保全状態評価とは? わかりやすく解説

保全状態評価

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イボウミニナ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト県別レッドリスト 絶滅 - 千葉県兵庫県 絶滅危惧I類 - 愛知県宮崎県熊本県 絶滅危惧II類 - 三重県徳島県愛媛県 準絶滅危惧 - 鹿児島県沖縄県 ウミニナホソウミニナ比べて分布域は広いが、日本国内生息地はかなり少ない。環境の変化弱く海岸汚染埋立などで生息地個体数とも減少している。東京湾岸や兵庫県など既に絶滅したとされる地域もある。その他の地域でも、個体群消滅し死殻しか見つからない干潟多く報告されている。 日本の環境省作成した貝類レッドリストでは、2007年版で絶滅危惧II類(VU)として掲載された。各県独自に作成したレッドリストでも、多くの県で絶滅危惧種として名が挙がっている。

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保全状態評価

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タビラクチ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト日本各地において、埋め立て護岸工事水質汚濁土砂流入底質有機汚染などにより生息環境悪化している。環境省レッドリストにより、絶滅危惧IB類に指定されている。

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ウラウチフエダイ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト判明している生息地限られているうえ、捕獲での個体数減少開発による生息地減少危惧されている。日本では環境省レッドリスト沖縄県レッドデータブック両方で、「絶滅危惧IA類」 (CR) として掲載されている。西表島西表石垣国立公園や国指定西表鳥獣保護区指定受けた区域があり、動植物保全が行われている。

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オトメクジャク」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト農地整備道路拡幅にともなう既存石垣法面取り壊し、人による採取によって生育域狭まっている。

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ナギサノシタタリ」の記事における「保全状態評価」の解説

本種の棲息環境である海岸潮間帯上部は、防波堤道路の建設埋立浚渫等の改変を受けやすい。また本種は人間との関わりがないうえ、他の貝が少な特殊な環境にいるため、狙って探さないと見つからない日本の環境省レッドリスト2007年版では「準絶滅危惧NT)」として一旦掲載されたが、2012年版では分布広さ個体数多さ人工海岸への適応等を鑑みてランク外」となった。しかし各自治体では絶滅危惧種指定が多い。 絶滅危惧I類(CR+EN) - 兵庫県2003年)、香川県2004年絶滅危惧II類(VU) - 千葉県2011年)、愛知県2009年)、福岡県2011年準絶滅危惧NT) - 三重県2005年)、大分県2011年)、熊本県2009年)、長崎県2011年情報不足(DD) - 鹿児島県2003年

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オンセンミズゴマツボ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧I類(CR+EN)(環境省レッドリスト絶滅危惧IA類(大分県レッドデータブック2010年3月31日大分県指定希少野生動植物指定されている。また、2013年9月7日には由布市指定文化財指定されている。 生息地観光地であるため、絶滅危惧されている。由布市では生息域外保全英語版)に取り組んできたが、生息地が1箇所生息数限りがあるため、かつての生息地である旧銀鱗湖に移植すべく同地での飼育実験行っている。

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キバナノツキヌキホトトギス」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリストレッドデータブックによると、栽培用の採取などによって個体数減少傾向にあり、現生個体は約100個体推定されている。2007年レッドリスト見直しの際に、それまで絶滅危惧IB類から絶滅危惧IA類に格上げされ2012年に再び絶滅危惧IB類に見直しされた。

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ブッポウソウ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 亜種 ブッポウソウ Eurystomus orientalis calonyx 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト近年全国的に減少しており、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧種指定されている。広島県岡山県長野県天龍村では巣箱による保護繁殖個体数回復し徐々に増加しつつある。山梨県身延町宮崎県高原町岐阜県美濃市長野県木曽町ブッポウソウ繁殖地天然記念物指定されている。

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ハリヨ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト開発による湧水地の減少や川の汚染絶滅危機にあり、環境省によって絶滅危惧IA類に選定されている。生息地そのもの天然記念物指定されているところもあるが、分布域各自治体保護区設けて保護活動行っており、多く自治体において条例捕獲禁止されている。また、小学校地域団体自主活動としてもハリヨ清流守ろうという動きがあり、積極的に河川清掃などが行われている。しかし、愛好家業者による密漁捕獲によって減少している。

