キャドバリー・シュウェップスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > キャドバリー・シュウェップスの意味・解説 

キャドバリー

(キャドバリー・シュウェップス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 18:41 UTC 版)

キャドバリー
Cadbury
種類 子会社
本社所在地 イギリス
ロンドン アックスブリッジ
設立 1824年
業種 食料品
事業内容 チョコレート製造
売上高 £53億8400万 (2008)
営業利益 £3億6400万 (2008)
経常利益 £3億8800万 (2008)
従業員数 7万1657人 (2008)[1]
主要株主 モンデリーズ・インターナショナル
関係する人物 ジョン・キャドバリー 創業者
外部リンク https://www.cadbury.co.uk/
テンプレートを表示

キャドバリー (Cadbury) は、イギリスの菓子・飲料メーカーである。

アメリカの食品大手モンデリーズ・インターナショナルグループ(旧 クラフトフーヅグループ)の一部で、公正取引または有機製品の標榜で知られる。かつての子会社で現在もグループ企業のグリーン・アンド・ブラックス社を通じ販売している。

歴史

創業

シュウェップスと合併

クラフトフーヅが買収

  • 2010年1月19日、クラフトフーヅの買収提案をキャドバリーが受諾する。買収額は最大約1兆7600億円[注釈 1]、売上総額は2008年度実績で約4兆6000億円[注釈 2]で、同年4月16日、買収手続が完了してクラフトフーヅの完全子会社になり世界最大の菓子メーカーが誕生する。
  • 2012年10月1日、クラフトフーヅが北米食品部門を「クラフトフーズ・グループ」としてスピンオフし、旧クラフトフーヅは「モンデリーズ・インターナショナル (Mondelēz International)」へ商号変更し、キャドバリーはモンデリーズの子会社になる。

観光事業

日本での展開

マルチフッド・インターナショナル

後述の通り、2012年以降、日本法人である日本クラフトフーズではなく、明治グループのマルチフッド・インターナショナルがキャドバリー製品を販売している。

旧 キャドバリー・ジャパン

  • 1978年、日本法人キャドバリー・ジャパンが設立される。
  • 2011年1月、親会社の買収に伴い日本クラフトフーズへ社名変更するも、引き続き1年間キャドバリー製品を扱う。
  • 2012年1月、フランスショコラ・プーラン英語版[注釈 3]を明治グループマルチフッド・インターナショナルへ移管[3]し、ベルギーのトレファン (Trefin) を輸入菓子専門店巴商事へ移管[3]している。

日本コカ・コーラ

シュウェップス製品(一部のみ)を、日本コカ・コーラが製造している。

不祥事

2014年マレーシアで、チョコレートにイスラーム禁忌[注釈 4]とされているのDNAが含まれている疑いがあるという噂が流れた。検査を実施したところ「キャドバリー・デアリー・ミルク・ヘーゼルナッツ」と「キャドバリー・デアリー・ミルク・ロースト・アーモンド」2商品から豚DNAが検出された[5]

キャドバリーを扱った作品

脚注

注釈

  1. ^ 約119億ポンド
  2. ^ 両社の単純合算
  3. ^ 1988年にキャドバリーが買収している。
  4. ^ 豚由来のすべての物は食用のみならず、それらを取り扱った食器や調理器具の使用をも忌み嫌われる[4]

出典

  1. ^ Company Profile for Cadbury PLC (CBY)”. 2008年10月1日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ a b 小野雅子 (2021年1月25日). “王室御用達だけどプチプラで庶民的・キャドバリーのチョコレート”. 地球の歩き方. 2024年9月30日閲覧。
  3. ^ a b サイト移転のお知らせ”. キャドバリー・ジャパン. 2016年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月30日閲覧。
  4. ^ 飲食店なら知っておきたい「ハラル(ハラール)認証」。提供時に注意すべきこととは?”. 飲食店ドットコム (2023年5月1日). 2024年9月30日閲覧。
  5. ^ イスラム戒律に非対応、マレーシアでチョコ回収 英系菓子キャドバリーに批判」『日本経済新聞』2014年5月28日。2024年9月30日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キャドバリー・シュウェップス」の関連用語

キャドバリー・シュウェップスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キャドバリー・シュウェップスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキャドバリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS