おお‐そで〔おほ‐〕【大袖】
大袖(おおそで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 04:11 UTC 版)
色彩は位階に対応する袖が大きく丈が短い上着。着物と同じように右前に身につける。皇太子は黄丹色、一位は深紫、王の二位以下五位以上、臣下の二位三位は浅紫、臣下の四位は深緋、五位は浅緋。正倉院に納められた聖武上皇・光明皇太后の礼服が白であったことから、天皇礼服も元来は白であったと考えられるが、弘仁十一年の詔で天皇と皇太子は赤に刺繍をくわえたものになる。
※この「大袖(おおそで)」の解説は、「礼服 (宮中)」の解説の一部です。
「大袖(おおそで)」を含む「礼服 (宮中)」の記事については、「礼服 (宮中)」の概要を参照ください。
大袖(おおそで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:23 UTC 版)
厳密には鎧を構成する備品であり、両肩に吊り下げられた。側面の保護する役目があったが、しばしば正面に向けることで弓矢に対する盾として用いられた。白兵戦にも対応した。
※この「大袖(おおそで)」の解説は、「盾」の解説の一部です。
「大袖(おおそで)」を含む「盾」の記事については、「盾」の概要を参照ください。
大袖(おおそで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 06:48 UTC 版)
鎧の胴の左右に垂下し、肩から上腕部を防御する楯状の部品。胴と同様に小札で作られ、通常6段の小札を使用するが、鎌倉時代には7段となった。飛来する矢を防ぐため、後世の袖に比べ大きい。左の袖を射向の袖(いむけのそで)、右の袖を馬手の袖(めてのそで)と呼び、敵対する左の袖の方をより堅牢に作ってある。
※この「大袖(おおそで)」の解説は、「大鎧」の解説の一部です。
「大袖(おおそで)」を含む「大鎧」の記事については、「大鎧」の概要を参照ください。
「大袖」の例文・使い方・用例・文例
大袖と同じ種類の言葉
- >> 「大袖」を含む用語の索引
- 大袖のページへのリンク