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イチモンジタナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト水草豊富な琵琶湖内湖干拓河川改修などによる環境改変に伴う生息地破壊ブラックバスブルーギルによる捕食タイリクバラタナゴとの競合観賞魚としての乱獲により生息地個体数とも激減している。2007年版の環境省レッドリストでは、以前絶滅危惧IB類からIA類にカテゴリ変更された。琵琶湖淀川水系では減少著しく滋賀県では条例により「指定希少野生動植物種」として本種の捕獲等が禁じられている。2009年10月にはインターネットオークション岐阜県産の本種を琵琶湖産と偽って販売した男が滋賀県警逮捕された。 琵琶湖博物館が、平安神宮オムロン協力してビオトープ池などでの保護・繁殖取り組んでいる。平安神宮神苑の池にいるイチモンジタナゴ琵琶湖疎水経由して移動定着されたとみられる。その一部琵琶湖博物館引き取って繁殖させたが、神苑の池ではヘドロ堆積による二枚貝減少によりイチモンジタナゴがみられなくなりヘドロ除去後に琵琶湖博物館から再導入された。

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ゼニタナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリストかつては東京近郊小合溜東京都)や手賀沼千葉県)、霞ヶ浦茨城県)などに多数生息していた。1950年には足立区西新井での採集記録がある。本種は佃煮などで食用にも供された他のタナゴ類よりも苦み強いため、手賀沼などではの餌にしていたという。しかし第二次世界大戦後、特に高度経済成長期を境として、埋め立て開発水路護岸化、圃場整備進行などにより生息域著しく圧迫された。さらに1980年代以降ブラックバスブルーギルなどの外来による食害を受け、個体数激減した霞ヶ浦では、1990年代初頭最後にまとまって本種を確認することができなくなった。特に2000年以降、本種の正式な確認例流入河川含めまったくなく、すでに野生絶滅した可能性が高いとみられる地域個体群保存のため、2007年琵琶湖博物館において系統保存されていた霞ヶ浦産の個体群のうち50個体里帰りし、将来は再び自然繁殖できるよう関係機関閉鎖ビオトープなどで繁殖試みられている。 東北地方での生息地は、小さなため池とそれに続く素掘り用水路がほとんどであるが、ここでもブラックバス放流が相次ぎ放流バス発見)から数年で本種を絶滅追いやっている考えられている。圃場整備事業がすでに決定あるいは進行している生息地もあり、対策急がれている。比較近年まで本種が確認できた伊豆沼では、1990年代中ごろサイズ揃った小型オオクチバス確認され1999年頃にはタナゴモツゴなどの小型コイ科魚類とともに本種が激減し、現在も復活の兆しはない。伊豆沼ではバス駆除に向け、バス用の人工産卵床多数設置し産卵後に引き上げる、あるいはヨシ際に浮上した稚魚一斉に攫うなどの取り組みなされているが、人工産卵床何者かに破壊される器物損壊事件発生している。 2007年8月環境省レッドデータブックでは本種の置かれ危機的状況から従来絶滅危惧IB指定見直されIA類に格上げされた。現状生息地全国10か所程度であり、その絶滅危険性天然記念物ミヤコタナゴ上回るとも考えられている。しかし現状ではネット通販オークションへの出品ペットショップでの販売等もなされており、環境省は本種の安易な採捕飼養売買等を行わないよう啓発している。

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ゴビヒグマ」の記事における「保全状態評価」の解説

国際自然保護連合IUCN)のレッドリストでは、分類学上の評価定まっていないこともあり、レッドリスト当局未決定としているが、個体数40以下と推定されているので、基準の上では成熟個体数50未満推定される場合Critically EndangeredCR深刻な危機)に相当するレッドリスト基準地域適用した『モンゴルレッドブック』では、Critically Endangered深刻な危機)に指定されている。 CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) モンゴル国内法でも希少動物として保護されており、1953年からゴビヒグマ狩猟禁止1995年施行され現行法でも引き続き保護対象であり、許可なく狩猟捕獲すれば罰則科せられる国際的には、1991年絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約ワシントン条約CITES)の附属書I掲載され2017年には移動性野生動物種の保全に関する条約ボン条約CMS)の附属書Iにも掲載されるなど、種の保全に関する条約絶滅危機にあるとして保護対象となっている。

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ヒナモロコ」の記事における「保全状態評価」の解説

中国朝鮮半島では比較分布域広くIUCN保全状況軽度懸念としている。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) だが日本では生息域人間生活圏重なることもあり、用水路減少開発による環境の悪化のため、近年急激に数を減らしている。そのため絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)に選定されている。 福岡県久留米市田主丸町では、地元竹野小学校の生徒用水路で偶然再発見したことをきっかけに、市民中心となって環境保全含めた保護活動が行われている。コンクリート化される予定であった用水路石積み工法変更したり、里親制度作り繁殖取り組んでいる。 また、2007年2月には、日本魚類学会福岡県対し久留米市予定していた農地整備事業中止求め要請書を提出した。県では、それを受けて専門家保護団体協議した結果ヒナモロコ繁殖できる多自然型水路による農地整備を行うことにしている。

