X-メン
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X-メン(エックスメン、英: X-Men)は、マーベル・コミックが発行するアメリカン・コミックスに登場する架空のミュータント・スーパーヒーロー・チーム。ジャック・カービーとスタン・リーによって創られたキャラクターで、『X-MEN』#1(1963年9月)で初めて登場し、マーベル・コミックの中でも最も認知度が高く、成功したフランチャイズの一つとなっており、数多くの書籍、テレビ番組、映画、ビデオゲームに登場している。
- 1 X-メンとは
- 2 X-メンの概要
X-メン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 09:39 UTC 版)
「ビースト (X-メン)」の記事における「X-メン」の解説
ビーストは『X-メン』に登場する予定だったが、メイキャップでの問題が発覚し取りやめになった。ドクターとしての役回りはジーン・グレイが行う事になった。
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X-メン
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「X-メン: レガシー」の記事における「X-メン」の解説
1991年に、2番目のX-メンシリーズが初公開された。市場の時期とジム・リー人気の助けもあって、800万部以上で売れ、X-メン#1は、漫画雑誌史上に残るベストセラーになり、今日も記録を維持している。創刊号はX-メンのベテラン原作者のクリス・クレアーモントによって書かれたが、数号後、編集者のボブ・ハラスとの方向性の違いのために離れた。
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X-メン
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「スパイダーマン&アメイジング・フレンズ」の記事における「X-メン」の解説
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X-メン
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プロフェッサーX(Professor X) 本名:チャールズ・フランシス・エグゼビア 地上最強のテレパス。他人の心を読む、記憶を操作する、メンタルブラストを放つなど様々なサイオニック能力を持つ。 10代で能力に目覚めるが、力を上手くコントロールできなかった。オックスフォード大学に進学した頃には能力を活用できるようになり「精神医学の魔術師」とのあだ名を持っていた。大学時代に同僚となるモイラ・マグダガードと恋に落ちるが、エグゼビアのアメリカ軍入隊(従軍は作品によって朝鮮戦争、またはベトナム戦争と異なる)により別れる。除隊後は世界を巡る旅に出た。ホロコースト生存者のために精神的な治療を施す診療所で医者として働いていた時に、エリック(マグニートー)と出会い、ミュータントの未来を語りあう親友となる。だが、ヒドラ幹部のバロン・フォン・ストラッカーとの戦いで力を無慈悲に行使するエリックの姿を見て、相容れないことを実感し袂を分かつ。また、看護婦のガブリエル・ハラーと付き合い息子(リージョン)を妊娠させるが、当時のエグゼビアはこの事を知らず後になって告げられる。エリックと別れた後、凶悪な宇宙人ルシファーを撃退するが、その攻撃により脊髄を損傷したため車椅子を用いるようになった。 悪意を持つミュータントがいることやミュータントに対する偏見が日増しに拡がっていくことから、人類とミュータントの平和的共存を願い、莫大な遺産(30億ドル超の遺産を核兵器研究者の父親から受け継いだ)を元手にニューヨーク州セイラムセンター郊外にミュータントのための学園、「恵まれし子らの学園」を設立した。エグゼビアはセレブロを開発して各地に点在する子供のミュータントを保護し、力の正しい使い方を説いた。また戦いの際にはテレパシー能力を利用して生徒達(X-メン)に指示を出し、チームの司令塔として活躍した。表向きにはミュータントであることを公表せず、ミュータント学の権威としてその地位向上に尽くした。