2代・京阪電気鉄道
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1949年(昭和24年)12月1日:京阪神急行電鉄より、京阪本線・交野線・宇治線・京津線・石山坂本線の各路線が分離譲渡される形で京阪電気鉄道株式会社(2代)が発足。京阪神急行電鉄副社長の村岡四郎が社長に就任。 1950年(昭和25年)9月1日:京阪本線の天満橋駅 - 三条駅間に特急の運行を開始。所要時間53分。 10月11日:宇治川の志津川発電所への資材運搬軽便鉄道を利用して天ヶ瀬 - 大峯間3.2kmに「おとぎ電車」が開業(遊戯施設の扱い)。 11月16日:子会社として京阪国際観光自動車設立(資本金800万円・1998年6月30日会社解散)。 1951年(昭和26年)3月30日:特急専用車1700系10両を新造。特急電車の「マンダリン・オレンジ」と「カーマイン・レッド」のツートンカラーがこの車両から始まる。 12月22日:琵琶湖汽船とタイアップ、天満橋駅 - 浜大津駅間に直通スキー列車を運転開始(浜大津で湖北地方のマキノ行きの船に連絡)。 1952年(昭和27年)4月1日:日本初のスーパーマーケットとなる京阪スーパーマーケットを京阪本線の旧京橋駅構内に開店。 7月11日:子会社として大阪京阪タクシーを設立。 7月17日:特急列車の先頭エンブレム(鳩マーク)の使用を開始。 1953年(昭和28年)7月10日:若狭湾観光が設立(1962年に京阪の出資を受け傘下となり、2003年6月に株式売却により京阪グループより離脱)。 7月22日:1800系特急用電車2両を新造。 9月25日:台風13号で京都府南部に被災。宇治川の堤防決壊・山科川への逆流などで京阪線・宇治線・おとぎ電車で浸水・築堤倒壊・路盤流失など大きな被害を受けた(京阪線・宇治線は同年10月1日仮復旧、おとぎ電車は翌年3月末に復旧)。 1954年(昭和29年)9月3日:京阪線の特急でテレビを設置したテレビカーの運行を開始。 10月1日:奈良電気鉄道京都駅から丹波橋駅経由で枚方公園駅まで臨時急行「ひらかた号」が運転。 11月18日:子会社として滋賀京阪タクシーを設立。 1955年(昭和30年)6月25日:京阪線天満橋駅 - 塩小路駅間の貨物営業を廃止、塩小路貨物駅も廃止。 12月3日:鋼索線 八幡市駅 - 男山山上駅間開業。 12月23日:子会社として、ひらかた園芸企画(現・京阪園芸)設立、資本金100万円。 1956年(昭和31年)1月10日:線路名称制定。 6月20日:日本初の電車用空気ばね台車「KS-50」を1759号に取り付け試運転開始。 1957年(昭和32年)3月9日:「KS-50」台車を1885号に付け換えて営業運転開始(後に寝屋川車庫と、大阪市の弁天町駅にあった交通科学博物館に1台ずつ保存・展示)。 3月27日:子会社として樟葉パブリック・ゴルフ・コース設立(資本金800万円・同年9月1日営業開始)。 12月31日:京阪線と鋼索線で大晦日の終夜運転を開始。 1958年(昭和33年)2月7日:子会社として京阪土地興業(現・京阪産業)を設立。 3月19日:子会社として比叡山自動車道を設立(資本金8000万円、4月19日に営業開始)。 12月1日:寝屋川車庫の使用を開始。 1959年(昭和34年)6月25日:宇治田原自動車に出資、京阪宇治交通に社名変更のうえ子会社化(2006年3月末に京阪バスに合併)。 8月6日:日本初の平坦線回生ブレーキを常用した2000系電車の運用を開始。 1960年(昭和35年)5月31日:「おとぎ電車」休止、廃線跡のほとんどは大峰ダムとともに天ヶ瀬ダム湖に沈む。 8月15日:南日本航空(現・かんこう)に出資、関西航空に改称のうえ子会社化(1976年に関西航空測量と改称) 1961年(昭和36年)7月:江若鉄道(現・江若交通)に出資して子会社化。 8月12日:京津線で各停用回生ブレーキ車80型の使用を開始。 1962年(昭和37年)4月27日:奈良電気鉄道の株式を近畿日本鉄道(近鉄)へ譲渡。 