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コシャクシギ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト日本への渡来数は少ないが、これは日本渡りコースから外れていることが主要因で、世界的に見れば普通種部類に入る。

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マダガスカルチュウヒ」の記事における「保全状態評価」の解説

ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) ウィキメディア・コモンズには、マダガスカルチュウヒ関連するメディアあります。 この項目は、鳥類関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(ポータル鳥類 - PJ鳥類)。

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ウケクチウグイ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト発見時より個体数少ない。河川改修による生息域圧迫加え、目だった保護活動が行われておらずウグイ属の他魚種区別されずに漁獲されることもあり、さらに個体数減少懸念されている。

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アカザ (魚)」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト河川改修砂礫採取による環境改変農薬河川流出にともなう水生昆虫類の減少等により、生息地縮小し個体数減少している。 東京都秋川水系においては国内外来種となり同一環境分布するカジカと餌の競合生じていると指摘されている。

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アブラヒガイ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリストブラックバスブルーギルなどの外来による食害湖岸環境改変にともなう二枚貝類減少プレジャーボート等による産卵阻害といった影響個体数減少している。生息域重複する同属種ビワヒガイとの間では交雑遺伝子汚染発生懸念される2007年版の環境省レッドリストでは、従来絶滅危惧IB類からIA類にカテゴリ変更された。

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ゼニガタアザラシ」の記事における「保全状態評価」の解説

個体数全世界で40-50頭。アラスカ海域生息するゼニガタアザラシは約27頭と推定されている。2008年発表され国際自然保護連合レッドリストでは、軽度懸念Least Concern)と評価されている。 LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 日本では当時ゼニガタアザラシ捕獲数から1940年生息数は1500-4800頭と大まかに推定されている。しかし、1960-1970年には600-900頭まで減少したとされる。その原因不明な点が多いが、乱獲アザラシの上陸場の消滅漁船調査船による上陸妨害漁業定置網迷い込むことによる混獲コンブ漁場確保のための岩礁爆破作業などが背景にあるという指摘がある。 1973年にはゼニガタアザラシを国の天然記念物指定するための運動研究者中心に始まった当初消極であった文化庁北海道教育庁賛成し1974年文化財保護審議会天然記念物指定するように文部大臣答申した。それに対し地元漁業関係団体からは、威嚇射撃容認間引き実施漁業被害補償などが要求された。結局折り合いがつくことはなく、天然記念物となることはなかった。当時漁業関係者中心にゼニガタアザラシ漁業害獣とみなす風潮強かった1980年代前半日本獣医畜産大学(現日本獣医生命科学大学)の羽山一助教授当時)が水産庁保護対策講じてほしいと進言したところ、担当官に「そんな害獣はむしろ征伐しなければならないと言われたという逸話がある。保護は進むことなく1970年代から1980年代にかけての生息数は約350頭と推定され絶滅危機瀕する状況継続していた。 1980年代になると文化財指定するという目的から漁業との共存へと変わり始めた1982年には帯広畜産大学北海道大学中心となってゼニガタアザラシ研究グループ」が結成された。また、ゼニガタアザラシ保護生態関わるシンポジウム」が1985年開催され適正な保護管理対策が必要との意見がまとめられた。1990年には北海道えりも町にて「えりもシール・クラブ」というアザラシとの共存共栄考える会が設立した。これは漁業被害受けている地元漁師旅館主人などの市民によって運営されており、その活動広く知られ朝日新聞・海の環境賞などを受賞している。ゼニガタアザラシ対す行政認識変化し環境庁当時)が1991年発行した日本の絶滅のおそれのある野生生物』では危急種指定され1998年レッドリストでは絶滅危惧IB類に指定された。水産庁でも独自のレッドデータブックにて危急種選定している。 その後2000年代になると1980年代から上陸場の数は増えていないものの、個体数増加傾向をみせ、ゼニガタアザラシ研究グループ調査によれば2004年には約900頭の生息確認されるようになったこのように個体群安定してきたことから、2012年環境省レッドリストでは絶滅危惧II類に引き下げられた。そして、2015年には準絶滅危惧にさらに引き下げられた。 アザラシ猟は1990年代前半以降行われておらず、岩礁爆破作業自体が危険であるため実施されなくなった一方で混獲2000年代になって発生しており、日本報告されるアザラシ混獲の9割以上がゼニガタアザラシであり、特に若齢個体が網にかかりやす傾向報告されている。2005年道東報告されゼニガタアザラシ混獲数は合計222となっている。ただし、根室半島納沙布岬事例では2000年代混獲数はゼニガタアザラシ絶滅瀕していた1980年代比べて大きく増減はしておらず、個体数減少させる主な要因になるとは考えにくいという指摘もある。 近年アザラシ観光資源として着目されウォッチングツアーも行われるようになってきた。一方で漁業被害発生させている事実変わらず、さらに生態系への悪影響懸念されている。また、個体数増加に伴いゼニガタアザラシ個体サイズ小型化しているとの報告もある。そうした中、環境省ゼニガタアザラシ適正な個体数管理乗り出し始めた捕殺に関して動物愛護などの観点から慎重な対応を求め意見出ている。また、ゼニガタアザラシ道東沿岸千島列島南部行き来していることが示されているため、より広域的な調査実施し正確な個体数推定することが求められている。 準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト北海道版レッドデータブック -絶滅危急種