X-メンがクラコアとの戦いで危機に陥った際には、二期メンバーを自ら集めその救出にあたらせた。 星間帝国シャイアを統べる邪悪な皇帝ディケンの打倒に協力したことが縁となり、新たに女帝となったリランドラと恋仲となる。マグニートー裁判の折り暴徒のせいで重傷を負い、治療のためにシャイアへ行き一時チームを脱退する。アステロイドMでの戦いでマグニートーがウルヴァリンのアダマンチウムを全部抜き取ると言う暴挙を見ると、敵意を持って精神攻撃を行い彼の記憶を除去するが、これがオンスロート誕生のきっかけとなった。 邪悪な双子カサンドラとの戦いにおいて、自身がミュータントであることを公表されてしまうが、エグゼビアはそれに怯まず、ミュータントが置かれている窮状を改めて世間に訴え、X-コーポレーションと呼ばれるミュータントの救済機関を世界各国に設立させるなどの活動を起こしていく。だが、学園での暴力事件で生徒が死亡したことや、エグゾーンとの戦いでジーンが死亡したことに責任を感じ、サイクロップスに学園を任せてX-MENを離脱する。その後、ジェノーシャでマグニートーと合流し、その再建を手伝った。自我を覚醒させたデンジャーや、かつての教え子バルカンの登場により、生徒達の記憶を彼等に了承なく操作していたことが明るみに出て、X-メンからの信用を失った。M-デイで能力を失うが、エムクランに一時吸収されたことで再び能力を取り戻す。ユートピアに加わるがサイクロップスの過激なやり方に反発し、ウルヴァリンらと共に離脱。ウルヴァリンがジーングレイ学園を設立したのを見て、時代が変わったことを実感し、彼に指導者として一線を退く決意を明かした。その後、フェニックス・ファイブと化したサイクロップスの攻撃を受け死亡する。 ちなみにフランシス・エグゼビアは日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの英語名である。 サイクロップス(Cyclops) 本名:スコット・サマーズ 両目から破壊光線オプティック・ブラストを発射する能力を持つ。幼少時に飛行機事故に遭い、両親と離別。自身も脳に損傷を受け、後に発現するミュータント能力のコントロールができなくなる。彼が目を開けている限り常に光線が放射されてしまうので、その能力の制御のために特製のルビー・クウォーツ・レンズを使用したサングラスかバイザーを着用している。エグゼビア教授によって集められた「恵まれし子らの学園」の最初の5人の生徒の内の一人で、その生真面目な性格からリーダー役を務める。状況判断に長け、素早く的確な指示を迷わずに出すなど、優れたリーダー適性を発揮し、チームを引っ張っていった。しかし、物事を何でも自分で抱え込もうとする性格でもあるため、自分ひとりで物事を進めようとしていると捉えられ、傲慢と誤解されることもある。以前は細身であったことからスリムと呼ばれていた。 同じオリジナル・メンバーであるジーン・グレイとは一目惚れ状態で恋仲になり、ウルヴァリンとの三角関係などの紆余曲折もあったが後に結婚する。過去には彼女のクローンであるマデリーン・プライアーとも結婚しており、彼女の間に息子ケーブルを儲けている。エマ・フロストがX-MENに入った頃から、アプローチを受けておりジーンとの仲が悪くなっていた。ジーンの死後はエマと付き合い、結婚こそしていないが永遠を誓い合う仲となった。これまでの恋人が強力なテレパスだったため、テレパスへの強固な耐性が身につくようになった。 ウルヴァリンとは、逐一意見が対立したり、お互いに何かと難癖を言うこともある。特にジーンを巡っての言い争いとなると激しい口論となることが多々あるが、一方では長年のチームメイトとして信頼している。 サイクロップスのオプティックブラストは、血縁関係にある者(遺伝子上の血縁者も含む)には効果がない。またサマーズの血は遺伝子学上、極めて優秀であるとされ度々クローンの媒介などに利用されることがある。『アポカリプストゥエルヴ』編で、アポカリプスと合体して一時は行方不明となっていたが、ジーンとケーブルの力でアポカリプスとの分離に成功する。ただし人格に影響を受けてしまう。 ジーンの死後はひどく落ち込み学園を去ろうとするが、未来で復活を遂げ現代に現れた平行世界のジーンにX-MENを存続させないと未来が破滅してしまうことを告げられ、X-MENとして生き続けることを誓った。