5月17日:天満橋に本社ビルが竣工し、業務開始。 7月31日:京福電気鉄道の発行済み株式の37.9パーセントを取得して子会社化。 12月22日:京阪最初の自動券売機を京橋・天満橋の両駅に設置。 1963年(昭和38年)4月15日:京阪本線淀屋橋駅 - 天満橋駅間の地下新線が延伸開業。同時に、駅名標を「天滿橋」→「天満橋」、「三條」→「三条」のように、旧字体から新字体に変更。 7月9日:子会社として敦賀京阪タクシー(現・敦賀第一交通)を設立。 9月16日:子会社として京阪レストラン設立(10月1日営業開始)。 11月29日:京阪電鉄初の不動産賃貸ビル、京阪淀屋橋ビル竣工。 1964年(昭和39年)3月12日:子会社としてケーテー自動車工業設立。 5月8日:子会社として京阪ビルディング設立(2009年10月1日付で京阪電鉄本体に吸収合併)。 7月7日:日本初の駅冷房を京阪本線の淀屋橋駅で開始。 7月20日:子会社として宇治パワーステションサービスを「天ヶ瀬ダム周辺の観光開発」を目的に京阪電鉄70%、関西電力30%の出資で設立。1987年に会社解散。 1965年(昭和40年)4月21日:ダイヤ改正。朝ラッシュ時に宇治駅発三条駅行の直通急行を新設。 1966年(昭和41年)4月23日:「京阪レークセンター」竣工。 8月3日:蒲生信号所前で列車追突事故が発生。これをきっかけに自動列車停止装置 (ATS) 導入が決まる。 10月8日:子会社として宇治京阪タクシーを設立。京阪宇治交通よりタクシー部門を譲受、1967年1月1日より営業開始。 1967年(昭和42年)6月15日:日本初の官民一体型のニュータウン「くずはローズタウン」造成工事起工式。 8月1日:淀屋橋駅 - 大和田駅間(複々線区間の緩行線を除く)にATSの地上設備を設置完了、特急列車のATS使用開始。関西私鉄初ATS設置運用開始。以後9月28日にまでに京阪本線の全区間にATSの地上設備の設置を完了した。 1968年(昭和43年)1月29日:宇治線ATS使用開始。 7月16日:交野線ATS使用開始。 9月12日:京阪本線全列車にATS車上装置を搭載完了。 12月20日:近鉄京都線(旧奈良電気鉄道)との相互乗り入れを廃止。 1969年(昭和44年)11月17日:電子計算機を導入し、稼動開始。 11月30日:京橋駅が移転高架化。 1970年(昭和45年)4月15日:京橋駅ビルに京阪ショッピングモール(現・京阪モール)が開業。 5月15日:通勤冷房車(2400系)の営業運転での冷房装置使用開始。 11月1日:京阪本線の天満橋駅 - 野江駅間を複々線化。 12月22日:日本初の5ドア車両5000系が竣工。京阪電鉄初のアルミ車両。 1971年(昭和46年)3月6日:男子寮「黎明寮」竣工。 7月1日:京阪電鉄初の冷房付き特急専用車3000系(初代)の運用を開始。 1972年(昭和47年)2月2日:寝屋川車両工場竣工。守口車両工場・守口車庫廃止。 4月1日:樟葉駅前にくずはモール街が開業。 7月1日:鴨川電気鉄道株式会社設立。 1973年(昭和48年)3月24日: 京阪レンタサイクル開業(三条、嵐山、宇治、浜大津、京都パレスサイドホテルに営業所開設)。 4月2日:子会社として株式会社大山レークホテル設立(1999年10月1日付でホテル京阪に吸収合併)。 1974年(昭和49年)2月25日:鴨川電気鉄道が鴨東線の地方鉄道敷設免許取得。 8月3日:びわこローズタウンの第一期分譲を開始(向陽地区50区画)。 1975年(昭和50年)5月28日:村岡四郎社長死去(6月6日に青木精太郎が社長に就任)。 7月1日:社員に対して週休2日制を実施。 11月15日: 全車両に「優先座席」を設定。 1976年(昭和51年)3月: 駅置きの月刊広報誌『くらしの中の京阪』創刊(2000年4月より『K PRESS』に統合)。 9月12日: 京阪本線の守口市駅 - 門真市駅間高架複々線化。 