障害物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > 障害物の意味・解説 

障害物

読み方:しょうがいぶつ

進行妨げになる物体障害、じゃまな物などを意味する表現

障害

(障害物 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 10:49 UTC 版)

障害(しょうがい)とは、物事の達成や進行の妨げとなること、または妨げとなる原因のことである。障礙(しょうげ、略字で障碍)は、仏教用語として煩悩障など心を覆い隠し悟りを妨げている要素を指して用いられたことから、邪魔するなどといった意味で使われ、明治時代にはしょうがいと読まれるようになった。その後、日本では妨げというような意味では、それらの表記は区別されず用いられた。


注釈

  1. ^ 民間で「障碍」を使用している企業・団体には、日本IBMIBM、ウェブ・アクセシビリティーを促進するコラボレーション・ソフトウェアを開発マイクロソフトhttp://www.microsoft.com/japan/enable/products/vmanual/default.mspx 視覚障碍 (しょうがい) 者向け簡易マニュアル]、コクヨ特例子会社のコクヨKハート障碍者雇用優良企業の認証を取得、ボイジャー:目の見えない人に本を届ける 視覚障碍者の読上げソフトとドットブックが手を結ぶ日本映像ソフト協会Q20. ビデオソフトに音声ガイドや日本語字幕が入っていない作品があります。目や耳に障碍(しょうがい)をお持ちの方でも楽しめるソフトはありませんか?視覚障碍者読書支援協会などがある。
  2. ^ しかし丸山一郎によれば[要検証]、すでに1932(昭和7)年施行の「救護法」において「精神又は身体的障碍のある者」といった表現が使われており、こうした意味の語として「障害」よりも先に「障碍」が使われていたことは間違いがないという。とはいえ、明治期の法令でもすでに障害、障碍、共に使用されており[要検証]、医学分野においても、たとえば「栄養障害」は「栄養障碍」とともに明治期より用例があり、両者は混用されていた。なお、身体障害者福祉法の施行に先んじて1946年には当用漢字が告示されており、「碍」の字はもはや公文書に使うべきでないとされていた。

出典

  1. ^ a b c d e 「障害」の表記に関する作業チーム『「障害」の表記に関する検討結果について』 2010.
  2. ^ a b 「夕刊読売新聞」2021年2月26日4版
  3. ^ JIS X 0014:1999日本産業標準調査会経済産業省) (ISO/IEC 2382-14 : 1997)
  4. ^ JIS Z 8115:2000日本産業標準調査会経済産業省
  5. ^ 当麻喜弘, 南谷崇, 藤原秀雄,「フォールトトレラントシステムの構成と設計」,槇書店, 1991.
  6. ^ 上田敏国際障害分類初版(ICIDH)から国際生活機能分類(ICF)へ: 図1」『ノーマライゼーション 障害者の福祉』2002年6月号、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 
  7. ^ 社会・援護局障害保健福祉部企画課『「国際生活機能分類-国際障害分類改訂版-」(日本語版)の厚生労働省ホームページ掲載について』厚生労働省、2002年8月5日https://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html 
  8. ^ 佐藤久夫「WHO国際障害分類試案の内容」『リハビリテーション研究 STUDY OF CURRENT REHABILITATION』第71号、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会、1992年4月。 
  9. ^ a b 志村哲郎 中村文哉(編)『生と死の人間論:社会福祉学と社会学の<あいだ>で』 ふくろう出版 2009年、ISBN 978-4-86186-377-6 p.58.
  10. ^ “「障がい」、「障がい者」の表記の使用について”. 山形県庁. http://www.pref.yamagata.jp/health/handicap/6090004publicdocument200703157555717731.html 2010年8月22日閲覧。 
  11. ^ 半田市「障がい者」と平仮名表記(中日新聞、2008年12月3日)
  12. ^ 発表項目:「障害」の表記見直しを要望します
  13. ^ 要望の多かった「玻・碍・鷹」の扱いについて
  14. ^ 改定常用漢字表(答申) 12ページ。


「障害」の続きの解説一覧

障害物(オクルージョン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:31 UTC 版)

物体検出」の記事における「障害物(オクルージョン)」の解説

実世界画像はしばしば、対象物体を遮蔽するような障害物が存在することがあり、対象物体からの情報損なってしまう。対策手法として、予めオフセット見込んだ畳み込みプーリングを行うものが挙げられるまた、GAN等の生成ネットワーク用いて障害物を意図的に作る手法提案されているが、オクルージョンを巡る課題はまだ解決されていない

※この「障害物(オクルージョン)」の解説は、「物体検出」の解説の一部です。
「障害物(オクルージョン)」を含む「物体検出」の記事については、「物体検出」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「障害物」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「障害物」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「障害物」の関連用語

障害物のお隣キーワード

障害対応

障害対策

障害年金

障害幼児とともに

障害性

障害手当金

障害物

障害物、段差の追加

障害物お台場のアゴ…庇状に突出したオーバーハングを雲梯で渡る。お台場の指…突き出た鉄骨の先端にあるボタンを押す。グリップエレベーター…自動で上下するグリップ。土管…手前から潜り、中のボタンを押す。お台場のデベソ…突出した四角柱の側面・先端にあるボタンを押す。三角柱…パーツが4つあり、組み合わさると大きな三角柱・四角柱になる。三角柱…緩やかな山状。お台場のバッテン…×型に仕切られた板。お台場の丸アゴ…カーブがかかったオーバーハング。お台場の階段…4段の階段状になったオーバーハング。炭酸ガス…壁全体にある4ヶ所の穴から一定間隔で噴出してクライマーの進路を妨害する。クライマー:1人目は登頂後すぐに壁を飛び降り、2人目にバトンタッチする。途中で落下し、着地した挑戦者は失格となる。壁のボタンの押し方は自由。登頂後にボタンを押すなどの反則を行った場合、その得点を無効もしくは減点のペナルティが課せられる。「サポーター」に追加グリップを要請でき、受け取って任意の位置にセットする。挿入口に指を入れて登ることも認められている。サポーター:代表者数人 が壁正面の高台に立ち、ロープで吊るされたかごに入っている予備グリップをクライマーに投げ渡す。落としたり渡し損ねたグリップは使用できず、スタッフに引き上げられて没収される。グリップのストックが尽きた場合、以降クライマーは自力で登らなければならない。タイムボーナス

障害物としての弊害

障害物に拠る火縄銃の運用

障害物を押すことで出現するもの

障害物スイム

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



障害物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの障害 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの物体検出 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS