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アユカケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/01 05:39 UTC 版)
アユカケ(鰍、Cottus kazika)は、カサゴ目カジカ科に属する日本固有種の魚である。カマキリとも呼ばれる。ヤマノカミと同じく「降河回遊」の生活史をもつ中型カジカ類の一種である。太平洋側は茨城県久慈川以南、日本海側は青森県深浦町津梅川以南、四国、九州に生息するが、瀬戸内海沿岸での定常的な生息は確認されていない。体長は5cmから30cm程度で鱗は無い、体色は灰褐色の地に4本の暗色横帯で、胸びれは吸盤状ではなく分離している。鰓蓋には一対の大きい棘と、その下部に三対の小さい棘を持つ。名前の由来は、鰓蓋にある棘に餌となる魚(アユ)を掛けるとの伝承による。
似た生活史を有するアユと比べ流速の早い流れでの遊泳能力が劣るため、堰堤のほかアユやサツキマス、サクラマスを主対象として設計された魚道での遡上も阻害されやすい[1]。
昆虫のカマキリと間違えやすいことから、アユカケと呼ばれることが多い。
- 地方名:アラレガコ(福井県)、ゴリなど
- 北限生息域
従来生息域の日本海側北限は秋田県雄物川以南とされているが、青森県[2]での発見例が報告されている。太平洋側北限は神奈川県とされていたが、1995年の調査で久慈川での繁殖が報告されている[3]。
- ^ 長良川河口堰における魚道と魚類の遡上・降下調査について 応用生態工学 Vol.5 , No.1(2002)pp.23-40
- ^ アユカケ(カマキリ) Cottus kazika青森県産業技術センター
- ^ 久慈川におけるカマキリ (アユカケ) の出現について (PDF) 茨城内水試験報33 72~76 (1997)
- 1 アユカケとは
- 2 アユカケの概要
固有名詞の分類
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