ジュビリー
jubilee
「jubilee」とは、記念祭や祝典などのことを意味する表現である。
「jubilee」とは・「jubilee」の意味
「jubilee」は、25年周年や50年周年などの記念祭・祝祭・祝典・ヨベルの年・歓喜などを意味する英単語である。可算名詞として使う場合、複数形は「jubilees」となる。「jubilee」の発音・読み方
「jubilee」の発音記号は、「dʒúːbəlìː」である。カタカナで表記する場合は、「ジュビリー」となることが多い。ただ実際に発音する場合は、「ヂューバァリィー」に近い音となる。「dʒ」は、唇を前に出し息だけで発音する。「uː」は、唇を丸く前に出し「ウー」と音を伸ばす。「b」は、口閉じ息を止めた状態から唇を破裂させるようにして音を出す。「ə」は、口を小さく開け弱めに「ア」と言う。「l」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけたまま、舌の両側から「ウ」と「ル」を同時に言うイメージで発音する。「iː」は、口を横に小さく開いて「イー」と音を伸ばす。「jubilee」の語源・由来
「jubilee」は、ヘブライ語の「ヨベル」が語源だといわれている。ヘブライ語では雄羊の角のことを「ヨベル」といい、雄羊の角笛を吹く特別な年のことを「ヨベルの年」という。この「ヨベル」がラテン語化を経て英語の「jubilee」になったとされている。「jubilee」と「anniversary」の違い
「jubilee」が、25周年や50周年の記念祭や祝典の意味で使われるのに対し、「anniversary」は、以前のある時に何か特別なまたは重要なことが起こった日のことを意味する。例えば、開店10周年のことを「10th anniversary of the shop opening」や、結婚5周年のことを「5th wedding anniversary」ということができる。さらに、6か月記念には「6 months anniversary」、300回記念には「The three hundredth anniversary」などと使われ、1年経っていない場合でも使われることがある。また、「anniversary」は祝い事以外にも、命日や事故・震災・戦争などから何年たったという意味でも使われる。例えば、「the anniversary of an ancestors death」と使うと、祖先の命日という意味になる。「anniversary」は「jubilee」と比べて、幅広い場面で使える単語なのである。
「jubilee」を含む様々な用語の解説
「Silver jubilee」とは
「Silver jubilee」とは、「25周年の祝祭」のことである。「Silver jubilee」に続いて、40周年は「Ruby jubilee」、50周年は「Golden jubilee」、60周年は「Diamond jubilee」、65周年は「Sapphire jubilee」、70周年は「Platinum jubilee」という。
特に、イギリスは国をあげて盛大に「jubilee」を行う国であり、節目の年には君主の生涯とその治世を祝ってきた。また長い歴史の中でも、イギリスで「Platinum jubilee」を祝賀された君主は、エリザベス女王だけである。エリザベス女王は、1926年に生まれ1952年25歳で女王に即位した。そして、1977年に「Silver jubilee」、1992年に「Ruby jubilee」、2002年に「Golden jubilee」、2012年「Diamond jubilee」、2017年に「Sapphire jubilee」、2022年に「Platinum jubilee」を行い、イギリス国民に限らず世界中の人々から祝福された。
エリザベス女王の「Silver jubilee」は戦後初の「jubilee」で、イギリス全土を訪問する大規模なツアーが行われた。祝祭の様子はテレビで世界中に放送され、世界中の人々がイギリスの祝祭に注目した。さらに、エリザベス女王の「Silver jubilee」記念し、ロンドン地下鉄のフリート線が「ジュビリー線」に改名された。
「JUBILEE(ブランド名)」とは
「JUBILEE(ブランド名)」とは、大阪府大阪市中央区に店舗を構えるブランド時計専門店のことである。1995年より営業を開始していて、新品や中古品の時計を常に1000本以上ストックしている関西最大規模の時計専門店だ。日本に限らず世界の高級ブランド時計を取り扱っていて、買取も行っている。
「jubilee」の使い方・例文
・Queen Elizabeth II's platinum jubilee began in the UK.(イギリスでエリザベス女王のプラチナジュビリーが始まった。)・What is the diamond jubilee?(ダイヤモンドジュビリーとは何ですか。)
・We are seeing the platinum Jubilee of Elizabeth II on TV.(私たちはテレビでエリザベス2世のプラチナジュビリーを見ている。)
・I attend the golden jubilee yesterday.(私は昨日ゴールデンジュビリーに出席した。)
・We celebrated the platinum Jubilee of Elizabeth II.(私たちはエリザベス2世のプラチナジュビリーを行った。)
・The ruby jubilee's next is the golden jubilee.(ルビージュビリーの次は、ゴールデンジュビリーである。)
jubilee
