こ‐そで【小袖】
小袖〈繍箔風景四季花文/〉
主名称: | 小袖〈繍箔風景四季花文/〉 |
指定番号: | 2138 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1963.07.01(昭和38.07.01) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1領 |
時代区分: | 桃山 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 桃山時代の作品。 |
小袖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 15:28 UTC 版)
小袖(こそで)は、日本の伝統的衣装の一つ。平安時代には宮中の礼服下着であり[2]、庶民には日常着として着用されていた。[3]室町時代中期からは表着として男女を問わず着用されるようになった[4]。平面構成をもつ衣服である。
- ^ a b 長崎巌『染と織を訪ねる』、p.67
- ^ a b c d e f g h i j k 里見怜子「小袖について」『家政研究』第4巻、立正女子大学短期大学部家政科、1971年1月1日、19-24頁、NAID 120006422014。
- ^ a b “小袖(こそで)~着物のなりたち~”. 小野市立好古館. 2023年1月21日閲覧。
- ^ a b c d 末久真理子「近世初期における小袖意匠形式の変遷」『日本デザイン学会研究発表大会概要集』日本デザイン学会 第56回研究発表大会、日本デザイン学会、2009年、E24、doi:10.11247/jssd.56.0.e24.0、NAID 130005022776。
- ^ a b c 長崎巌「青地の婚礼衣裳 : 江戸時代の婚礼衣裳とその伝統の継承」『共立女子大学博物館 年報/ 紀要』第1巻、2018年3月、21-33頁。
- ^ 長崎巌『染と織を訪ねる』、p.60; 「新指定の文化財」『月刊文化財』549号、第一法規、2009、p.54
- ^ 長崎巌『染と織を訪ねる』、p.64; 「新指定の文化財」『月刊文化財』549号、第一法規、2009、pp.23, 54
小袖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 21:03 UTC 版)
16世紀になると、ようやく現存する染織品の数も増えてくる。この時代の特色の一つは、従来、下着の地位にあった小袖が上着として表面に出てくるようになったことである。元は上層階級の下着であった小袖は、鎌倉時代以降、武家の台頭と服装の簡素化に伴って、徐々に上着として着られるようになり、応仁の乱あたりを境にして、階層や男女を問わず広く着用される一般的な衣服となった。小袖とは広袖に対する言葉で、袖口を広く開けずに狭く仕立ててあるものの意である。平安時代の女房装束では、袖口や裾からこぼれる衣の重なり合った色彩の美しさを競ったが、小袖が表に着られるようになると、小袖そのものの文様が重視され、小袖の特に背面が1枚の画面となって、ここにさまざまな技法でさまざまな図柄が表されるようになった。小袖は現代にまで通じる、日本の「着物」のルーツでもある。桃山時代の小袖には片身替り、段替り、肩裾などの大胆な模様が採用された。
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