ごよう‐たし【御用▽達】
御用達
御用達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 10:07 UTC 版)
御用達(ごようたし)は、格式ある家や組織の利用を請け負う行為及びその業者(商人、団体)を指す語。
注釈
- ^ 1951年(昭和26年)とする文献もある[7]。
- ^ 例えば『宮内庁御用達 商品購入ガイド』(河出書房新社、2001年)には、過去に「御用達」に指定されていた業者だけでなく、制度廃止以後に創業された業者や、行幸啓時にのみ縁のある飲食店や旅館等が混在して掲載されている。
- ^ 創業は平安京(現京都府京都市)。
- ^ 御用達指定されていた当時は東京都中央区(銀座)に所在し、その後、東京都港区(白金)に移転した[24]。4代目親子は暖簾分けを否定している[24]。
- ^ ただし、これらの企業には最長で2年間は猶予が与えられるため、すぐにイギリス王室の紋章を用いたパッケージなどを変更する必要はない。
- ^ 日本のメリーチョコレートカムパニーは無関係
出典
- ^ 中田易直「御用商人」、『国史大辞典』5巻、吉川弘文館、1985年
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.96
- ^ a b c d e f g h i 鮫島・松葉 2001 p.8
- ^ 明治23年警視庁通第47号「宮内省用達稱號掲出許可ノ件通牒」(NDLJP:1705716/15)
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.8-9
- ^ a b 鮫島・松葉 2001 p.11
- ^ a b 鮫島・松葉 2001 p.9
- ^ a b c 衆議院:内閣委員会. 第75回国会. Vol. 第9号. 29 May 1975.
- ^ a b c 参議院:物価等対策特別委員会. 第75回国会. Vol. 第9号. 4 June 1975.
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.84
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.18
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.10
- ^ 宮内庁長官官房総務課 (2023年7月14日). “宮内庁職員等を名乗る「献上依頼」にご注意ください”. 宮内庁. 2023年7月22日閲覧。
- ^ “「皇室に献上」で物品詐取か、宮内庁が注意喚起”. 産経新聞 (2023年7月14日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ 笠井哲也 (2023年7月14日). “皇室に桃を「献上」したはずが… 自称「宮内庁関係者」に深まる疑念”. 朝日新聞. 2023年7月22日閲覧。
- ^ 伊藤俊憲 (2023年7月16日). “「皇室に桃献上」事実なし 福島・飯坂の生産者「選定者信じた」”. 福島民友新聞. 2023年7月22日閲覧。
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.26-27
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.28-29
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.30-31
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.40
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.94-95
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.96-97
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.32-33
- ^ a b c 鮫島・松葉 2001 p.38-39
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.34-35
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.36-37
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.41
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.42-43
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.46-47
- ^ “沿革”. 株式会社マルカン酢. 2021年8月11日閲覧。
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.54
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.86-87
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.88-89
- ^ “会社概要”. 株式会社三輪山本. 2021年8月14日閲覧。
- ^ a b “大切な人への贈り物に!「皇室ゆかりの逸品」伝統と信頼の25品、購入方法”. 介護ポストセブン (2019年12月7日). 2021年8月14日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社黒川本家. 2021年8月14日閲覧。
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.100
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.101
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.102
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.103
- ^ 『天皇家の食卓と日用品』宝島社、2015年12月4日、21頁。
- ^ 『婦人公論 2017年10/10号』中央公論新社、2017年9月26日、44頁。
- ^ a b c 鮫島・松葉 2001 p.68-69
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.72
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.76
- ^ 鮫島・松葉 2001 p.99
- ^ 英ロイヤル・ワラント・ホルダーズ協会公式ホームページ、検索ページ[1]
- ^ Nguyen, Britney (2022年9月21日). “ハインツなど800以上のブランドが「イギリス王室御用達」の認定を失った”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2022年9月21日閲覧。
- ^ “世界第4位のビール会社! デンマークのカールスバーグ”. All about (2014年7月25日). 2019年10月12日閲覧。
御用達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 02:09 UTC 版)
大判の墨判は品位を証明するもので、墨書が消えた場合は後藤役所に持参して墨判料を支払い書き改めを受けた。大判鋳造は始め京都で行われたが、元禄年間以降は江戸で行われるようになり、墨判の書き改めは京都、江戸の両方で行われた。 大坂にも後藤役所の出張所が設けられ、当初分銅の吹所は大坂大和橋東詰四丁目(大阪市中央区)に置かれていたが、文化期より分銅の鋳造は京都に移された。徳川幕府は度量衡の統一、不正防止を目的に計量器の統制を行い、枡は寛文年間に江戸の樽屋藤左衛門と京都の福井作左衛門、秤は承応年間までに江戸の守随彦太郎と京都の神善四郎のつくるものが公定枡および秤とされ世襲制とされた。これらも枡座および秤座といった御用達町人による請負事業であった。そして分銅の製作は後藤四郎兵衛家が請負い、分銅座が形成された。分銅座の形成時期は明らかではないが、寛文5年3月(1665年)に江戸、京都、大坂に「似せ分銅」取締の触書が出されている。両替屋は使用する分銅について定期的に分銅改めすなわち検定を受けなければならず、検定された分銅の検極印料を収入とし、検極印の無い分銅は使用厳禁とされ没収の対象となった。
※この「御用達」の解説は、「後藤四郎兵衛」の解説の一部です。
「御用達」を含む「後藤四郎兵衛」の記事については、「後藤四郎兵衛」の概要を参照ください。
「御用達」の例文・使い方・用例・文例
- 御用達のページへのリンク