は‐おり【羽織】
羽織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 19:56 UTC 版)
羽織(はおり)は、丈の短い着物の一種[1]。小袖の上から着る表衣である[2]。羽織という織物の名称を語源とし、その動詞化として「はおる」の連用形がある。
注釈
出典
- ^ 意匠分類定義カード(B1) 特許庁
- ^ a b c d e f g h i 横川公子「連載<時代の中の「きもの」-日本服装史から-(6)> 羽織の表情」『繊維学会誌』第64巻第11号、繊維学会、2008年11月、386-388頁、doi:10.2115/fiber.64.P_386、ISSN 00379875、NAID 10024451026。
- ^ 日本随筆大成 第二期 7巻より「它山石初編 松井羅州」. 吉川弘文館. (1974)
- ^ “絵本三国妖婦伝 悪狐天竺に至る並鶴氅裘の由来 / (0025.jp2)”. 国立国会図書館. 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b c d “養老町史通史編下巻 第6節 民俗”. 養老町教育委員会. 2021年12月6日閲覧。
- ^ 『神祭具便覧39巻』民俗工芸平成27年8月発行全438頁中77頁
- ^ “ハレ着 武庫川女子大学附属総合ミュージアム 2019年度「きものに見るモダン生活の軌跡」”. 武庫川女子大学. 2021年12月6日閲覧。
- 1 羽織とは
- 2 羽織の概要
- 3 羽織ゴロ、羽織ヤクザ
羽織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 03:07 UTC 版)
「桂春団治 (3代目)」の記事における「羽織」の解説
高座で羽織を脱ぐ仕草が噺の邪魔になるとの考えから、両手でそれぞれの羽織の袖口をつかみ、一挙に後ろ手で落とす脱ぎ方を始めた。一度、羽織と着物の袖を間違って引っ張る失敗をしてからは、羽織のほうはサイズを大きめに作った。没後、紐のみが桂春之輔に伝えられた。桂南光は訃報に接して「これがまねできないんです。これ、(落語家は)たいがいの人がまねしてるんですが、いい着物を買ったんですけど、しゃべりながら羽織だけ引っ張るのが難しい」と述べている。羽織の脱ぎ方は桂春雨が継承している。
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羽織(はおり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:01 UTC 版)
羽織の付喪神。眼鏡を掛けた女性の姿をしている。正装時、しばしば羽織をまとっている。婚礼調度の中ではまとめ役を務める。普段は冷静沈着で、笑みを絶やさない温和な性格をしている。一方で、ぼたんに危害を加える存在には他の婚礼調度同様容赦はせず、ぼたんが唐傘の時雨の襲撃を受けた際は、時雨に対し躊躇なく殺すと言い放った。好きなお酒はウイスキー。兵馬をぼたんの婿にさせることに誰よりも熱心で、兵馬に積極的にアプローチしないぼたんを心配して恋愛遍歴質問用のカンペを渡したこともある。布を操る能力を持ち、戦闘時は自身がまとう羽織を自由自在に伸縮させて戦う。他にも、触れずに洗濯物を干したり、自身の身体を布に変化させて遠くの物を取ったりすることもできる。造兵から兵馬の長月家居候の申し出を受けた際、条件としてぼたんの婿としての兵馬の値踏みを提案した。
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「羽織」の例文・使い方・用例・文例
- 彼がその上に、毛皮のコートを羽織った
- 彼は上着を羽織った。
- 私が暖かくなるように母が羽織をパジャマの上に掛けてくれた。
- 上着を羽織る
- 冬にはコートを羽織ります。
- 水着の上に羽織られるもの持っていったほうがいいね。
- 日本人は羽織袴が引き立つ
- (暑いから)お羽織をお脱ぎになってはいかがですか
- 彼は羊羹色の羽織を着ている
- 羽織ゴロ
- 日本人は羽織袴の方が立派だ
- 羽織が皺になった
- 初めて人に会うのに羽織も着なくては不体裁だ
- 羽織袴で
- いたずらに男の羽織を隠した
- この羽織は麝香の匂いがする
- 羽織袴でけっこうだ
- 羽織に紋が付いている
羽織と同じ種類の言葉
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