ゴロ/フライ比率
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ゴロ/フライ比率(ゴロ/フライひりつ、GB/FB Ratio)は、セイバーメトリクスの指標の一つである。ゴロ(GB)の総数をフライ(FB)の総数で割り、ゴロとフライの比率を調べる。同じ数の場合は1となり、これより数値が大きくなるほどゴロの割合が高く、数値が小さくなって0に近付くほどフライの割合が高い投手である事が分かる。
- ^ a b “The Truth About the Grounder” (英語). The Hardball Times. 2013年8月21日閲覧。
- ^ “Currently viewing seasons between 2002 and 2013” (英語). FanGraphs Baseball. 2013年8月21日閲覧。
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- ^ Trevor Hoffmanbaseball-reference.com
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- ^ “xFIP” (英語). FanGraphs Baseball. 2013年8月21日閲覧。
- ^ “HR / FB” (英語). FanGraphs Baseball. 2013年8月21日閲覧。
- 1 ゴロ/フライ比率とは
- 2 ゴロ/フライ比率の概要
- 3 関連項目
フライボールピッチャー
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「ゴロ/フライ比率」の記事における「フライボールピッチャー」の解説
2002年以降の通算ではクリス・ヤング(27.3%:GB/FB0.38、GO/AO0.45)、テッド・リリー(34.1%:GB/FB0.53、GO/AO0.68)、ジェレッド・ウィーバー(33.2%:GB/FB0.51、GO/AO0.63)はフェアボールに占めるゴロの割合が30%前後にとどまっており、このタイプの代表的な投手と言える。回転数の多い空振りの取れるフォーシームを主体としている点で共通している。長期間活躍している投手は奪三振率が優秀である事が多い。 マリアノ・リベラに次ぐ通算セーブ数世界2位の記録を保持するトレバー・ホフマンは通算のゴロの割合が35.2%と完全にフライボール寄りであった。通算奪三振率は9.36と非常に優秀である。また、既にアメリカ野球殿堂入りを果たしているデニス・エカーズリーは実働24シーズンのうち、1988年から1998年までの11シーズンのゴロの割合は34.1%である。 xFIP算出の元になるHR/FB%(フライに占める本塁打の割合)はシーズン毎に数値の揺らぎが大きく、また投手の場合は長い年数をプレーした場合に通算9~10%に近い数値になる傾向が発見されている。USセルラー・フィールドのような本塁打のパークファクターが高い球場で多くプレーした場合には平均数値がこれよりも高くなる。そのためにこのタイプで奪三振率がそれほど高くない投手は一般的に被本塁打率が高くなり、パークファクターが高い球場との相性はあまり良くない。
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