もう一人の弟キッド・バルカンの存在を本人から知らされると、その存在に関する記憶を抹消したエグゼビアに対する不信感を露にし、彼が学園を一時去ったあとにはX-メンの主導権を握った。M-デイ以降、劇的に悪化したミュータント情勢を見て、ミュータントを保護するためにサンフランシスコ沖にあるアステロイドMを改造し、ミュータント国家「ユートピア」を建国した。指導者としての立場とミュータントという種を守るという使命感から仲間の損害を厭わない冷徹な決断を下すようになり、マグニートーのようにミュータントの敵対勢力を殺害するという手段さえ取るようになった。これにより味方に多数の死傷者が出たことと人手不足から10代の子供たちまで戦いに狩り出そうとしたため、その行為を見るに見かねたウルヴァリンと激しく衝突し、X-メンを二分化させる事態を引き起こした。 その後ホープとフェニックスフォースを巡り、アベンジャーズと対立する。エマ・コロッサス・マジック・ネイモアと共にフェニックスフォースの力を受け、「フェニックス・ファイブ」となったサイクロップスたちは超常的能力によって環境・兵器・エネルギー問題をたちどころに解決していく。だが能力と共に破壊衝動も急激に増幅していった。フェニックスファイブの面々は次第に力を制御することができなくなり、次々に暴走していく。サイクロップスはプロフェッサー・Xを誤って殺害した挙句、事件が解決した後は一連の事件の首謀者として投獄されてしまう。プロフェッサー・X殺害は彼の本意でなかったため、度々この事件を悔いている。マグニートーの手を借りて脱獄した後は、能力に目覚めたばかりのミュータントを保護し、ウェポンXの研究所跡地に「チャールズ・エグゼビア学園」を設立した。しかし後に自らの学園をジーン・グレイ学園に統合させた。 マーベル宇宙が滅亡の危機に瀕した際に、世界の創造神を名乗るゴッド・エンペラー・ドゥームにフェニックスフォースを再び宿して立ち向かうが戦死する。後に世界は再編されたが、再編前には生きていたはずのサイクロップスは「ミュータントは脅威ではない」とミュータントを代表して声明を出して多くの支持を得た後に、インヒューマンズを襲撃して死亡したことになっていた。この行動によってミュータントの評判は地に落ちていた。 ビースト(Beast) 本名:ヘンリー(ハンク)・マッコイ 「恵まれし子らの学園」の最初の生徒5人の内の一人で、人間離れした驚異的な身体能力を持つ。詳細は個別記事を参照。 ジーン・グレイ(Jean Grey) フルネーム:ジーン・グレイ・サマーズ(旧名:ジーン・グレイ、別コードネーム:マーベル・ガール、フェニックス) 「恵まれし子らの学園」の最初の5人の生徒の内の一人。エグゼビアには及ばないがサイコキネシスとテレパシー能力を有し、エグゼビアのアシスタントをこなすこともある。ニューヨーク生まれ。10歳の頃、親友のアニー・リチャードソンが車にはねられた時に能力にめざめ、死にゆく親友の意識を感じ取ってしまったために、傷ついてふさぎ込んでしまう。彼女の両親はエグゼビアを頼り、ジーンが11歳の頃よりトレーニングを始めた。当時のジーンはまだうまくテレパシーが使えなかったため、エグゼビアはこの能力を封印し、代わりにテレキネシスを教えた。X-MENが結成されるとエグゼビアからマーベル・ガールの名を与えられ、チームメイトと戦った。男性メンバーは聡明で魅力的なジーンに夢中であったが、最終的にはサイクロップスと結ばれた。恥ずかしがり屋の二人の恋が実るまでには数年の期間を要した。 宇宙でセンチネルと戦って帰還する際に、宇宙船が膨大な量の放射線を浴びて海上に墜落してしまう。マーベルガールは一人コクピットに残って操縦を続けていたので、他のメンバーは彼女が死んだものだと思っていた。だが、マーベルガールは溢れんばかりのサイオニック・パワーを宿し復活を遂げ、コードネームをフェニックスと改めた。生来の能力のほか、新たに宇宙の炎の生成、時空改変、時空転移、時間の操作、生命力の吸収と分配、あらゆる環境での適応、素粒子レベルでの物質の変換などのコズミックパワー由来の新能力を扱えるようになった。しかしヘルファイアクラブのマスターマインドに洗脳され、悪の幹部ブラック・クイーンにされたことがきっかけとなり、狂気に支配されたダークフェニックスと化してしまう。ダークフェニックスはマスターマインドを廃人に追いやり、さらなる力を求めていくつかの恒星を核から食らい、破壊して回った。