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保全状態評価

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タコノアシ」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト2007年8月レッドリスト以前環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)

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アジメドジョウ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト開発による生息地減少や、食用として乱獲等により生息数減少している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 06:41 UTC 版)

コシジロウタオオタカ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) ウィキメディア・コモンズには、コシジロウタオオタカ関連するメディアあります。 この項目は、鳥類関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(ポータル鳥類 - PJ鳥類)。

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シロウオ」の記事における「保全状態評価」の解説

日本の環境省作成した汽水淡水魚レッドリストでは、1999年版で「準絶滅危惧NT)」として掲載され2007年改訂版で危険度が増したとの判断から「絶滅危惧II類(VU)」となった日本ではその他にも各道府県レッドリスト絶滅危惧種として掲載されており、うち5県では絶滅危惧I類(絶滅寸前種)に指定されている。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト絶滅危惧種|絶滅危惧I類 - 山形県静岡県兵庫県徳島県高知県 絶滅危惧II類 - 北海道宮城県和歌山県香川県愛媛県鹿児島県 準絶滅危惧 - 青森県・秋田県茨城県千葉県新潟県富山県福井県京都府岡山県大分県福岡県・佐賀県 情報不足 - 神奈川県 その他 - 福島県未評価)・熊本県(要注目種) 日本国内の分布域のほぼ全域個体数減少している。原因は川や海の水質汚染、または河口堰設置コンクリート護岸など河川改修による産卵消失考えられている。

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ゴマフアザラシ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) The IUCN Red List of Threatened Species 2016 では LC評価している。 個体数1970年代には全体40頭、うちベーリング海チュクチ海20-25頭、オホーツク海17頭が分布していたと推定されている。その後日本旧ソ連狩猟行っていたため減少した。しかし、日本では1000頭ほど捕獲されていたが毛皮価値低下したために商業的捕獲衰退したソ連捕獲頭数制限設けたために、現在では個体数回復しているとされるが、正確な推定はされていない北海道では本来は越冬のために冬季ゴマフアザラシ集まっていたが、近年夏季でも居着く個体増加している。そのため、漁業被害が深刻となっている。それにともない北海道東部行われている秋サケ定置網迷入溺死するゴマフアザラシもいる。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:53 UTC 版)

ワモンアザラシ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) オホーツク海ではもっとも個体数の多いアザラシ20世紀のはじめの生息頭数111頭と推定されていた。その後旧ソ連積極的に捕獲した結果減少した1980年代初頭オホーツク海推定数は54頭である。

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コゲツノブエ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト県別レッドリスト 絶滅危惧I類 - 兵庫県2014年Aランク」)・宮崎県2015年絶滅危惧II類 - 三重県長崎県2016年準絶滅危惧 - 高知県2017年)・熊本県2014年鹿児島県2014年) その他 - 徳島県2013年留意」) 日本では南日本分布するが、内湾埋立環境汚染により生息地個体数とも減少している。死殻しか見つからない干潟もある。日本の環境省作成した貝類レッドリストでは2007年版で絶滅危惧II類(VU)として掲載され各県独自に作成したレッドリストでも8県で絶滅危惧種として名が挙がっている。干潟環境保全上で留意すべき種類である。 しかし一方で多産地発見等の報告もある。例え長崎県レッドリストでは2010年版で「絶滅危惧IB類(EN)」とされたが2016年改訂で「絶滅危惧II類(VU)」とランクダウンした。沖縄県レッドリストでは2005年版で一旦「準絶滅危惧」とされたが2017年版で削除された。

