ファイアーエムブレム 覚醒 ファイアーエムブレム 覚醒の概要

ファイアーエムブレム 覚醒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/26 09:56 UTC 版)

ファイヤーエムブレム 覚醒
Fire Emblem: Awakening
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 インテリジェントシステムズ
発売元 任天堂
シリーズ ファイアーエムブレム
人数 1人(通信プレイ時2人)
メディア 3DS専用カード
発売日 日本の旗 2012年4月19日
アメリカ合衆国の旗 2013年2月4日[1]
欧州連合の旗 2013年4月19日[2]
オーストラリアの旗 2013年4月20日
価格 ソフト単品:4,800円(税込)
スペシャルパック:19,800円(税込)
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
アイコン
恋愛、セクシャル、暴力、犯罪、言葉・その他
売上本数 45万5268本[3]
その他 ローカルプレイ・インターネット・いつの間に通信すれちがい通信対応
テンプレートを表示

シリーズでは『トラキア776』に続くCERO『B(12歳以上対象)』の作品である。キャラクターデザインはコザキユースケが担当した。

目次

概要

ファイアーエムブレム』シリーズ第13作。

シリーズの集大成を謳っており、『外伝』・『聖魔の光石』の「フリーマップ」、『聖戦の系譜』・『蒼炎の軌跡』他で採り入れられた「スキル」、『新・紋章の謎』の「マイユニット」など、シリーズの過去作品で好評だった要素を積極的に盛り込んでいる。
その一方で、2人のユニットが同時に戦闘に参加できる「デュアル」や、ファイアーエムブレムとしては初となる戦闘中のキャラクターボイスおよびカットインの挿入、追加ダウンロードコンテンツ配信などの新たな試みもなされている[4][5]
なお、本作には勝利条件に「制圧」が一切含まれておらず、制圧コマンドも存在しない。

本作のフォントフォントワークス製フォントを使用している(オリジナル版と、本作向けに改変された版がある)[6]

任天堂初の課金コンテンツとその背景

課金ダウンロードコンテンツはこの作品が任天堂初と言う事で2012年4月20日の朝日新聞朝刊の経済欄にて大きく取り扱われた。この背景には2012年3月期の予想売り上げ高が初の経営赤字を挙げられている[7]。2012年4月19日にはめざましテレビでも報じられた。今回の初のコンテンツに対して朝日新聞は「課金による子供への弊害」を挙げ[7]、めざましテレビでは軽部真一アナウンサーが「任天堂はゲームの本質を突いた作品が多かった」というコメントだけに留めていた[8]

1年後の課金コンテンツの評価

週刊ファミ通2013年3月28日号「特集 読者が選ぶ傑作タイトルトップ50」において16位を取るも、課金コンテンツについては「内容はいいが料金が高い」意見が本文に。ユーザーレビューでは4人中1人が課金を遊んでいて点数は10点満点であるが「もう少し安ければ」という意見もあった。