11月20日:京阪で初めて駅に点字ブロックを設置(香里園駅)。以後、各駅に順次設置へ。 1977年(昭和52年)9月1日:子会社としてホテル京阪設立(資本金5000万円)。 11月22日:取締役会で株式配当を年1回から年2回することを決議。 1978年(昭和53年)3月1日:子会社として京阪ビルサービス(現・京阪カインド)を資本金300万円で設立。 3月30日:京阪電鉄初の分譲マンション「ローズマンション藤森」(戸数225)が竣工。 3月31日:第1回物上担保附1号転換社債50億円発行。 7月30日:京阪本線の門真市駅 - 寝屋川信号所間の高架複線を使用開始。 8月8日:2600系電車が運用を開始。 9月1日:社員に対して給与振り込み制度を実施。 1979年(昭和54年)1月20日:主要12駅に京阪電鉄初の点字運賃表を設置。 6月20日:第2回物上担保附1号転換社債50億円発行。 8月10日:子会社として京阪建設設立(2008年3月末に京阪エンジニアリングサービスへ合併)。 1980年(昭和55年)2月20日:磯島曲線(枚方市駅 - 御殿山駅間)で京都行急行電車が置き石により脱線、転覆する事故が発生(京阪電気鉄道置石脱線事故)。 3月16日:京阪本線の土居 - 寝屋川信号所間が高架複々線化。京阪本線の天満橋 - 寝屋川信号所間12.6kmが私鉄最長(当時)の複々線区間となる。淀車庫竣工、深草車庫廃止。 3月23日:ダイヤ改正で土曜ダイヤを日本で初めて導入。 5月28日:最初の『京阪時刻表』を刊行。 1981年(昭和56年)4月12日:京津線と石山坂本線の浜大津駅駅舎を統合。 12月16日:季刊広報誌『グラフ京阪』創刊。 1982年(昭和57年)3月29日:京阪本線の土居駅 - 寝屋川信号所間が高架複々線化工事竣工。淀屋橋駅 - 寝屋川信号所間14.1kmの立体交差化が完了。 4月1日:適格退職年金制度と社員持ち株制度を導入。 1983年(昭和58年)3月17日:6000系電車の運用を開始。 4月15日:株式会社京阪百貨店設立。 10月1日:大阪水上バス営業開始(同年8月11日に会社設立)。 12月4日:京阪本線・宇治線・交野線の架線電圧を直流600Vから1500Vに昇圧。 1984年(昭和59年)4月1日:京津線ATS設置完了。 6月27日:京阪線で弱冷房車を導入。 7月29日:6000系が鉄道友の会よりローレル賞を京阪電鉄で初めて受賞。 11月12日:子会社として京阪エンジニアリング設立(資本金1千万円)。 1985年(昭和60年)4月22日:京阪本線の淀屋橋駅 - 樟葉駅間で朝夕ラッシュ時に8両編成の急行列車を運転開始。 4月25日:子会社の若狭湾観光が福井県小浜市に「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」を開業。 9月18日:社員女子寮「こがね寮」廃止 10月12日:守口市駅前(旧守口車庫跡地)に京阪百貨店が開業。 1986年(昭和61年)4月1日:第4回物上担保附1号転換社債50億円発行。 12月1日:全駅で朝夕ラッシュ時に「禁煙タイム」を実施。 1987年(昭和62年)2月26日:第1回米ドル建てワラント債7000万ドルを発行。 3月9日:資本金200億円を突破。 5月24日:京阪本線の東福寺駅 - 三条駅間が地下化(総工費580億円)。 12月10日:京阪線で自律分散式列車運行管理システム (ADEC) の使用を全面的に開始。 1988年(昭和63年)4月1日:京阪社員へ完全週休2日制を実施。 4月11日:子会社の京阪フィッシャーマンズ・ワーフ(1987年8月20日設立)が香川県坂出市与島に「瀬戸大橋京阪フィッシャーマンズ・ワーフ」を開業。 5月18日:第2回米ドル建てワラント債、1億5000万ドルを発行。 7月16日:京阪社員の保養所「京阪つるが荘」開設。 9月1日:地下線の7駅が終日禁煙化。 10月1日:株式事業を三井信託銀行(現・三井住友信託銀行)へ委託。 10月11日:資本金300億円を突破。 