地球に戻ってきたダークフェニックスはX-MENと戦うが、プロフェッサー・Xのマインドブラストを受け正気を取り戻す。破壊された星々を支配していたシャイア帝国の女王リランドラはフェニックスが死ぬことを望んだ。エグゼビアは「シャイア帝国の掟に則り、決闘で決めるべきだ」と主張し、X-MENはフェニックスを守るためシャイア帝国のインペリアルガードと戦うことになった。月面で戦いを続ける最中に、自分の中のダークフェニックスが再び目覚めつつあることを知ったジーンは「私を殺して」とサイクロップスに頼むが、変わらずジーンを慕い続ける彼には受け入れられなかった。ジーンは廃棄されていたエネルギー砲台を操作して自害し、世界の破滅を自ら阻止した(「ダークフェニックス・サーガ」)。 実はフェニックスとは、彼女の記憶・人格・外見をコピーした超エネルギー生命体フェニックスフォースが、自分をジーン本人と錯覚した姿であった。数ヶ月後、ジーンはアベンジャーズによって救助され、Xファクターに加わった。その後は「一人の女性として生きたい」という願いから本名をそのままコードネームとする。ウルヴァリンとも惹かれ合い、恋人サイクロップスとの三角関係が続いたが、後にサイクロップスと結婚した。その後、遠い別世界の未来からやってきた、サイクロップスとの間に生まれた娘レイチェル(フェニックス2)との出会いによって、コードネームをフェニックスとする。 その後、マグニートーの偽物エクゾーンに大量の電磁波を送り込まれて死亡した。その後、過去から十代のジーン・グレイがやってきてジーン・グレイ学園で活動することになった。しかし若いジーンは悪化をたどるミュータント情勢に戦う理由を見いだせなくなってしまう。ジーン本人もしばらくして復活し新たにX-MENレッドを結成した。 何度も生死を経験しており、その都度実はクローンや偽者だったという後付けが加えられ復活している。 アイスマン(Iceman) 本名:ロバート(ボビー)・ドレイク 「恵まれし子らの学園」の最初の5人の生徒の一員で、氷を操る能力を持つ。詳細は個別記事を参照。 エンジェル/アークエンジェル(Archangel) 本名:ウォーレン・ワージントン三世 「恵まれし子らの学園」の最初の生徒5人の内の1人。大富豪ワージントン財閥の御曹司で名うてのプレイボーイ。背中に巨大な白い翼を持ち、自由自在に飛行することができる。学生時代に能力が発現し、同級生を火事から救ったことで正義に目覚めていく。 キャメロンホッジに翼を奪われたことを悲観して自殺を図ったが、アポカリプスに囚われて改造手術を施され、青い肌と生体金属製の翼を持つ「フォー・ホースメン」の1人・デスとして復活した。後にアポカリプスのもとを去り、アークエンジェルとしてチームに復帰。その後、金属製の翼を突き破って新しい白い翼が甦る(肌は青いまま)。それを期して再びコードネームをエンジェルに戻す。後にセカンド・ミューテーションを起こしたブラックトムと戦った際に肌が元に戻り、彼自身もセカンド・ミューテーションを起こして治癒能力を手にする。 ウルヴァリン(Wolverine) 本名:ジェームズ・ハウレット(便宜上の呼称はローガン) 両手から飛び出すアダマンチウムの爪と、肉体再生能力(ヒーリング・ファクター)を持つミュータント。詳細は個別記事を参照。 ストーム(Storm) 本名:オロロ・マンロー 天候を自在に操り、風に乗って空を飛ぶミュータント。詳細は個別記事を参照。 コロッサス(Colossus) 本名:ピョートル・ニコライビッチ・ラスプーチン 全身を生体金属オムニウムで鎧のように覆うことができるミュータント。能力で5000度までの高熱に耐えることができ、100トン以上の物体を持ち上げられる怪力も併せ持つ。旧ソヴィエト連邦出身でラスプーチンの末裔。優しく家族思いな性格。ウルヴァリンを敵に投げつけるファストボールというコンビネーション技を持つ。同僚のシャドウキャットと恋愛関係にある。 シベリアの農場で家族とともに暮らしていたが、プロフェッサー・Xの度重なる説得に応じX-MENに参加する。妹がレガシーウィルスで死んだ時にはエグゼビア教授の理想に落胆し、マグニートーの軍門に降ったが配下のアコライツの残忍な行いに耐えきれず離脱した。レガシーウイルスの治癒実験に志願し死亡するが、彼の犠牲によって特効薬が完成し、レガシーウィルスの脅威から全ミュータントを救った。