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サキシマエノキ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト生育地である下記地方公共団体作成したレッドデータブックにも掲載されている。 沖縄県絶滅危惧IB

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保全状態評価

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アリアケギバチ」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト近縁種ギバチ同様に河川改修水質汚濁などの影響を受けやすいため、個体数生息地減らしている。

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保全状態評価

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オキナワオオコウモリ」の記事における「保全状態評価」の解説

1987年ワシントン条約附属書II掲載され1990年ワシントン条約附属書I掲載されている。2017年現在沖縄県レッドリストでは、絶滅判定されている。 絶滅環境省レッドリスト

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保全状態評価

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カササギ」の記事における「保全状態評価」の解説

日本においては、「カササギ生息地」が国の天然記念物指定されているが、絶滅危惧する状態には無い。指定地以下の通り福岡県 - 久留米市(旧大善寺町荒木町三潴町城島町域)、筑後市(旧西牟田町域)、柳川市大川市大木町みやま市(旧瀬高町山川町域)、福津市古賀市 佐賀県 - 佐賀市鳥栖市多久市武雄市鹿島市小城市嬉野市神埼市吉野ヶ里町基山町みやき町上峰町大町町江北町白石町太良町 福岡県 保全対策依存種 → ランク佐賀県 1923年昭和3年3月7日佐賀県天然記念物指定された。

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保全状態評価

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アカメ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト分布狭く生息数少ないため各地保護活動が行われている。しかし希少価値があるために稚魚密漁される他、環境汚染海辺開発などで稚魚生息地となる藻場消失している。環境省レッドリストでは1991年版で「希少種」、1999年版では「準絶滅危惧NT)」だったが、2007年版では2段階上がり「絶滅危惧IB類(EN)」として掲載された。 また2006年には、宮崎県指定希少野生動植物一種としてアカメ指定し捕獲などを禁止した。これはニホンカモシカ等と同じ扱いである。高知県同様に指定しようとした釣り人らの反発遭い指定には至っていない。

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保全状態評価

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イワトビペンギン」の記事における「保全状態評価」の解説

キタイワトビペンギン ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) ミナミイワトビペンギン VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 個体数は734万羽で、過去30年24%、継続的減少をしている。減少原因は、漁業との競合生息地侵入した病原菌などである。 IUCNレッドリストでは、ミナミイワトビペンギンキタイワトビペンギン扱われており、ミナミイワトビペンギン危急種キタイワトビペンギン絶滅危惧である。

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保全状態評価

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ビワマス」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト近年琵琶湖ではブラックバスなどの外来種によって生態系漁業大きな影響出ており、問題となっている。ただしビワマス生息数40 - 50万尾で、外来がほとんど存在しなかった数十年前とほぼ同様の生息水準保たれている。滋賀県水産試験場調査によると、これはスモルトが川を下って琵琶湖深場移動する際、コイ科魚類のように浅場長時間留まらず素早く河川下って深場移動するので、琵琶湖上層部生息域とする外来影響を受けにくいためと考えられている。増殖為にサケ同様に人工ふ化した稚魚放流1883年から)や成魚販売用養殖行われている。

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保全状態評価

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イリオモテヤマネコ」の記事における「保全状態評価」の解説

国際自然保護連合(IUCN)による保全状態の評価では、種ベンガルヤマネコ (P. bengalensis) は、Least concern軽度懸念)に分類されている。一方で亜種イリオモテヤマネコ (P. b. iriomotensis) は当初Endangered絶滅危惧IB類)に分類されていたが、2008年査定では西表島でしか確認されていないことや個体数減少続けていることなどから、Critically endangered絶滅危惧IA類)に分類されている。 CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 琉球政府当時指定天然記念物指定されていた。沖縄本土復帰に伴い1972年5月15日に国指定天然記念物指定され1977年3月15日特別天然記念物1994年種の保存法により国内希少野生動植物種指定された(1月28日政令公布3月1日施行)。環境省レッドリストでは当初絶滅危惧IB類に分類していたが、2007年レッドデータ見直しにより、絶滅危惧IA類に再評価された。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト

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保全状態評価

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ホトケドジョウ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト護岸工事などの開発による生息地減少に伴い生息数激減している。

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保全状態評価

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ヒナイシドジョウ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト) この項目は、魚類関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(Portal:生き物と自然/プロジェクト:生物)。

