大坂五人衆とは? わかりやすく解説

大坂五人衆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 10:07 UTC 版)

大坂五人衆(おおさかごにんしゅう)は、慶長19年(1614年)と慶長20年(1615年)の大坂の陣の際に豊臣方(大坂方)の中心戦力となった5人を指す。




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大坂五人衆

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ムシブギョー」の記事における「大坂五人衆」の解説

豊臣秀頼呼びかけ大坂の陣にて豊臣側付き西軍豊臣軍)として徳川軍脅かした5人の名高き武将大坂夏の陣戦死した後、生前に(家族以外で)初め奈阿姫蟲奉行)を守ると宣言したことから常世に「他の者達とは違う」と感じられ彼の力で蟲人の体を得て蘇った以降は蟲人の幹部として100年以上常世仕えており、常世のことを「我が王」、蟲奉行を「姫君」と呼び敬っている。他の蟲人遥かに上回る常軌を逸した圧倒的な戦闘能力を誇る。 真田 幸村さなだ ゆきむら) 声 - 諏訪部順一 大坂五人衆の一人蟲人。 背に生えた赤黒い翅、鎧のような体躯以外は普通の人間大差ない容姿をし、逆立った赤髪で左頬には家紋である六文銭刺青がある。地肌の上に左裾に六文銭描かれ赤い陣羽織と短い袴を着用している。一度した約束破り人の道理を簡単に踏みにじる非情さと、自分の命を狙った刺客人道踏み外す悪党でも家来として受け入れ懐の深さ併せ持ち配下である十傑多くの者からは「お館様」と呼ばれ絶大な忠誠心抱かれている。洞察力高く、宗直や大岡行動の裏にある本当目的を見抜こうとし、無涯強さ本質への憎悪だと気付いている。一人称「俺」脱皮後は白くなった翅を除いて人間時代の頃と殆ど変わらない姿となる。 「鱗粉」を操る能力持ち大気舞った鱗粉使い衝撃波生み出すことが出来る。腕を突き出す同時に山を吹き飛ばす見えない壁のようにして相手攻撃を防ぐなど攻防一体の力を持つが、鱗粉には限りがあり強力な攻撃を受け続けると鱗粉自体吹き飛ばされてしまい、本体晒してしまう弱点がある。剣術に関しても仁兵衛に「美しい」と称されるほどの太刀筋誇り、源十郎からは「引くことを知らず情け容赦ない非情さを持つ『王道』の剣」と評されている。 元は人間であった頃から仁兵衛同様「日の本一武士」になることを夢とするがそれは「時代導き手」とし、織田信長豊臣秀吉以上に物事道理一変させたい考えている。100年前大坂の陣で秀頼に忠誠誓い、敵大将の首に惜しくも届かず半ばにして一度戦死する常世の力で蟲人として生まれ変わり同時にの身ならば時代どれほど変化起こせるかを楽しむようになる自分達を生き返らせた恩義から常世に高い忠誠心を持つ一方で生前自分達を敗北追い込んだ徳川勢には強い憎しみ抱いている。 八丈島戦いと共に監視していた。十傑巨大蟲大群率いて紀州藩への侵攻始め数多くの民を虐殺。そして藩主徳川宗直常世復活の暁に蟲奉行迎えるための大型船黒蝶丸」の建造要求する松坂和歌山城戦いでは、脱皮による圧倒的な力で無涯覚醒した兵衛下し追いつめるも、「黒揚羽としての力を取り戻した蟲奉行交戦し激昂した彼女の全力一撃滅ノ理」を受け敗北する。しかし戦闘不能となりながらも生き永らえており、常世と共に大坂帰って行った大坂城戻った後は傷を治し蟲奉行に対して敬意払いながらも警戒心持っている様子。