その後、X-メンを憎む宇宙人によって人体実験のために蘇生されていたことが発覚し、救出された後は再びX-メンとしての活動を再開した。ジャガーノートのサイトラックを受け継ぎ、ジャガッサスという超人になった。 コロッサスはミュータントを巡る争いに疲れきってしまい故郷に戻ってしまったが、マジックに説得されストームが指揮する新たなX-MENの一員となった。彼らは地球上に蔓延するテリジェンミストからミュータントを救うため、リンボにあるX-ヘイブンへ移住させる計画を起こした。 マジック(Magik) 本名:イリアナ・ラスプーチン テレポート能力を持つミュータント。コロッサスの妹。リンボ界で魔法の修業をしたためかなり高度な魔術も使う。テレポート能力も強化されリンボを経由することではるか彼方まで跳躍し、時間さえ跳躍することが可能。霊体を切り裂くソウルソードを持ち、魔力で作った銀色の鎧を纏うこともある。力が暴走すると悪魔化してしまう。 7歳の時ヴィランのアーケイドに誘拐されX-MENに保護される。魔神復活を目論むリンボ界の魔王ベラスコに誘拐・洗脳され、リンボでベラスコの配下の悪魔や平行世界のX-MENに過酷な特訓を受けた。7年後、魔女ダークチャイルドとして成長したイリアナは自力で洗脳を打ち破り地上に帰還するが、地上では時間の経過がほとんどなかったため、いきなりティーンエイジャーになって帰ってきたイリアナにX-MENは驚くばかりだった。 ニューヨークをリンボ化する『インフェルノ事件』を終結させるため死亡する。その最後の力で過去の自分と入れ替わる。この時イリアナは力を使い果たし7歳の姿に戻ったと思われていた。その後レガシーウイルスを発症し死亡したと思われていたが、治療の望みを捨てていなかったプロフェッサーXにより冷凍状態にされていた。 魔王ベラスコがイリアナの蘇生を試みるが失敗しイリアナの魂を持たないダークチャイルドが生まれてしまう。ダークチャイルドはXMENと共にベラスコと戦い、コロッサスと出会うことでイリアナの記憶の一部を取り戻すがイリアナ本来の魂は戻らなかった。X-MENを現世に戻したダークチャイルドはリンボに残り魂を取り戻すために戦い続けることを決意。このダークチャイルドはインフェルノ事件で過去のイリアナと入れ替わったイリアナであった。 リンボに残ったダークチャイルドはリンボの支配者になっていた。ピクシーらと共にその座を狙うウィッチファイアを倒した。ソウルソードを手にし幾許かの人間性を取り戻し、コロッサスの説得もありマジックとして帰還した。 セカンド・カミングでは再びリンボに閉じ込められてしまうものの、ピクシーやガンビットたちに救出された。 ハボック(Havok) 本名:アレックス・サマーズ 宇宙のエネルギーを吸収して、高熱のプラズマを衝撃波のようにして発することができるミュータント。サイクロップスの実弟。 幼少時の飛行機事故で両親と死別し、シニスターの陰謀に巻き込まれ、兄とも分かれて暮らすようになる。ブランディング家に引き取られたアレックスは、交通事故にあって死亡した彼らの息子代わりとして大切に育てられた。大学を卒業するまで彼の能力は眠ったままだったが、彼の潜在的な能力に目をつけた大学の教授アーメット・アブドルにエジプトに拉致されたことがきっかけで能力に目覚めた。アブドルはエジプトで神として崇拝されている邪悪なミュータントのリビング・ファラオだった。リビング・ファラオは宇宙エネルギーを吸収するハボックの能力の特性を利用して、巨大化したリビング・モノリスに変身を遂げるが、アレックス救出に駆けつけたX-MENに倒された。アレックスは能力を使って、リビング・モノリスから力を吸い上げて非力な人間の姿に戻すと、自分の力を恐れ砂漠に逃げ出した。砂漠でセンチネルに捕まったアレックスは、センチネルの持ち主であるラリー・トラスクにハボックというコードネームを与えられた。ラリーはハボックに力の制御方法を教える代わりに、自らの部下になるよう命じた。ラリーの研究所では後に恋人となるローナ・デインの姿もあった。X-MENによってラリーの手から解放されたハボックはローナとともにX-MENに加わった。 ナイトクロウラー(Nightcrawler) 本名:カート・ワグナー 瞬間移動の能力とアクロバティックな体術を得意とするミュータント。詳細は個別記事を参照。 サイロック(Psylocke) 本名:エリザベス(ベッツィ)・ブラドック テレパシー能力を持つ。