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保全状態評価

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オショロコマ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト日本国内直ち種の絶滅危惧される状況ではないが、2007年版の環境省レッドリストでは、従来準絶滅危惧から絶滅危惧II類にカテゴリ上げられた。知床半島などの生息地では外来ニジマスブラウントラウト)との競合アメマス生息域拡大による源流域まで追いやられる一部釣り人による乱獲源流部の林道工事河畔林伐採堰堤設置等にともなう生息環境破壊により、個体群絶滅危機にあるとみられる。特に、本種はもともとアメマスと同じ川で生息する際、本種がアメマスより上流に、その下流アメマス生息するといった棲み分けがあったが、ここ最近アメマス勢力広がりつつある。また、本種とアメマスとの交雑種が見つかっている。本種の分布域の北側には、ホッキョクイワナが生息するが、両者異同には論議がある。まず、言えることは(1)産卵場所の違いである。本種は河川、ホッキョクイワナは湖沼(2)生態や、数が本種より亜種ミヤベイワナに近いこと。など明確な違い限られており、本種との区切り難しい。しかし、もともと日本国内生息する本種を含めイワナ属明確な河川ごとに特徴があったと言われるイワナ属そもそも本種とミヤベイワナの2亜種からなるグループと、アメマスニッコウヤマトゴギ4型からなるイワナグループ、その他外来種2種日本国内生息していると考えられているが諸説ある。本種を含めホッキョクイワナのグループイワナグループ比べ生息域広く、より正確な分類必要なグループであるには違いない北海道では、河川残留型が多い事から河川間の交流がほとんどなく、河川集団毎の遺伝的多様性比べ同一河川集団遺伝的多様性は低い。つまり、各河川毎に閉ざされ生殖系繁殖集団となっているため、増殖目的とした放流の際は、安易に他の河川からの移植避けるべきである。近年本州も本種が見つかるが、これは釣堀から逃げたり、釣られ残った個体である。 かつて、放流したベニザケ幼魚対する害として駆除されたことがある

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シュレーゲルアオガエル」の記事における「保全状態評価」の解説

日本の以下の都道府県で、レッドリスト指定受けている。 準絶滅危惧 - 栃木県千葉県兵庫県 一部地域では開発に伴う生息地獲物減少により生息数減少していると考えられている。 しかし、日本全体では分布広く個体数少なくはないため、環境省レッドリストには指定されていない国際自然保護連合IUCN)でもレッドリストにて軽度懸念LC)と評価しており、個体数安定傾向にあるとしている。

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ウツセミガイ」の記事における「保全状態評価」の解説

日本では第二次世界大戦以前までは比較普通に見られたが、20世紀末以降全国的に減少著しく千葉県では絶滅愛知県では1978年記録最後のものだとされる絶滅Ex) - 千葉県2011年絶滅危惧IA類(CR) - 愛知県2009年

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エゾホトケドジョウ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト1999年環境省レッドリストでは絶滅危惧IIであったが、2007年以降レッドリストでは絶滅危惧IB類に指定されている。

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ニンドウバノヤドリギ」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト生育地である沖縄県作成したレッドデータブック掲載されている。 沖縄県絶滅危惧II

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保全状態評価

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アユカケ」の記事における「保全状態評価」の解説

多く自治体で「希少な野生生物」「絶滅危惧種」として登録される他、福井県九頭竜川は本種の生息地として国の天然記念物指定されている。 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト減少種:水産庁レッドデータブック

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コノハズク」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) ワシントン条約付属書II開発による生息地、巣である樹洞のある樹木獲物減少に伴い生息数減少している。

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タナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリストVULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 河川改修圃場整備といった開発にともない産卵床となる二枚貝類とともに多く生息地破壊された。また、ブラックバス・ブルーギルによる食害タイリクバラタナゴとの競合といった外来圧迫受けており、各地生息数激減している。なお、観賞魚として商業流通する個体人口的に増殖した個体大半である。しかし、未だに一部業者による乱獲脅威もある。タナゴ全般は現在数を減らし希少になりつつあるが最も大きな影響は、乱獲影響より開発等による環境破壊外来種食害競合水田や繋がる水路等の干ばつ化等であり、特にタナゴ類の繁殖欠かせない二枚貝減少影響している。タナゴ類も二枚貝も共に同じ環境生きる生物の為、少なくとも生息している水域含めた保護環境保全整備等が重要である。 関東地方生息地近年特に減少している。分布南限の神奈川県ではすでに絶滅し東京都でも同様とみられ、現在のまとまった生息地霞ヶ浦水系栃木県内一部水域のみである。霞ヶ浦では環境改変外来食害減少続いており、生息密度がかなり希薄になっている。2000年以降オオタナゴ増殖にともなう本種への圧迫指摘されるブラックバス食害問題となっている伊豆沼宮城県栗原市北上川水系)では、かつてバラタナゴゼニタナゴとともに本種が多数生息しタナゴ類の優占種であったが、2000年代になってからはほとんど確認できない状況続いている。岩手県内でも大規模な圃場整備事業によって本種の基幹生息地破壊されている。青森県東部湖沼群でもブラックバス侵入顕著であり、予断を許さない状況である。 2007年版の環境省レッドデータブックはこれらの状況反映し従来準絶滅危惧から2段ランク上げ近い将来野生絶滅危険性が高い絶滅危惧IBとなった各都道府県レッドリストへの記載状況下表のとおり。 カテゴリ都道府県絶滅 神奈川県 埼玉県 絶滅危惧I類 東京都 千葉県 群馬県 栃木県 青森県 絶滅危惧II茨城県 福島県 宮城県 その他 岩手県Dランク - 準絶滅危惧下位