1989年(平成元年)4月1日:鴨川電気鉄道株式会社を合併。京阪線の車両冷房化率100%達成。 7月4日:電力指令所の更新工事が竣工。 9月4日:京阪初のVVVFインバーター制御電車7000系竣工、同月11日より運行開始。 9月27日:鴨東線完成に併せたダイヤ改正で京阪線の特急が全て7両編成化(3000系の一部の6両編成に新特急車8000系中間車を組み込む)。 10月1日:プリペイドカード「Kカード」の発売を開始。 10月5日:鴨川電気鉄道からの継承事業であった鴨東線の三条駅 - 出町柳駅間開業(総工費650億円)。8000系特急用電車運用開始。 1990年(平成2年)3月23日:資本金が400億円を超える。 4月1日:運輸関係従事者の制服制帽を更新。 6月20日:回数乗車券を磁気カード化した「Kカード回数券」発売。 1991年(平成3年)7月22日:本社機能を大阪ビジネスパークの「クリスタルタワー」へ移転、業務開始。 11月29日:京福電気鉄道の100%出資子会社であった叡山電鉄の増資分を出資。株式の60%を取得して筆頭株主となる。 12月1日:知的障害者旅客運賃割引の取り扱い開始。 1992年(平成4年)2月15日:七条駅 - 出町柳駅の「京都地下駅の色彩計画」が、第7回「公共の色彩賞-環境色彩10選」に選ばれる(主催「公共の色彩を考える会」(財)日本色彩研究所。表彰状のレプリカが三条駅コンコースに設置されている)。 5月12日:京阪東ローズタウン街開き。 11月5日:第1回スイスフラン建てワラント債、1億スイスフランを発行。 1993年(平成5年)2月22日:ユーロ建て普通社債を発行。 7月1日:会社組織改編。運輸、まちづくり、流通、ビジターの4つの事業本部制を導入。 1994年(平成6年)5月1日:全駅で喫煙所を除き、全面禁煙化。 6月13日:黎明寮(男子寮)全面改修竣工。 1995年(平成7年)1月17日:阪神・淡路大震災が発生。目立った被害がなかったため午前8時頃から運転を再開。なおこの震災を契機に様々な地震対策や設備の耐震補強が行われる。 9月1日:時差割引回数券(オフピークチケット)と土曜休日割引回数券(サンキューチケット)の発売開始。 11月1日:Kカード回数券で自動改札を利用可能にすると同時に指定駅のみに認められていた途中下車制度を廃止。 12月25日:京阪線の特急専用車に2階建車両を連結開始。 1996年(平成8年)2月21日:長期経営計画『ACT21』策定。 3月28日:京阪線に地震計測・制御システム導入。 9月12日:資本金500億円突破。 10月1日:宇治駅が京阪初のグッドデザイン賞を受賞。 1997年(平成9年)4月1日:京阪線の駅構内でワゴン販売「プラットボーイ」を開始(同年10月1日にグッドデザイン賞選定)。 4月21日:コンビニエンスストア「アンスリー」1号店が樟葉駅構内に開業。 7月31日:芙蓉寮(香里女子寮)を廃止。 9月30日:石山坂本線の穴太駅 - 坂本駅間が複線化され、鋼索線を除く鉄・軌道線全線の複線化を達成(一部は複々線)。 10月12日:京都市営地下鉄東西線の開通に伴い京津線の京津三条駅 - 御陵駅間を廃止。京都市営地下鉄東西線御陵駅 - 京都市役所前駅間に乗り入れ開始。それに伴い乗り入れ対応車800系電車の運行開始。大津線の架線電圧を直流600Vから1500Vに昇圧。「京阪電車の冷房車率100%」と「大津線電車の回生ブレーキ車率100%」を達成(大津線に在籍していた非冷房車および吊り掛け駆動車両の全廃によるもの)。 1998年(平成10年)4月1日:ボランティア休暇制度を新設。 4月29日:京阪線の特急専用車への2階建車両連結と8両編成化を完了。 10月1日:浜大津アーカスグランドオープン。 1999年(平成11年)4月1日:京阪線(鴨東線・宇治線・交野線も含む)でスルッとKANSAI共通磁気カードシステムを導入し、「スルッとKANSAI Kカード」の発売を開始。 10月23日:けいはんな公園都市の街開き。 