システム

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難易度選択とモード選択
今作の難易度は「ノーマル」「ハード」「ルナティック」の三段階から選択可能。ルナティックをクリアすると「ルナティック+」が解禁される。
そして、難易度とは別に、『新・紋章の謎』に引き続き、キャラクターのHPが0になった場合に死亡ないし再起不能扱いとなり二度と戦えなくなる「クラシックモード」と、撤退に留まり次のマップ以降も使用できる「カジュアルモード」のどちらかを選択することになる。
みんなの部屋
進撃準備時に「みんなの部屋」を訪問すると、仲間キャラクターの詳細なプロフィールを参照できる。
また、イベントによって仲間同士が仲良くなったり、アイテムを入手出来ることもある。イベントはプレイ時間の経過とともに自動的に蓄積されていく。
3DS内の日時が仲間キャラの誕生日と一致した場合は一度に3連続でイベントが発生する(単体イベントのみ)。
結婚システム
支援会話によって異性の仲間同士の絆(支援効果)がSランクまで高まると、2人が結婚することになる。条件を満たすと2人の子供が仲間として加わることも。
なお、結婚イベント専用のイラストや告白ボイスは全員に存在するが、キャラクター同士の組み合わせによっては、絆がSランクまで高められない場合もある。
デュアル
本作における「支援効果」の発展形、戦闘時に隣接またはダブル状態にある味方ユニットが加勢し、命中や回避などの確率が上昇するを受けることができるほか、今作ではその味方が追加攻撃を行うデュアルアタック、あるいは味方が敵の攻撃を防御しダメージを無効化してくれるデュアルガードが発生するようになった。
味方同士の絆が強いほど、支援効果の上昇値やデュアルアタック/ガードの発生確率は高まり、絆もまたデュアルによって高められていく。
ダブル
本作の新システムの1つで、味方ユニット2体を同時に1つのマスへ入れるというもの。
従来の「救出」に似たシステムだが、大きな違いとして、ユニット数が一時的に少なくなる以外のデメリットが特に存在しない。
前衛・後衛の概念が存在しており、ダブル中の戦闘は前衛が行い、後衛はデュアルによって前衛をサポートする形となる。前衛と後衛は入れ替えることも可能。前衛のキャラが撃破されてマップから消失すると、自動的にダブルは解除される。
また、ダブル中は前衛ユニットの能力に後衛ユニットの能力が上乗せされる特性がある。具体的には、魔法系ユニットが後衛になると魔力が一時的に上昇するなど、後衛のユニットの特徴に応じて能力が強化される。
スキル
本作ではスキルはレベルアップあるいはクラスチェンジによって習得し、クラスごとに異なるスキルを覚える。
一度覚えたスキルはクラスを変えても失われず。習得したスキルは最大5つまで自由に装備することが可能。
クラスチェンジ
本作のクラスチェンジは従来と同じように、下級職レベル10以上で「マスタープルフ」を使うことで、同系統の上級職へクラスチェンジすることができる。
しかしそれとは別に、「チェンジプルフ」というアイテムを使うことで、異なる系統の兵種になることもできる。下級職→下級職・上級職→上級職のみならず、上級職→下級職へクラスチェンジすることまでも可能。チェンジプルフでなれる他系統の兵種はユニットによって決められており、それぞれ異なる。
チェンジプルフでのクラスチェンジ後はレベルが1に戻るため、繰り返せば好きなだけユニットを成長させることができる。使用前の兵種でレベルを最大まで上げてからチェンジプルフを使用した場合、もう一度同じ兵種をやり直すことも可能。
ただし内部で累計レベルが記録されており、難易度ごとに一定レベルに達すると経験値が入りづらくなる。また、本作では兵種ごとに使用できる武器の系統は3種類まで。
通信要素
ローカルプレイでは他のプレイヤーとタッグを組んでデュアル(勝ち抜き戦)に挑むことができ、すれちがい通信ではすれちがった相手から配信されたチームとの対戦などが行なえる。いつの間に通信ではシリーズ過去作に登場したキャラクターや貴重なアイテムが配信され、有料コンテンツを購入したりすることもできる。
すれちがい通信・いつの間に通信ともに、配信されたチームとは、所持品の売買・金銭によるスカウト・戦闘(勝利するとリーダーキャラクターを仲間にできる)などの交渉を行うことができる。ただし上限は20人までで、後述するDLCのキャラも数に含まれ、上限を超えて仲間にしようとすると誰か一人と別れる必要がある。
「マイユニ名鑑」に記録が残っていれば再度仲間にすることも可能(軍資金が必要)。
また、配信キャラは全キャラが支援会話なし・固有台詞なしで、チェンジ可能な兵種はマイユニットと同じく異性限定とキャラ専用を除いたすべての兵種。



[ヘルプ]
  1. ^ Fire Emblem: Awakening launches Feb. 4 in North America. joystiq
  2. ^ Fire Emblem: Awakening Battles Into Europe on 19th April. Nintendo life
  3. ^ 4Gamer.net 2012年のゲーム売り上げランキング&ハードの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!
  4. ^ Nintendo direct 2011.12.27より
  5. ^ 週刊ファミ通2012年3月1日号
  6. ^ 取扱説明書 P.7
  7. ^ a b 2012年4月20日、朝日新聞朝刊、「任天堂がネット課金スタート」より。1面に題名、9面経済に記事が記載されている。
  8. ^ 2012年4月19日「めざましテレビ」より。
  9. ^ スミアとの支援会話Cでは、1人称が『私』となっている。
  10. ^ a b 『覚醒』の店頭配布チラシより。
  11. ^ 『覚醒』の店頭チラシと店頭POPには登場タイトルに『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』『新・暗黒竜』『新・紋章』の記載がある為。
  12. ^ 2012年10月21日迄、ゲームソフト購入者のみ250ポイントで交換可能だった。


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