後に蟲奉行人間への未練断ち切るため常世江戸蟲奉行所へ攻め入ることを進言総大将として約6蟲人軍を率いて江戸北西部から江戸進軍する当初無涯再戦し、自分本隊が囮であることを明かした上で彼のへの憎悪による集中力利用してこの戦場釘付けにしようとした失敗無涯江戸西部向かった後は与力達を圧倒し徳川軍全滅寸前まで追い込むが、修行終え駆け付けた兵衛と再び対峙。仁兵衛暴走した天羽々斬剣」が1万蟲人倒したのを見て「いずれあの力を操れ常世脅威なりえる」と危険視し、残る1万8千の蟲人早急に兵衛討ち取るよう命じる。自分相手買って出た十郎に「黒鱗天具」を発動して互角に近い凄まじい死闘繰り広げ、鎌之介と十が仁兵衛倒されたことに怒り力を使い果たした彼を襲うが、源十郎阻まれ挙句父を斬られたことに激昂覚醒した兵衛右腕を斬り落とされる自分と同じ夢を持ち重傷負ってお立ち上がった十郎実力高く評価しながらも、左足の傷で自分動きに対応できない彼を「人を守るという理由で傷つき弱くなった」と下し追い詰めるが、自身間合呼吸読み切った十郎の「富嶽泰山斬り」で体を一刀両断され敗れた敗北後無涯自分の前から離れたことで今後戦況影響するという予感が当たり、彼や仁兵衛といった誤算自分より強い源十郎がいたことを敗因としたが、彼に実力称賛された際に自分日の本一目指し理由が誰よりも勝利を味わい、それを十傑と共に喜び合いたかったことに気付く。最期は源十郎にとっての「日の本一武士」が何かを問い、それが「死ぬまで勝ち続け武士」だと知って自分の夢は100年前死んだ時に既に終わっていたと悟り、彼を「日の本一」と認めて消滅したアニメ版では、蟲奉行常世の井戸入り力を取り戻したのに関わらず、「黒揚羽」とならなかったことに驚愕した自身井戸自体には入らず井戸から溢れ出る瘴気を吸うことで脱皮をして更に強くなり、市中全員圧倒する。しかし彼らの奮戦と仁兵衛粘り強さ段々と押され始め最終的に兵衛の「富嶽隕石落とし」により敗北し灰となり消滅した。 技 黒丸こくがん脱皮後に使用可能な技。翅の「鱗粉」を圧縮して作った無数の黒い球体。刃・六角形の盾などに形状自在に変化させ、自分意思に関係なく相手攻撃する覚醒した兵衛押し返す力と追いつくほどの速さを持つ。黒鱗刀(こくりんとう)「正宗まさむね)」 「黒丸」を一つにして一本の黒い刀を作り出し、それを持って攻撃する無涯の「塵外刀」を破壊し、彼や覚醒した兵衛斬り伏せる程の切れ味絶無(ぜつむ) 「鱗粉」を放出した正宗」を振り下ろし繰り出す一撃。「黒鱗天具」の状態でも使用できる大黒丸だいこくがん) 一個大きな隕石のような黒丸」を作り出し相手発射する最終奥義黒鱗天具(こくりんてんぐ)」 真田最終形態自由自在に動く「鱗粉」を全身纏い、それをウェットスーツのような黒い甲冑の形にして自身強化する。胸には六文銭、兜には鹿を思わせる一本の角飾りがあり、背中の翅は小さく折り畳んでいる。掌から「正宗」の刀身を出すことが出来、源十郎の「富嶽山嵐」でも吹き飛ばないほどの重量誇りながら、目で視認きれない速さと源十郎との剣戟でも傷一つ付かない頑丈さを併せ持つまた、使いこなせば体の各部切り離されてもその部分覆っていた鱗粉で腕などを作って補い、纏った己自身をもどこまでも素早く力強く操り、翅を広げずとも空を飛ぶことも可能になる毛利 勝永(もうり かつなが) 大坂五人衆の一人ノコギリクワガタ蟲人。 武・知・指揮長け100年前大阪真田に勝るとも劣らぬ活躍果たした大豪傑。後ろにまとめた水色長髪公家眉、菱形瞳孔特徴で、額から生えた一本角以外は殆ど人間変わりない姿をしている。