味や使い方・例文・類語をわかりやすく解説”. マイナビニュース (2021年4月6日). 2025年4月6日閲覧。
- ^ “みんゆうNet”. www.minyu-net.com. 2025年4月6日閲覧。
粉骨砕身
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(態度) | 生返事 目配り 粉骨砕身 猪突猛進 遅怠 |
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