父親ジェームス・ブラドックは異次元人で、能力は父親からの遺伝である。X-MENに参加する前、スレイマスターとの戦いで両目を失明、モジョに人造の目を与えられる。元は英国人だが、マツオ・ツラヤバの愛人である女忍者カンノンと精神融合してしまい、その後マツオによって分離された後に忍術を仕込まれる。そのため東洋人の外見を持ち忍術を使う。分離した本来の肉体の持ち主であるルバンシェ(サイロックとカンノンの融合体)がレガシーウイルスで死んだために、サイロックはカンノンの肉体で生きることになる。サイキック・ナイフと呼ばれる特異な精神衝撃を用いた攻撃が得意。双子の兄は英国で活躍するスーパーヒーローで「エクスカリバー」のメンバーのキャプテン・ブリテン。カンノンの奔放な精神面が発露し、一時期サイクロップスを誘惑したことがある。アークエンジェルと恋仲になるも、サンダーバードIIIに気持ちが揺れて振られる。デスティニーの書を集める為にX-メン本隊を離脱して、ストームらの別行動隊に参加するもすぐに戦死してしまう。 ローグ(Rogue) 本名:アンナ・マリー(映画ではマリー・ダンキャント) 接触した相手のエネルギーや、記憶、能力などを奪うことができるミュータント。かつては、触れた相手は昏睡状態となるため手袋を身につけていたが、弱点を克服し相手を疲弊させることはなくなった。ガンビットと恋愛関係にあるが、彼女の能力が影響して付かず離れずを繰り返す。また能力が効かないマグニートーとも惹かれ合ったことがある。 孤児でミュータント・テロリストのミスティークに育てられた。登場当初はヴィランで、ミズ・マーベル(キャロル・ダンバース)との戦いで、正義と栄光に満ちあふれた記憶に打ちのめされ、正義の道を志すためX-メンに加わった。コピーした能力や記憶は一時的なものだが、ミズ・マーベルの能力は長期的にコピーされており、由来の怪力、超体力、飛行能力を持つ(当初は永続的な複製と思われたが、後に喪失している)。 吸収しすぎた記憶に押しつぶされそうになるが、ホープによって他の人間の記憶は全て洗い流された。 ガンビット(Gambit) 本名:レミー・ルボー 物体に破壊エネルギーをチャージする能力を持つミュータント。詳細は個別記事を参照。 ジュビリー(Jubilee) 本名:ジュビレーション・リー 様々な色と光度の火花を発することができるミュータント。詳細は個別記事を参照。 ケーブル(Cable) 本名:ネイサン・クリストファー・チャールズ・サマーズorネイサン・ディスプリング・アスカニサン サイクロップスとジーン・グレイのクローンであるマデリーンとの息子。詳細は個別記事を参照。 キャノンボール(Cannonball) 本名:サミュエル・ガスリー 高熱のブラストを体で生成し、皮膚から噴出させる能力を持つミュータント。脚部を燃焼させて人間ロケットのように飛行して敵に体当たりする攻撃が得意で、ほかにもバリアのようにして防御や敵の拘束にも用いている。 ケンタッキー州のカンバーランドで9人兄弟の長男として生まれる。ドナルド・ピアースにヘルファイアクラブにスカウトされるが、正義心から命令に背き、プロフェッサー・Xに見込まれてX-MENの一員となる。ニューミュータンツではリーダーとして活躍した。彼はエクスターナルであり、未来で活躍が有望視されたためケーブルに教えを受けた。 ウルヴァリンにスカウトされ、アベンジャーズに入り、新たにアメリカの諜報チーム「U.S.アベンジャーズ」を結成する。 ポラリス(Polaris) 本名:ローナ・ディン 磁力を操作することができるミュータント。マグニートーの娘。詳細は個別記事を参照。 サンファイア(Sunfire) 本名:シロウ・ヨシダ 超高熱エネルギーを操るミュータント。詳細は個別記事を参照。 リージョン(Legion) 本名:デヴィッド・ハラー メディアによってはレギオンとも訳される。プロフェッサー・Xとガブリエル・ハラーの子供。テレパシー、サイコキネシス、パイロキネシス、時空改変などの様々な能力を持ち、オメガレベルの強力なパワーを誇る。多重人格者で、彼の心の中には数百人規模の人格が存在し、増え続けている。 マロウ(Marrow) 本名:サラ ニューヨークの地下に放置された防空壕で生活するはぐれミュータントの一族・モーロックスの第二世代のメンバー。全身の骨が増殖を続けており、体表に突出している。