丁寧な口調話し飄々とした掴みどころのない性格放浪癖があり、長宗我部からは「風来坊」と称されている一方で周囲の者達を戦慄させるほどの威圧感持ち、「役者が違う」と一目置かれている。酒好きだが下戸であり、酌み交わす相手親友真田かいないという。仲間殺された者を悲しませないために後を追わせるようにして殺したり、本気で自分襲おうとした山賊達を苦しませず速やかに殺害しそれらを「愛」と称すなど、かつての春菊似た考え持ち主背中長刀、腰に太刀脇差差している。春菊同じく思想(おもい)」であらゆるものを斬り裂く意志の剣操り、彼よりも想い使い方長けている模様。その太刀筋2枚笹の葉で仁兵衛達の攻撃受け止め大量竹やぶや遥か遠く江戸城天守にある一刀両断するほど。本気で戦う時は腰の両側から二つ大きなクワガタの鋏を出し毛利振るうことで全てを斬り裂く刃と化して刀と合わせた三方向からの同時攻撃出来るが、本人武士として陳腐なのであまり使いたがらず、肉体そのもの後藤ほど頑丈ではないという。 蟲人となる前は朝鮮出兵伏見城の戦い武功上げることができたが、それと引き換え多く家臣失いその度大事な者の尊さや愛を知って自らの剣は鋭くなった。最終的に自分一人だけが生き残った時に全てを斬り裂くまでに昇華するが、守りたい者が既にいない過去の剣」だとしてその意味見出せなかった。 幕府初め遭遇した蟲人3年前大坂遠征において単体小鳥を除く幕府軍壊滅させた。この時は背中に翅を生やし、兜のような長い角や細長い手足菱形頭部や目など形態色濃く残した姿をしており、現在の姿常世が力を取り戻した恩恵であるという。 大坂遠征生き残った小鳥に「常世が力を取り戻すには5年以上かかり、蟲人出現もずっと先になる」と言っていたが、それらが思ったより早かったことを謝罪するために江戸訪れる。そこで仁兵衛達と出会い一度春菊意気投合するものの、自身正体明かして常世の巫女」の力を覚醒させた仁兵衛天間自分と同じ剣を持つ春菊圧倒し駆けつけ小鳥渡り合うが、彼の腕が故障しているのを理由戦い中断し大阪帰って行った大阪城では、大阪冬の陣作られ真田丸模した砦において真田代わり務める形で先に来ていた仁兵衛達を迎え撃つ。再びその斬撃追い詰めるが、自分の剣を受け止めるまで強くなった春菊によって撤退を許す。その後日、左右から攻めてきた天間壱与迎撃するが、正面突破しに来た仁兵衛達に気を取られている間に天間の「大横綱Ver.」で飛んできた小鳥対峙する彼の天才的な実力前に自らの能力発揮して追い詰めるが、常世異変感じ時間稼ぎ」で自分負け認めて再び勝負中断し城に戻った。そこで常世の力が奪われたことを知り、それを承知した上で天守閣最上階にて春菊と戦う。彼の怒りを煽って剣にある「想い」の根源その先にある自分達の剣の意味未来を知ろうとするも、自分への怒りと殺意だけで「未来どころか在す見ていないがらんどうの剣」と失望しそのまま止めを刺そうとするが、仁兵衛呼びかけそれまでとは「違う想い」を込めた一撃天守閣屋根とその上巨大な繭ごと半身両断され敗北したその後の仁兵衛春菊対話見て春菊命を懸けて守るべき者達に巡り合っていたことに彼自身今際の際まで気付いていなかったことを知り自分の剣の糧となった仲間の命が決して無駄ではなかったことを思いながら「人として生き続けていたなら仁兵衛のような存在出会えたのかもしれないと言い残して消滅した。 技 心剣(しんけん) 刀を振るい思想乗せた巨大かつ強力な斬撃を飛ばす。遠距離にまで届くほどの射程距離山頂をも切断する威力を持つが、大振りなため素早い相手には当てづらい。