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保全状態評価

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サクラマス」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリストサクラマスヤマメ)・サツキマスアマゴ)・ビワマス 降海型サクラマスサツキマスは、河川環境の変化により各地個体数減少している。河川へのダムや堰の建設による遡上降海阻害だけではなく生活排水による水質汚濁コンクリートによる平坦な護岸河床浸食対策による生息場所減少源流域森林伐採による流量変動増大斜面崩落による濁り土砂流入などが影響している。河畔林幼魚越冬場所確保重要な働きをしており、資源保護に有効である。

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保全状態評価

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ミヤコタナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト日本国指定天然記念物 国内希少野生動植物種 1974年天然記念物に、1994年国内希少野生動植物種指定環境省レッドリストでは、絶滅危惧IA類に当初から指定されている。したがって許可のない捕獲採集や飼育、譲渡売買禁じられている。ほとんどの生息地において地域社会が本種の保全関心持ち生息地によっては密漁行為監視警察への通報緊密に行なうなどしている。なお、近年では新規に生息地発見されても密漁等を防ぐ意味で公開しないのが原則であるが、同時に保護地域社会浸透できず、どこからか密漁者もやってくるという悪循環悩まされている。 本種は湧水に続く小水路と水田耕作地という二次自然に強く依存しており、産卵母貝であるマツカサガイ維持には定期的な水路の土揚げ農業用溜池の池乾しなど手入れ欠かせず、それを周知できなかった過去においては保護うまくいかなかったという苦い経験がある。すなわち本種の生態は、人間による耕作生産活動と密接不可分な関係にあり、人手不足後継者難による耕作放棄など農村社会荒廃が、本種の将来暗い影落としている。 また、種生息地でのゴルフ場開発圃場整備事業河川コンクリート護岸化や直線化などの生息地破壊につながる開発許可公共事業は、本種の希少性世に広く知られるようになった近年でも後を絶たない千葉県にある生息地一部では他地域ヤリタナゴ国内外来種)やタイリクバラタナゴ侵入みられる一方で、本種が本来分布していない場所で発見されることもあり、違法飼育者の密放流疑われる。 国の許可の下、神奈川県産、埼玉県産、千葉県産栃木県産のものは関東各地水産試験場動物園水族館博物館大学一部自治体関係機関などによって系統保存復元再生目的とした飼育・繁殖やそれに伴う一般展示が行われている。

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保全状態評価

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ハシブトカモメ」の記事における「保全状態評価」の解説

分布が非常に広いうえに、生息数多く安定していると考えられている。一方で気候変動により、獲物である動物プランクトン減少に伴う影響懸念されている。

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カゼトゲタナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリストNEAR THREATENED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 河川改修圃場整備事業などによる水路三面コンクリート護岸化は、本亜種を含むタナゴ類およびその産卵床となる二枚貝類生息地破壊直結した。農薬使用増加水底富栄養化にともなう水質汚濁肉食外来であるブラックバスブルーギル侵入も本亜種生息圧迫する要因となった2007年版の環境省レッドリストでは、以前絶滅危惧II類から絶滅危惧IB類にカテゴリ見直しなされた都道府県RDBにおいては大分県福岡県長崎県それぞれ絶滅危惧I類、佐賀県絶滅危惧II類、熊本県準絶滅危惧となっている。

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サンカノゴイ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリストウィキメディア・コモンズには、サンカノゴイ関連するメディアあります