それをはがして槍や斧のように扱ったり、投げナイフのように飛ばしたりもする。骨を抜くと、すぐに新しい骨が生え変わるが、その時には激しい痛みを伴う。両親はともにミュータントであり、人類から迫害を受けモーロックスとなりマロウを産んだ。マローダーズの襲撃によって幼くして両親を失ったマロウは、生き残ったわずかなメンバーとともにヒルと呼ばれる異次元へ行き、ミハイル・ラスプーチンによる反人類の教育を受けた。ヒルはアース616より時間の流れが早いため、わずかな時間を経て成人となって戻ってきた。人類を抹殺するテロ集団ジーン・ネーションのリーダーとなったマロウは仲間達を率いて行動を起こすが、ストームに止められた。ストームはやむなくマロウの心臓を貫いたが、マロウの心臓は左右の胸に一つずつあったため生き延びた。マロウが実の母のように慕うカリストは、マロウに復讐をやめさせるためX-MENに預けることにした。 自身の能力の影響による外見にコンプレックスを持っていて、そのせいで精神的に不安定な一面がある。和解の会談の際には大暴れし、多数の死傷者を出す事件を引き起したこともある。X-MENではウルヴァリンに教えを受けていた。X-MENとして活動を続けていくうちに人類への敵意は無くなっていき、感情をコントロールする術を身に着けていった。また全身から突き出ていた骨をドレスのように装飾するなど、能力も次第に扱えるようになった。しかし、最終的にはX-MENを離脱しモーロックスに帰っていった。 X-MEN在籍中にガンビットやコロッサスに思いを寄せたことがある。 『X-メン:エボリューション』にはほぼ同様の能力を持つキャラクター(スパイク)がおり、映画にはスパイクが登場する。 キャリバン(Caliban) 訳によってカリバンとも。ミュータントを感知する能力を持つ。名前は彼をグロテスクに思った父親がシェイクスピアの『テンペスト』に登場する怪物の名前から命名した。モーロックス結成からのメンバーで能力を使って、メンバーを集めることに一役買った。その後、アポカリプスによってフォー・ホースメンのデスとなるが、洗脳が解けXフォースの一員として活躍した。後にフォー・ホースメンのペスティレンスにされており、二度の改造によって新たに驚異的な格闘能力と他人の恐怖を増幅させて周囲に投影させるという能力を身につけている。 ストロングガイ(Strong Guy) 本名:グイド・カロッセラ キネティック・エネルギーを吸収して、格闘力に変換するミュータント。能力の影響で、非常に大きな体になってしまった。赤く丸いサングラスを愛用している。かつてはライラ・チェイニーのボディ・ガードをしていた。 ビショップ(Bishop) フルネーム:ルーカス・ビショップ 未来からやってきたミュータント。エネルギーの種類を問わず吸収して反射する能力を持つ。未来では警察組織X.S.E(X-Treme Sanctions Executive)に所属しており、レーザーやプラズマを放出する武器を身につけている。顔に刻まれた「M」の文字は、強制収容所で付けられたミュータントを表す差別的な入れ墨である。逃走中の凶悪な犯罪者トレバー・フィッツロイを追って過去へとやってきた。未来では、一人の裏切り者によってX-メンが全滅しており、未来を変えるためトレバー・フィッツロイを倒した後も現代に留まった。当初は未来においてただ一人生存し、何も語ろうとしなかったガンビットを裏切り者だと疑っていたが、『オンスロート』後はチームを組む仲にまでなった。未来で英雄的存在であるX-メンを尊敬しており、自らもその一員になれたことを誇りに思っている。 ジョセフ(Joseph) アストラによって作られたマグニートーのクローン。体つきは若く、磁力を操る能力を持つ。マグニートーが抱える負の感情が無く、正義感溢れる性格。復活したマグニートーと戦い、記憶を喪失した後に孤児院で暮らしていたがミュータント能力の発現によって孤児院を去り、恵まれし子らの学園へと身を寄せる。知り合ったローグと親しくなり、オンスロートとの戦いにもマグニートーとして参加した。その後、アストラによって真実を知り、人類を粛清しようとするマグニートーの暴挙を身を挺して防ぎ死亡した。 その後、アストラによって蘇生され、X-MENとなったマグニートーと再び戦い死亡する。 エマ・フロスト(Emma Frost) 優秀なテレパス。