12月3日:子会社として京阪エバーナイス社設立。 2000年(平成12年)4月1日:開業90周年記念乗車券を発売。 4月3日:子会社として京阪ザ・ストア・京阪レジャーサービス設立 6月21日:子会社として京阪電鉄不動産株式会社設立(10月1日付で「まちづくり事業本部」を京阪電鉄不動産へ移管)。 7月24日:本社事務所をOMMビルに移転し、業務開始。 9月19日:「第1回近畿の駅百選」に宇治駅と坂本駅が認定。 9月22日:「ひらかたパーク」がISO14001の認証を受ける(遊園地として日本初)。 2001年(平成13年)3月23日:取締役会で中之島新線の建設事業着手を決定。 5月9日:鋼索線 初代車両が運行終了。 7月11日:鋼索線 2代目車両が運行開始。 8月31日:個人向け社債(愛称「おけいはんボンド」)100億円を発行。 9月21日:「第2回近畿の駅百選」に萱島駅と枚方市駅が認定。 2002年(平成14年)2月19日:『京阪グループ新生計画Re Born21』を発表。同年7月1日計画推進のために組織改正して事業本部制を廃止。 3月1日:京津線にも「スルッとKANSAI」システムを導入。 3月29日:京福電気鉄道より叡山電鉄の全株式を取得して完全子会社とする。 4月15日:交野線・宇治線で10000系電車の運用を開始。 6月3日:子会社として京阪ライフサポート設立(10月1日京阪宇治交サービスより営業譲受)。 6月15日:使用済み乗車券をリサイクルして作ったお香「チケット セラピー」発売。 11月30日:京津線全列車ワンマン運転化。 2003年(平成15年)3月31日:子会社である京阪フィッシャーマンズ・ワーフの全株式を売却。「瀬戸大橋京阪フィッシャーマンズ・ワーフ」の運営より撤退。 5月28日:中之島新線起工式。 10月4日:石山坂本線の全列車をワンマン運転化。 2004年(平成16年)3月15日:鉄道会社では日本初となる「ISO14001」認証を会社全体で取得。 4月 : 京都銀行との共同事業「スーテーションATM『エキバンク』」をスタート。淀屋橋・天満橋・京橋・門真市・寝屋川市・枚方市の6駅に京都銀行のATMを設置。 6月18日:子会社である若狭湾観光の全株式を売却、若狭湾での観光船事業「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」の運営より撤退。 8月1日:スルッとKANSAI共通ICカードシステムPiTaPa導入(ただし、この時点では大津線には導入されず。また鋼索線は導入対象外)し、「e-kenet PiTaPa」発行。 2005年(平成17年)4月1日:比叡山自動車道より「ガーデンミュージアム比叡」の施設を購入、比叡山自動車道へ貸し出す。 12月4日:ひらかた大菊人形の歴史に幕が下りる。 2006年(平成18年)1月21日:JR西日本のICカードICOCAの利用が可能に(他のPiTaPa導入各社も同時実施)。 3月22日:東京証券取引所第一部に上場。 2007年(平成19年)4月1日:大津線にもPiTaPaが導入(乗り入れ先の京都市交通局の地下鉄路線も同時導入)され、鋼索線を除く京阪全線でPiTaPaの使用が可能となった。 6月16日:全線に早期地震警報システム導入。 6月17日:京阪線の列車運行管理システム (ADEC) を更新。 9月22日:交野線でワンマン運転開始。 2008年(平成20年)1月16日:京都市営地下鉄東西線の路線延長により京津線の乗り入れ区間を京都市役所前駅から太秦天神川駅まで延長。 4月15日:新シンボルマークとスローガンを導入。 10月1日:子会社の株式会社京阪タクシーシステムズを吸収合併。 10月19日:中之島線 中之島駅 - 天満橋駅間が開業。3000系電車(2代)の運用を開始。 2009年(平成21年)3月30日:大手町北東急ビル(東京)を購入して「京阪大手町ビル」とし、首都圏での不動産賃貸を開始。 6月15日:3000系電車(2代)が鉄道友の会よりローレル賞を受賞(1984年の6000系以来2度目)。 