トイカ【TOICA】
TOICA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 13:43 UTC 版)
TOICA(トイカ)は、東海旅客鉄道(JR東海)が発行し、JR東海・愛知環状鉄道が発売するサイバネ規格準拠のICカード乗車券である。「TOkai Ic CArd」(東海ICカード)の頭文字から命名され[1]、2006年7月28日にJR東海によって商標登録されている。
注釈
- ^ 2010年9月4日から11月7日まで開かれた「名古屋開府400年記念 名古屋市営地下鉄 JR東海 スタンプラリー」において、名古屋開府400年PRキャラ「はち丸」・名古屋市交通局のキャラクター「ハッチー」と一緒に登場したものの、その際の名称で「ひよこ」と紹介されたため、「ひよこ」が当該キャラの名称ではないという訂正用紙も一緒に配布されている。
- ^ TOICAと同じく、記名式の通常カードに関して、大人用を発行せず小児用カードのみ発行しているICOCAについては、小児用のカードも紛失再発行可能[4][5]。
- ^ 他の多くのカードとは異なり、大人用については記名式の通常カードが存在しないため、無記名カードに切り替えることとなる[8]。
- ^ ただしTOICAエリア外のため同駅での利用は不可。
- ^ 入場から出場までの時間が長くなると自動改札機では出場できなくなることがあり、その場合は有人改札口の利用となる。
- ^ JRグループのIC乗車カードでは唯一、クレジットカードでのチャージには一切対応していない。
- ^ これはmanacaエリアでも同様。Suica・PASMO・Kitacaエリアでは入場駅が属する事業者の初乗り運賃に満たない場合、ICOCAエリアでは残額が0円の場合、SUGOCA・nimoca・はやかけんエリアでは残額が10円未満の場合は入場できない。PiTaPaエリアでは事業者によって一部異なる場合がある。
- ^ TOICA券面には、サービス開始時に現行のカードをそのまま利用できるよう、諸法令に定める要件を具備させる文言(「このカードはTOICAの表示または当社が別に定めた表示のある店舗等においてもご利用いただけます。」)が券面に盛り込まれている。
出典
- ^ “TOICAとは? 種類”. 東海旅客鉄道. 2017年10月24日閲覧。
- ^ a b 「TOICA」の発行枚数が100万枚を突破しました!!- JR東海ニュースリリース 2010年10月12日付
- ^ “定例社長会見(平成19年12月・名古屋)”. 東海旅客鉄道 (2007年12月17日). 2007年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
- ^ “紛失再発行・ICOCA定期券とこどもICOCAの場合”. 西日本旅客鉄道. 2020年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
- ^ “ICカード乗車券取扱約款” (pdf). 西日本旅客鉄道 (2019年4月1日). 2019年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。 - 第23条第2項参照。
- ^ “TOICAの再発行”. 東海旅客鉄道. 2017年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
- ^ “東海旅客鉄道株式会社ICカード乗車券運送約款” (pdf). 東海旅客鉄道. 2020年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。 - 第26条、第38条参照。
- ^ “東海旅客鉄道株式会社ICカード乗車券運送約款” (pdf). 東海旅客鉄道. 2020年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。 - 第41条第2項参照。
- ^ a b “エクスプレス予約新サービス開始|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約”. expy.jp. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “「TOICA」1周年記念カードの発売について”. 東海旅客鉄道 (2007年10月17日). 2007年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
- ^ “TOICAサービスの静岡地区での開始について”. 東海旅客鉄道 (2007年12月17日). 2007年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
- ^ “ICサービスで都市間の移動がさらに便利に!”. 東海旅客鉄道 (2007年12月21日). 2007年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月4日閲覧。
- ^ “TOICAキャラクターデサインカード発売!”. 東海旅客鉄道 (2013年8月). 2023年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月24日閲覧。
- ^ “記念TOICAの発売方法等について” (PDF). 東海旅客鉄道 (2017年1月23日). 2017年4月16日閲覧。
- ^ a b c 『「TOICA」のサービス拡充について~2019年3月2日(土)からご利用エリアを拡大します!~』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2018年12月12日 。2018年12月13日閲覧。