かつてはX-メンの宿敵だった「ヘルファイア・クラブ」の幹部の一人「ホワイトクイーン」を名乗る悪女だったが、優秀な教育者としての面もあり、年少ミュータントチーム「ヘリオンズ」を率いていた。ヘリオンズが全滅して自身も昏睡状態になった際にプロフェッサーXのテレパシー治療を受けX-MENと和解。元X-MENのバンシーと共に新たに結成されたX-MEN予備軍「ジェネレーションX」の教師をすることになる。ジェネレーションXの解散後は、紆余曲折を経てX-MENメンバーとなり、戦いの中で新たに身体を強固な生体ダイヤモンドに変える能力を発現。 ジーン・グレイの死後はサイクロップスの恋人としてチームのサブリーダーとなる。元ヴィランのため、目的のためには手段を選ばない傾向があり、他のメンバーから反発を受けることがある。 X-マン(X-Man) 本名:ナサニエル・"ネイト"・グレイ 『エイジ・オブ・アポカリプス』の世界で、シニスターがアポカリプスを倒すために作り出したミュータント。ジーン・グレイとサイクロップスの遺伝子から生まれており、別世界のケーブルともいえる存在。テレキネシスとテレパシーを操り、フェニックス・フォースに匹敵するオメガレベルのパワーを誇る。名前はシニスターの本名と、ジーン・グレイからそれぞれ取られている。またコードネームのX-マンは元々はX-メンの個人称として用いられていた。 父とも呼べるサイクロップスの手助けされてシニスターの手から逃れ、フォージに保護され特訓を受けた。シニスターは一連の逃亡を知りつつも、アポカリプスへの反逆が明るみに出ることを良しとせず見逃した。3年の期間を経て、サイオニックパワーを自在に操るようになると、シニスターに再び目をつけられ、養父フォージを殺されてしまう。ネイトは父の仇を討ち、さらにアポカリプスの配下のホロコーストと戦うが、戦いの最中にエムクランクリスタルの波動に流され、アース616にやってきた。自分の生まれた世界が消失してしまったため、アース616でX-メンとして活動していくことになった。 X-23(X-23) 本名:ローラ・キニー ウエポンX計画によってウルヴァリンの遺伝子から作り出された女性型クローン。ウルヴァリンと同様のヒーリングファクターとアダマンチウム製の爪を両腕に2本と両爪先に1本ずつ持つ。元はテレビアニメ『X-メン:エボリューション』のオリジナルキャラクターだったが、原作でも登場。 アーマー(Armor) 本名:ヒサコ・イチキ(ヴィレッジブックス版では一木久子、マッドハウス版アニメでは市来久子) プロフェッサーX不在時にサイクロップスによって再開された「恵まれし子らの学園」の生徒として世界中から集まったティーンエイジャーミュータントの一人。日本人の少女で、全身をサイキックパワーで生み出した半透明のロボットのような装甲で覆い、高い防御力と怪力を発揮する。当初はただの生徒だったが、正規のX-MENメンバーへと抜擢される。 サージ(Surge) 本名:ノリコ・アシダ あらゆる電気を吸収・放電する能力を持つ青い髪の日本人少女。能力を制御するためにガントレットを装備している。2000年代には若手ミュータントによって結成されたNew X-Menのリーダーだった。 マシュー・マロイ プロフェッサー・Xが存在を隠していたミュータント。テレパシー、テレポート、肉体の再生、異世界のエネルギーを集め放出する能力を持ち、そのパワーはオメガレベルに達する。 能力が上手くコントロールできないため、プロフェッサー・Xが監視下に置いて保護していたが、彼の死をきっかけに能力が暴走してX-MENを次々に殺害してしまう。生き残ったテンパスが時空改変を起こし、存在ごと抹消された。 テンパス(Tempus) 本名:エヴァ・ベル チャールズ・エグゼビア学園の生徒だった十代のミュータント。タイム・バブルという球体で覆った空間の時間をコントロールする能力を持つ。能力を行使してタイムトラベルまで行えるが、そのことはごく少数にしか打ち明けていない。 タイムトラベル能力が暴走し、未来や過去を行き来していたことがあり、未来では結婚して子どもまで出来ていた。マシュー・マロイが学園を壊滅させた際に、タイムトラベルを使って過去へ戻り、当時のプロフェッサー・Xに助力を乞い、マロイの両親を出会いを妨害し出生ごとなかったことにした。
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