心剣「貫(つらぬきとおす)」 突き要領繰り出す心剣」。命中精度貫通力優れており、障害物隙間縫って飛ばし、仁兵衛の「天羽々斬剣」や壱与の「術力砲」を貫くほど。 心剣四面斬(しめんきりさく)」 腰から出した二つクワガタの鋏を触手のようなもので伸ばし相手を囲むように斬撃繰り出す長宗我部 盛親ちょうそかべ もりちか) 大坂五人衆の一人寄生虫の蟲人伸び放題緑髪で歯が鋭く着物の上に丈の長い緑色羽織着ている。本人曰く勤勉」で常に慇懃丁重な口調だが、不気味な雰囲気漂わせている。非常に残忍な性格をしており、自分屈辱させた相手執拗に追い詰めて泣いて死を懇願するほどの苦しみ恥辱与えた上で殺そうとする。一方で室鳩巣に(自分引きつけるための策略とはいえ大坂夏の陣において松平忠直藤堂高虎撃退したかつての自分戦績称えられた際に上機嫌になるなどおだてに弱い一面もある。五人衆中でも蟲奉行への忠誠心高く、彼女に手を出そうとした蓋骨には殺意露わにしている。英単語交じりに喋る癖があり、「この長宗我部盛親」という言い回しを使う。笑い方は「キ(ク)ヒヒヒヒ」。 自身の体は無数の小さな寄生虫が纏わって集合構成されており、その形態自在に変化巨大化させることができ、体全体攻撃しなければダメージ与えられない寄生虫の一部人間蟲人問わず他の生物体内侵入して視床下部傷付け、その神経成り替わせることで脳に寄生させ僕としてその者が死ぬまで肉体酷使し自由に操る能力を持つ他、その生物栄養源吸収することで自分自身繁殖させて体を大きくし、何体もの分身作ることも可能。蜜月不快で汚い音がする「蟲笛」の音色が苦手で、聞くと自らの分離制限される100年前大坂冬の陣前夜敗戦濃厚な戦の前に戦場赴くことを恐れ怯えていたが、当時奈阿姫励まされ彼女を守るために戦い死ぬことを決意する。しかし、結局は己の命惜しさ死体の山に紛れて逃げ出して敵兵捕まり絶命する時まで奈阿姫見捨て逃げ出したことの言い訳をし続けた常世から大坂城の外で蟲奉行のための「催し」の準備任されており、後藤の手借りながら咲き乱れる桃源郷のような大阪作っていた。江戸冬の陣では、蟲人軍の大将及び伏兵として江戸東部から2蟲人率いて手薄になった江戸本体を狙う。その途中で人は城、人は石垣、人は堀に従ってお春はじめとする町人避難している永代寺向かい、そこで義怜達や室の策に翻弄されながらも自身能力とそれで操った蟲人町人達で追い詰めるが、修行終えた兵衛達と戦い常世の巫女」の力を覚醒させた仁兵衛一撃を受け倒される。しかし、己の大半寄生虫失いながらも操った蟲人町人栄養吸収繁殖することで生存し江戸城門前の大手門火鉢達と戦い同時に後藤とも合流するそのまま城門破り江戸城落とそうとするが、雛姫の式神蜚廉」に動き封じられ蟲狩同時攻撃を受ける。江戸北西部から流れてきた真田の「鱗粉」を見て彼と自分達の敗北悟り後藤退却促すが、戦い興奮した彼に握りつぶされる。だが、江戸城近辺の川に潜ませていた大量寄生虫復活し、まだ全力戦ったわけではないことを示唆しながら大阪帰って行った大阪城では、常世の力が奪われたことで自らの命も彼に握られて従わざるを得なくなり常世抹殺命じられ蜜月・一信・千代丸対峙しあっさり倒された。しかし、実際は自らの1%分の寄生虫による分身蜜月達と戦わせいただけで自らは反旗を翻し蟲奉行今度こそ守るために蓋骨対峙する。傷つけられれば毒液噴き出す蓋骨前に脳への寄生できない相性悪さから蟲奉行連れて大阪城からの脱出試みるが、蓋骨の「怨嗟ノ血潮十字割腹」から蟲奉行守り抜くため大阪城に潜ませていた10635匹もの寄生虫による巨大な防壁常世が創った人間達犠牲払い、自らも弱体化しながらも何とか蟲奉行守りきった。