列車運行管理システム
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列車運行管理システム(れっしゃうんこうかんりシステム、通称PTC:Programmed Traffic Control)とは、鉄道の列車運行管理において、計画ダイヤを基に列車集中制御装置(CTC)・自動進路制御装置(PRC)・運転整理システム・旅客案内システムなどを一括管理・制御するコンピュータシステムである。主に大都市圏の高密度運転線区や新幹線などの高速鉄道において、列車運行管理の効率化・旅客サービス向上のために導入されている。
- ^ 鉄道システム分野 日立製作所、2019年12月10日閲覧。
- ^ 運行指示器導入による遅延防止、指令業務の効率化 - 鉄道と電気技術 Vol.28 No.7 一般社団法人日本鉄道電気技術協会
- ^ 駅独自で列車の種別・発車時刻・行先等を入力して案内を行う方法。
- ^ 北海道新幹線開業に向けた「地上設備最終切替」の「事前確認」に伴う元日にかけての津軽海峡線の全面運休について (PDF) - 北海道旅客鉄道、2015年7月17日、同日閲覧。
- ^ a b 【社長会見】山陽・九州新幹線直通運転列車の乗り入れに向けた準備状況 - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2010年12月8日
- ^ 山陽線運行管理システムの使用開始について - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2016年3月24日
- ^ a b 『鉄道ピクトリアル2018年12月号臨時増刊「近畿日本鉄道」』電気車研究会、2018年12月10日、48-54,96-97頁頁。
- ^ a b “名古屋と伊勢志摩地区の輸送ネットワークを総括する 名古屋列車運行管理システム「KRONOS」が運用開始します ~平成22年4月1日~” (PDF). 近畿日本鉄道 (2010年3月30日). 2019年11月13日閲覧。
- ^ 都市交通の安全と安定した運行を支える制御管理システム (PDF)
- ^ 日立評論 1994年5月号 p.40 - p.42 (PDF) - 日立製作所
- ^ 2009年安全報告書 (PDF) - 泉北高速鉄道(リリース当時の社名は大阪府都市開発)
- ^ 沖縄都市モノレール株式会社一般競争入札広告沖モ総第5号 沖縄都市モノレール運行管理システム構築工事
- ^ JR九州でシステム障害 特急含む179本運休 朝日新聞 2013年7月18日
- ^ JR九州運行障害:日立、装置交換ミス JR九州、損賠検討 毎日新聞 2013年7月23日
- 1 列車運行管理システムとは
- 2 列車運行管理システムの概要
- 3 導入例
- 4 運行管理システムの問題事案
列車運行管理システム
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大津線の列車運行管理システムは運転指令所の中央装置(マイクロコンピューター)から6連動装置を列車運行ダイヤに基づいて信号制御するもので、各駅に設けられた装置とは2重の光ファイバーケーブルでネットワークされている。京阪線の自立分散型列車運行管理システム「ADEC」とは違って、連動する駅にコンピューターを設置して連動されるのではなく、CTC駅装置を介して既存の連動装置を制御、駅装置から中央装置に返信されて運行管理している。 2016年3月13日より安定したシステム運用を図って、列車運行管理システムが更新された。
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