8月26日:子会社である京阪福井国際カントリー株式会社(福井県あわら市)の全株式を売却し、運営より撤退。 10月1日:子会社の京阪ビルディングと京阪バスシステムズを吸収合併。 10月1日:3000系電車(2代)と中之島線の4駅(中之島駅、渡辺橋駅、大江橋駅、なにわ橋駅)がグッドデザイン賞を受賞。 12月15日:2010年5月から、JR西日本との間でICOCAによる連絡定期券の販売を、JR西日本の定期券販売箇所で発売し、2011年6月1日より、京阪線でのICOCAの販売および、京阪線のICOCA定期券(JRとの連絡定期券を含む)の販売を開始すると発表。 2010年(平成22年)4月15日:開業100周年を迎え、中之島線中之島駅で記念発車式挙行。 9月3日:近畿運輸局バリアフリー化推進功労者表彰を受賞。 10月1日:タクシー子会社4社(京阪タクシー、宇治京阪タクシー、大阪京阪タクシー、汽船タクシー)の全株式を第一交通産業(北九州市)に売却。京阪タクシーの100%子会社のトラベル京阪、滋賀京阪タクシー、敦賀京阪タクシーも京阪グループから離脱し、タクシー事業から撤退。 10月1日:京阪線で列車防護無線装置の使用開始。 2011年(平成23年)5月28日:淀駅の上り線が高架化。 6月1日:京阪線各駅でICOCA、およびICOCA定期券(京阪線内定期券、およびJR連絡定期券)を発売。 7月25日:経営破綻した林原グループから京都センチュリーホテルを譲受、10月13日株式交換により完全子会社化。 8月31日:社団法人海外鉄道技術協会・野村総合研究所との共同で応募した「ベトナムハノイ5号線整備事業準備調査」が採用され本契約成立。 10月22日:京阪線で臨時快速特急として京橋駅 - 七条駅間ノンストップのノンストップ京阪特急運行開始。同年12月4日まで運行。2012年春の運行から「洛楽」の愛称が付く。 2012年(平成24年)1月27日:イースタン興業の全株式を購入して子会社化。 4月14日:京阪線で13000系電車の運用を開始。 12月1日:近鉄のICOCAおよびICOCA定期券発売開始に伴い、京阪 - 近鉄の2社連絡・京阪 - JR西日本 - 近鉄の3社連絡(JRは発売せず)の各連絡定期券発売開始(SMART ICOCAはJR西日本のみ、KIPS ICOCAは近鉄のみ取扱い)。 2013年(平成25年)3月23日:Kitaca・Suica・PASMO・manaca・TOICA・nimoca・はやかけん・SUGOCAがIC乗車カード全国相互利用開始で利用可能になる。 3月31日:京阪線特急専用車8000系30番台(旧3000系)が運用終了。 4月:京阪線の全ての編成に列車防護無線装置の設置を完了。 6月:京阪線全車両の塗色変更が完了。 2014年(平成26年)3月12日:くずはモールの大規模リニューアル工事が完成。 10月1日:株式会社ビオ・マーケットを完全子会社化。株式会社京阪エンジニアリングサービスを分社化、社名を京阪ビルテクノサービス株式会社に変更。子会社として株式会社京阪エンジニアリングサービスを設立。 12月19日:淀屋橋駅と北浜駅にホーム異常通報装置が設置され、京阪の全駅にホーム異常通報装置が設置完了。 2015年(平成27年)4月1日:持株会社体制移行時に京阪電気鉄道の鉄軌道事業・レジャー事業を継承する子会社として京阪電気鉄道分割準備株式会社を設立。 5月29日:株式会社大阪マーチャンダイズ・マートを完全子会社化。 12月5日:京阪本線 深草駅(現・龍谷大前深草駅) - 三条駅間と鴨東線でK-ATS使用開始。 2016年(平成28年)3月19日:快速特急「洛楽」の定期運転開始。 3月24日:淀車庫遊休地に建設していた物流倉庫「京阪淀ロジスティックスヤード」が竣工、同年4月1日より日本通運・つばめ急便が使用開始。
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