その後無涯・有虚と戦いでの翅の衝撃波から蟲奉行庇い最後まで彼女の幸せ願いながら消滅した。 技 群遊(スウォーミング) 自身の体の寄生虫の形態変化させて操る。巨大な黒い波にして大勢人間飲み込む、多数状にして相手突き刺す切り離され寄生虫で敵を遠く運び出すといったことが可能。 集合アグリゲーション自身の体の寄生虫を腕に集めて巨大な塊にし、相手殴りかかる。その大きさ活かして相手攻撃防御にも使える他、巨大化状態では大阪城外壁吹き飛ばすほどの威力を持つ。 後藤 又兵衛ごとう またべえ大阪五人衆一人クマムシ蟲人。 顔全体を覆うような特徴的な顎髭生やし並外れた巨躯を誇る巨漢。顔には4本の稲妻のような黄色触角、肩には6本の黒い触角生やし橙色の鎧を身に纏っている。大阪五人衆以外でも黒田二十四騎黒田八虎戦国の世で数多称号中に名を残した必要以上のことは喋らないほど寡黙で、険し眼光持ちながらも礼節を重んじる人物蟲奉行曰く「素直」)だが、本質的に極めて好戦的内心は強い猛者との戦い求めて常に激昂しており、戦いで一度気持ち昂る壮絶な笑み浮かべ周り見えなくなる癖がある。一人称は「己(おれ)」。武将として指導力高く思慮の無い蟲人達に武器銃器扱い教え兵士として教育することで戦力強化している。 天下三名槍一つである巨大な日本号にほんごう)」を武器用い一度振っただけでも複数軒の屋敷同時に薙ぎ払い無涯が操る「黒丸」を簡単に切り裂いた銃弾をも弾き防ぐ「風壁」穿つほどの槍術使い手で、「摩利支天再来」「又兵衛」とも呼ばれるクマムシ適応能力により戦いの多い武士の時代耐えるため、「蟲人堅い」と称されるほど蟲人中でも極めて高い防御力を誇る頑丈な体を持ちどんなに攻められても前進止めない。仮に傷を負ったとしても能力解放することで一瞬塞いで完治し腕力10倍、身体の硬度20倍にまで跳ね上がり、どんな種類攻撃にも耐えられる存在となる。 大阪夏の陣では、慶長20年5月6日濃霧ゆえに真田達と合流できず2800の兵と共に3徳川相手孤軍奮闘し、最も血湧き肉躍る戦い経験したが、武士の本懐として自分よりさらに強い相手と戦うために蟲人になった江戸冬の陣では、蟲人軍の大将及び伏兵として江戸西部から2蟲人率いて手薄になった江戸本体を狙う。江戸城への進軍中に異変察知し駆け付けた無涯戦い兵士育て上げた蟲人自身防御力圧倒する足止め焦れて「蟲雷火天砲」で直接江戸城を狙おうとするが、蟲狩加勢自軍蟲人全滅させられながらも進軍止めず江戸城門前で長宗我部合流するそのまま城門破り江戸城落とそうとするが、雛姫の式神蜚廉」に動き封じられ市中組の同時攻撃受けて後ろ押し戻される。それでも相手強さ興奮して戦い続けようとするが、真田敗北悟った長宗我部蝉風退却促され大人しく大阪帰って行った大阪城では、毛利指示を受け地下土台にある抜け道完全武装した蟲人と共に市中組を待ち構えていたが、来たのが同じ蟲人のゆずだったため呆然のまま素通りさせた。その後地上躍り出て大阪城外で黒い蟲と戦う天間壱与前に現れ2人攻撃ものともせず追い詰めるが、天間の「全力投擲」で投げられ壱与の「オプティカルラインランス・デトネーター」を腹部に受け重傷を負う。それすらも自分能力解放して完治し2人窮地追い込むが、駆け付けた無涯新たに鍛え直された「塵外刀」の前に日本号」ごと全身を斬り刻まれ敗北死してなお強い者と戦えたことに常世への感謝抱きながら武士として自分倒した無涯の名を聞き彼の実力を「天晴れ」と称賛して消滅した後藤教育した蟲人軍が使用した武器 蟲槍ムシやり) 後藤蟲人軍が主に扱う2本の触角生えた蟲雷火砲ムシらいかほう) 後藤蟲人軍が主に扱う2枚の翅が生えた銃。 