エディンバラ公
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エディンバラ公(エディンバラこう、英: Duke of Edinburgh)は、スコットランドの首都エディンバラにちなむイギリスの公爵位のひとつ。1726年以来、「エディンバラ公」として4期、「グロスター=エディンバラ公」(Duke of Gloucester and Edinburgh)として1期、計5回存在している。
- ^ "No. 6494". The London Gazette (英語). 12 July 1726. p. 1.
- ^ "No. 23119". The London Gazette (英語). 25 May 1866. p. 3127.
- ^ "No. 38128". The London Gazette (英語). 21 November 1947. p. 5495.
- ^ “HRH The Duke of Edinburgh”. College of Arms (2021年4月9日). 2021年4月9日閲覧。
- ^ “The Earl of Wessex”. Royal.gov.uk. 2012年3月25日閲覧。
- ^ “King Charles grants Prince Edward Duke of Edinburgh”. BBC (2023年3月10日). 2012年3月10日閲覧。
- ^ "No. 63995". The London Gazette (英語). 15 March 2023. p. 4994.
- ^ “エドワード英王子が新たなエディンバラ公に 故フィリップ殿下が長く保持した爵位”. BBC (2023年3月11日). 2012年3月11日閲覧。
- 1 エディンバラ公とは
- 2 エディンバラ公の概要
- 3 関連項目
エディンバラ公(第1期)
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「エディンバラ公」の記事における「エディンバラ公(第1期)」の解説
1726年、グレートブリテン貴族のひとつとして「エディンバラ公」が創設され、時の皇太子・ジョージ2世の長男フレデリック王子にこれが授けられた。フレデリックの死後、公位はその子のジョージ王子が襲爵した。このジョージ王子が1760年に国王ジョージ3世として即位すると、エディンバラ公は国王が兼ねることになり、「エディンバラ公」はいったん国民の前からその姿を消すことになった。
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エディンバラ公(第2期)
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「エディンバラ公」の記事における「エディンバラ公(第2期)」の解説
下って1866年、「エディンバラ公」は連合王国貴族 のひとつとして復活し、時の女王ヴィクトリアの次男アルフレッド王子にこれが授けられた。しかし彼の一人息子アルフレッド王子が父に先立って死去したため、その死後エディンバラ公位は再び廃絶となった。
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エディンバラ公(第3期)
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「エディンバラ公」の記事における「エディンバラ公(第3期)」の解説
1947年11月19日、時の国王ジョージ6世の長女エリザベス王女と元ギリシア王族のフィリップ・マウントバッテンの婚儀が行われると、同日フィリップには王室の一員として殿下 (HRH, His Royal Highness) の称号が与えられ、翌日「エディンバラ公爵」が授爵された。したがってこの日から1952年2月に女王として即位するまで、エリザベス王女の正式な呼称は「エディンバラ公爵夫人エリザベス王女殿下」 (HRH Princess Elizabeth, The Duchess of Edinburgh)」だった。 従属称号としてメリオネス伯爵およびグリニッジ男爵が同時にフィリップに叙爵されている。英国の貴族称号において、これらの従属称号は一般にトップの爵位を継承すべき推定継承者の儀礼称号として使用される。これに従えばフィリップの長男であるチャールズは、本来はイギリス王室から見て女系の傍系王族であり、メリオネス伯爵チャールズとなる予定であった。しかしチャールズの祖父であるジョージ6世にはエリザベス王女ら女子しか子供がおらず、英国の王位継承は弟の男子より兄の女子が優先して王位を継承する「兄弟間のみ男子優先制」を採用していたため、チャールズが将来的に王位を獲得することが確実となっていた。 このため、ジョージ6世はチャールズをあらかじめ「王子」とすることを決定した。王子の称号は従属称号を名乗るよりも格が上であるため、チャールズが儀礼称号メリオネス伯爵を名乗ることは一度として無かった。そのままフィリップの妻エリザベスが王位を継承し、チャールズはプリンス・オブ・ウェールズをはじめ皇太子が帯びる多くの称号を叙爵し、それが以後のチャールズの称号となった。 2021年4月9日にフィリップが薨去すると、チャールズが継承した。
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