- ^ a b c d 『在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について~2021年3月13日(土)からサービスを開始します!~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道株式会社・東海旅客鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社、2021年1月19日 。2021年1月19日閲覧。
- ^ “TOICA > 鉄道ご利用エリア”. 東海旅客鉄道. 2021年9月18日閲覧。
- ^ “ロマンスカー料金表(新宿⇔御殿場)”. 小田急電鉄. 2019年2月20日閲覧。
- ^ 『「TOICA」乗車券のサービス開始日について』(PDF)(プレスリリース)愛知環状鉄道、2018年12月12日 。2018年12月13日閲覧。
- ^ “TOICAについて|よくいただくご質問|JR東海”. faq.jr-central.co.jp. 2019年5月2日閲覧。
- ^ “新幹線乗換改札口のご利用方法|TOICA|JR東海”. toica.jr-central.co.jp. 2019年5月2日閲覧。
- ^ 東海道・山陽新幹線の新しいチケットレスサービスを導入します JR東海・JR西日本。
- ^ 『在来線 および新幹線におけるIC定期券 のサービス向上について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道株式会社・東海旅客鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社、2019年9月20日 。2019年9月23日閲覧。
- ^ 『山陽線南岩国駅から徳山駅間のICOCAサービス開始日について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年12月17日。 オリジナルの2023年4月3日時点におけるアーカイブ 。2021年12月17日閲覧。
- ^ 『在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年7月28日。 オリジナルの2022年7月28日時点におけるアーカイブ 。2022年7月31日閲覧。
- ^ 『在来線および新幹線におけるIC定期券のサービス向上について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年7月28日 。2022年7月31日閲覧。
- ^ “TOICA|乗換改札口のご利用について”. 東海旅客鉄道. 2007年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月8日閲覧。
- ^ “豊橋駅のICのりかえ改札機のご利用”. JR東海. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “弥富駅のICのりかえ改札機のご利用”. JR東海. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “岡崎駅のICのりかえ改札機のご利用”. JR東海. 2023年10月11日閲覧。
- ^ “TOICA利用案内”. 愛知環状鉄道. p. 15. 2019年7月5日閲覧。
- ^ “JR線〜愛環線〜JR線の運賃算出方法|TOICA|JR東海”. toica.jr-central.co.jp. 2019年5月2日閲覧。
- ^ “交通系ICカードの全国相互利用サービス”. JR東海 TOICA公式サイト. 2019年8月5日閲覧。
- ^ JR東海「トイカ加盟は585」 駅飲食店や自販機、中日新聞、2010年2月16日
- ^ a b c 平成22年3月 TOICAがますます便利になります!! - JR東海 ニュースリリース 2009年12月21日付
- ^ a b 平成22年3月13日(土)「Suica」「TOICA」「ICOCA」の電子マネー相互利用をスタート! - JR東海 ニュースリリース 2009年12月21日付
- ^ 『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、609頁。
- ^ 『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、608-609頁。
- ^ “EX予約専用ICカード|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約”. expy.jp. 2023年12月21日閲覧。
- ^ Kitaca、TOICA、SUGOCA、4月20日から順次取扱開始!北海道、東海、九州各エリアのローソン店舗で交通系電子マネーサービス開始! - JR東海ニュースリリース 2010年4月6日付
- ^ 東海地区のデイリーヤマザキ 約180店舗へ TOICA電子マネーを導入! - JR東海ニュースリリース 2010年6月30日付
- ^ 静岡・岐阜・三重のサークルKとサンクスで1月26日よりTOICAスタート - JR東海ニュースリリース 2011年1月11日付
- ^ 来春よりセブン-イレブン全店で交通系電子マネーが利用可能に - JR東海ニュースリリース 2010年8月17日付
- ^ 唯一の「玄関先電子マネー払い」がさらに拡大 来春よりヤマト運輸で交通系電子マネーがご利用可能に (PDF) - ヤマトホールディングス株式会社, 北海道旅客鉄道株式会社, 東日本旅客鉄道株式会社, 東海旅客鉄道株式会社, 西日本旅客鉄道株式会社, 九州旅客鉄道株式会社6社共同プレスリリース. 2010年11月18日.
- ^ 鉄道系ICカード乗車券、全国で相互利用へ[リンク切れ] - TBS NEWS.
- ^ アピタ・ピアゴ・ユーホームへの交通系電子マネーサービスの導入について - JR東海ニュースリリース 2013年5月10日
- ^ 家庭用ゲーム機「Wii U」でSuicaがご利用いただけるようになります - 任天堂ニュースリリース 2014年7月18日
- ^ Wii UのニンテンドーeショップでSuicaが使用可能に。Suicaと相互利用サービスを行っているほとんどの交通系電子マネーにも対応 - 電撃オンライン. 2014年7月22日.
- ^ 東海道・山陽新幹線の車内販売で「交通系電子マネー」がご利用いただけます! - JR東海ニュースリリース 2015年2月26日
- ^ 東海道・山陽新幹線の車内販売で「交通系電子マネー」がご利用いただけます! - JR西日本ニュースリリース 2015年2月26日
- ^ “TOICAサービス概要のお知らせ”. 愛知環状鉄道株式会社. 2020年7月25日閲覧。
- ^ “TOICA取扱窓口|TOICA|JR東海”. toica.jr-central.co.jp. 2022年12月2日閲覧。
- ^ 『障がい者割引が適用されるお客さま向けの新たなICカードのサービス開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2022年12月21日 。2023年12月15日閲覧。
- ^ 『障がい者割引が適用されるお客さま向けの新たなTOICAサービスの開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2024年1月26日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ a b “JR東海「TOICA」大垣~美濃赤坂間や飯田線・身延線でエリアを拡大”. マイナビニュース (2023年12月21日). 2023年12月21日閲覧。
- ^ 『【社長会見】最新の技術を活用した経営体力の再強化~より安全で、より便利で、より快適な鉄道を目指して~』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2022年10月31日 。2023年12月21日閲覧。
- ^ “「Toica」JR東海全線に拡大へ 在来線特急もチケットレス化 窓口立ち寄り不要に”. 乗りものニュース. (2022年11月1日) 2023年7月5日閲覧。
TOICA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 01:00 UTC 版)
TOICAはJR東海のICカード乗車券運送約款にて、振替輸送の扱いが定められている。TOICA定期券の定期券区間内の乗車の場合、他社線への振り替え輸送が可能。TOICA定期券の区間外および通常のTOICAにおいては他社線への振り替え輸送の取り扱いはしない。この際、出発駅まで無償送還の取り扱いを受けることはできるが、途中駅で旅行中止の場合は、当該出発駅から旅行中止駅までの運賃がTOICAから精算される。2012年4月よりmanacaとの相互利用が行われているが、manacaを利用した場合もTOICAと同様の扱いとなる。
※この「TOICA」の解説は、「振替輸送」の解説の一部です。
「TOICA」を含む「振替輸送」の記事については、「振替輸送」の概要を参照ください。
TOICA(大人用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:31 UTC 版)
プリペイド方式のストアードフェア (SF) 機能と電子マネー機能がある無記名式の通常版カード。TOICAの表示がある自動券売機、およびTOICAエリアの駅のきっぷうりばで販売する。新規購入時の発売額は2,000円(うち500円はデポジット分)のみで、購入時に1,500円分乗車できる。現金でのみ販売する。 Suicaやmanacaなどと異なり、マイレージポイント制度はない。また、記名式の通常版カードも発売されていない。 デザインは、2017年度以降は銀色の地に水色の2色で、右下に「TOICA」のロゴがあり、TOICAのキャラクター、ヒヨコが波状の塗り分け上部に2匹描かれている。波状の塗り分け線は東海地方の海岸線(伊勢湾、遠州灘、駿河湾)をモチーフにしている。2016年以前の旧カードにはキャラクターのヒヨコが描かれていなかった。
※この「TOICA(大人用)」の解説は、「TOICA」の解説の一部です。
「TOICA(大人用)」を含む「TOICA」の記事については、「TOICA」の概要を参照ください。
TOICA(小児用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:31 UTC 版)
交通機関利用時に自動的に小児運賃で精算される通常版カードの小児用。記名式で、購入時に利用者の氏名・生年月日等のわかる公的証明書等(健康保険証、パスポート等)の提示が必要になる。「小学校を卒業する年の3月31日」が有効期限として設定され、それを経過すると利用できなくなり、無手数料での払い戻しが必要になる。 なお、記名式カードであるが、紛失時の再発行はできない。
※この「TOICA(小児用)」の解説は、「TOICA」の解説の一部です。
「TOICA(小児用)」を含む「TOICA」の記事については、「TOICA」の概要を参照ください。
- TOICAのページへのリンク