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イトヨ」の記事における「保全状態評価」の解説

日本では2020年版環境省レッドリストで、ハリヨ絶滅危惧IA類(CR)、福島県以南太平洋陸封型イトヨ本州のニホンイトヨが「絶滅のおそれのある地域個体群 (LP) 」に記載されている。

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ニホンザリガニ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト河川環境の悪化採集業者乱獲などが重なって次々生息地追われた。国際自然保護連合評価は「データ不足 (DD)」である。

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アマミヤマシギ」の記事における「保全状態評価」の解説

VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト国内希少野生動植物種 - 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律種の保存法沖縄県指定天然記念物 鹿児島県レッドデータブック - 絶滅危惧I類 沖縄県レッドデータブック - 絶滅危惧IBまた、本種の主な生息地である湯湾岳は国の天然記念物天然保護区域神屋・湯湾岳)及び国指定湯湾岳鳥獣保護区指定されている。

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ワタセジネズミ」の記事における「保全状態評価」の解説

LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト鹿児島県レッドデータブック - 準絶滅危惧 沖縄県レッドデータブック - 準絶滅危惧 ジャワマングースニホンイタチノネコなどの移入種により捕食されていることがわかっている。

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カジカ (魚)」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト河川改修などにより生息環境圧迫を受け、各地個体数減少している。2020年版環境省レッドリストでは、カジカ中卵型 Cottus sp.カジカ小卵型 Cottus reinii が絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。また、カジカ大卵型は、準絶滅危惧(NT)に分類されている。

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アブラボテ」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト日本では開発による生息地破壊やそれに伴う二枚貝減少ペット用乱獲等により生息数減少している。2007年には環境省レッドリスト準絶滅危惧カテゴリ記載された。生息地各自治体によるレッドリスト記載状況下表のとおり。 カテゴリ都道府県絶滅危惧I類 愛媛県 香川県 絶滅危惧II奈良県 滋賀県 福井県 岐阜県 三重県 準絶滅危惧 福岡県 鹿児島県 熊本県 島根県 広島県 兵庫県 大阪府 京都府 岡山県 情報不足 和歌山県 愛知県 その他 静岡県(要注目N-I 現状不明

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保全状態評価

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スイゲンゼニタナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト国内希少野生動植物種種の保存法」により平成14年から国内希少野生動植物種指定されているため朝鮮半島産のものも含めて無許可採取販売展示飼育など全て禁止されている。 本種の生息を脅かす要因として以下の6つ挙げられる河川中・下流域水路改修による産卵母貝の減少 水質汚濁 オオクチバスによる捕食タイリクバラタナゴとの競合など外来種の影響種の分布域に人為的に移入され近似種カゼトゲタナゴ)との交雑 密漁 生息地分断個体数減少による遺伝的多様性低下

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ヤリタナゴ」の記事における「保全状態評価」の解説

準絶滅危惧NT)(環境省レッドリスト開発による生息地破壊とそれに伴う二枚貝類減少ブラックバスブルーギル食害等により生息数減少している。霞ヶ浦ではオオタナゴによる競合駆逐問題となっている。2007年には環境省レッドリスト準絶滅危惧カテゴリ記載された。

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保全状態評価

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ギバチ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト関東地方河川では、水質汚染や餌となる水生昆虫減少影響を受け、個体数および生息地減らしている。

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保全状態評価

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イサザ」の記事における「保全状態評価」の解説

絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト滋賀県版レッドリスト注目琵琶湖特産種のうえ、ブルーギルオオクチバスブラックバス)による捕食影響し個体数減少している。環境省汽水淡水魚レッドリストでは1999年版で「準絶滅危惧NT)」として掲載されたが、危機的状況陥ったという判断から2007年版では一気に「絶滅危惧IA類(CR)」に変更された。 もともとイサザ漁獲量変動大きい。1950年代に一旦激減した後、1962-86年には160-590tまで回復したが、1988年以降に再び漁獲激減、1993-95年には1t以下にまで落ち込んだその後再び漁獲されようになった以前ほど漁獲されていない有効な保全策不明とされている。

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保全状態評価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/08/15 15:16 UTC 版)

ヤエヤマコキクガシラコウモリ」の記事における「保全状態評価」の解説

ヤエヤマコキクガシラコウモリ Rhinolophus perditus perditus 絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト沖縄県レッドデータブック - 絶滅危惧IIイリオモテコキクガシラコウモリ Rhinolophus perditus imaizumii 絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト沖縄県レッドデータブック - 絶滅危惧II土地改良にともなう洞窟減少洞窟内部環境変化、さらに採餌場である森林の減少孤立化減少要因考えられている。

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