「jubilee」とは、「25周年記念」や「50周年記念」といった節目の年のこと、および、その節目を祝う祝典・記念祭のことを意味する表現である。
「jubilee」は英語の単語(名詞)であり、もともとは旧約聖書(「ヨベル書」の「ヨベル」)に基づく名称である。ユダヤ教では50年ごと、カトリックでは25年ごとに節目の年を迎えるとされており、これを「ヨベルの年(jubilee)」という。転じて、25年、50年、あるいは60年といった節目の年を「jubilee」というようになった。
jubilee(ジュビリー)は年数に応じて、「シルバージュビリー」「ゴールデンジュビリー」「ダイヤモンドジュエリー」という風に、宝石・貴金属などの名称で呼び分けられる。
いわゆる結婚記念日の「銀婚式(25年目)」「金婚式(50年目)」「ダイヤモンド婚式(60年目)」といった呼び名も、この jubilee(ジュビリー)の数え方に倣ったものである。
イギリスなどの王室では国王の在位記念式典を「シルバージュビリー」「ゴールデンジュビリー」などの呼び名で呼ぶことが多い。イギリス国王エリザベス2世は2022年にプラチナジュビリー(在位70年記念)を迎えて大いに話題となった。
ジュビリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:09 UTC 版)
ジュビリー(英: Jubilee)は、『レビ記』の第25章でヨベルの年として記され、ユダヤ教で50年に1度の周期で祝賀が行われることに基づく、25または50年に1度の周期で行われる記念日・祝祭または祝年を意味する。結婚25年に祝われるシルバー・ジュビリー(銀婚式)、50年のゴールデン・ジュビリー(金婚式)もこれに由来する。
- 1 ジュビリーとは
- 2 ジュビリーの概要
ジュビリー(Jubilee Cars)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 21:53 UTC 版)
「バルーン (路面電車車両)」の記事における「ジュビリー(Jubilee Cars)」の解説
人員削減と乗客増加を目的に、ブラックプール・トラムでワンマン運転が開始されるにあたり、バルーントラムのうち長期に渡って運用を離脱していた2両(714、725)を改造する形で導入された形式。車体はそれまでの流線形から、バスに類似した直方体状の新造車体に交換され、車体長が延長された事に伴い台枠も延長および強化がなされた。ワンマン運転に対応するため乗降扉の位置も変更され、1979年に改造された761(←725)は側面左端に移設された一方、1982年に改造された762(←714)は乗客の流動性を向上させる目的から中央部にも扉が増設された。階段の位置は運転台後方に移された。 冬季はワンマン運転を実施した一方、利用客が多い夏季は1人の車掌が乗務したが、2人の車掌が必要な"バルーン"と比較すると大幅な人件費削減に繋がった。2001年から2002年にかけては内装や照明を中心としたリニューアル工事も実施された。ただし改造にかかる時間と費用の問題から、これ以上の増備はなされなかった。フレキシティ2の導入に先立つ2011年11月に営業運転から引退して以降も両車とも現存しており、うち761は国立路面電車博物館で保存されている。 製造時の761(1980年撮影) 製造時の762(1994年撮影)
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ジュビリー (Jubilee)
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「ヘンリー・セルマー・パリ」の記事における「ジュビリー (Jubilee)」の解説
2010年、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンのスーパー・アクション80 シリーズ2、シリーズ3にマイナーチェンジが実施され、セルマー創業125年にちなみジュビリー(祝祭)と命名された。主な変更点は、全機種において標準のゴールドラッカーがテナーサックスのリファレンス36と同じ(アンティーク)ゴールドラッカーに変更、各部管を繋ぐジョイントリングがヘンリー・セルマーのサイン刻印入りになり、アルト、テナーはネックのオクターブキー形状と上部にあるSのロゴがリファインされた。当初はアルトとテナーのみ新規マウスピースS125が付属した。彫刻はモデル22のものを基にした新たなデザインとなり、レーザー加工により彫金されている。手彫りのざらつきがなく、滑らかで細かい線が特徴。なおリファレンスは従来からの手彫り彫刻が続いている。
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ジュビリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 16:56 UTC 版)
「ジェネレーションX (マーベル・コミック)」の記事における「ジュビリー」の解説
ジュビリーはロバート・カークマンがライターをつとめる彼女自身のシリーズを(短期間ながら)持った。このシリーズは継続を意図されていたが、マーベル・コミックはこれを遡ってミニシリーズと位置づけ直し、6号で打ち切った。 ジュビリーは未だに能力を失ったままだが、「ウルヴァリン:オリジン」に登場した。彼女がこのタイトルで今後活躍するのかは不明だが、マーベルのチーフエディター・ジョー・ケサーダは彼女の未来は明るいとしている。
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