蟲雷火天砲ムシいかてんほう) 一丈(約3m)以上の砲弾撃ち出せ巨大な4門の大砲江戸冬の陣使用したが、末那・至胴・蒼願に破壊された。 明石 全登あかし たけのり) 大阪五人衆一人ハナカマキリ蟲人オールバックにした長い黒髪両目の下に泣きボクロがある女性の姿をしているが、性別男性縦縞模様紫色の服と3つの玉が連なった耳飾りを身につけている。蟲人となる以前から神への信仰全てとする切支丹であり、主君だった宇喜多直家黒田長政の元で神に祈り捧げ大阪の陣では幕府出した禁教令反抗するため十掲げて命を懸け徳川軍戦った洗礼名ジュストで、毛利からはこちらの名で呼ばれている。一人称は「拙者」。常に一人物思いにふけり、自分目的のためならば人だろうと蟲人だろうと殺害する危険人物で、同じ蟲人のゆずからもその行動理念や意味を理解されておらず「謎」と称され恐れられている。 長短二刀による刺突用の西洋レイピア背中十字状差しており、それを用いた速く鋭い突きを得意とする周囲の風景同化する擬態能力持ち自身消えたように見せかけ接近したり姿を隠して攻撃避けるだけでなく、相手観察することでその者の容姿見たことのないはずの剣術と技、筋力などの身体能力すらも真似することができる。普段女性の姿も擬態による偽装であり、蟲人になった自分が神の前で昔の姿でいることに耐えられないため、生前より一番遠い姿になっているという。強い衝撃を受ける擬態解除される模様蟲人として生まれ変わった後、常世という自分信じる神とは違う神の御心によって生かされていることに強い罪悪感感じ、「人にとっての神とは何か」「常世本当に神なのか」と疑問を抱くうになる以降、その問い答えられるほどの「強きモノ」を求めそれ以外の「弱きモノ」を人・蟲人問わず殺し続けていた。 飯田藩大阪へ向かう市中組を襲撃し、川に流れて三組に分かれた中で一番下流流れた兵衛達を追撃する。仁兵衛の技と能力真似て圧倒するが、「常世の巫女」の力を覚醒させた彼に反撃された際に仁兵衛自分求めていた「強きモノ」と見定め前述問い投げかけるも、「大阪城常世が何かの答えを見つける」と返答してきた仁兵衛問い答えるまでの同行申し立てそれまで人を殺さないことを条件出される大阪城では、仁兵衛対峙した際に出した「神を助ける」という答え対し飢えと戦と不条理に人々苦し戦国世において神に祈ることで救われ助けてきた「信仰心」を思い出し問い答えてくれた恩に報いるため重傷負った兵衛入れ替わり彼に時間と技、攻撃観察させるために仁兵衛擬態して戦っていたが、至近距離まで近づいた際に右腕を捻じ切られる重傷負い命を握られてなおに「神の名騙り利用した誰にも求められない偽物貴様では、光のような強きモノである仁兵衛勝てない」と断言し最後の翅で真っ二つにされる瞬間自身擬態して仁兵衛倒される未来を暗示しながら消滅した。 技 敵擬態(てきぎたい) 観察した相手の姿・技・身体能力擬態真似する相手上回る身体能力擬態することも可能だが、傷や姿の再現には限度がある模様富嶽巌砕突き(ふがくがんさいづき) 仁兵衛擬態した際に使用した技。彼を凌ぐ筋力一度打ち勝ったものの、「常世の巫女」の力を覚醒した兵衛にはあっさり破られた。 富嶽鉄槌割り(ふがくてっついわり)

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