にが‐み【苦み/苦味】
苦み
苦味
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 18:30 UTC 版)
苦味(にがみ)は五基本味の一つの味覚である。苦み(にがみ)。
- ^ Hennig, H. : Qualitatenreihe des Geschmacks, Z. Psychol., 74 ; 203-219, 1916
- ^ 池田菊苗「新調味料に就きて」『東京化学会誌』30 1909年
- ^ 後藤奈美によると「渋味は、いわゆる五原味(甘・酸・塩・苦・旨味)には含まれず、対応する味覚受容体が報告されていない。味蕾のない上唇と歯茎の間に渋味を与える硫酸アンモニウムや硫酸銅の溶液を垂らしても渋味として感知されることから、辛味と同様、渋味は触覚に近い感覚だと考えられている。」という。後藤奈美「赤ワインの渋み」『日本醸造協会誌』107巻4号 2012年 p212
- ^ 山田恭正「苦味物質の化学」『New Food Industry』Vol.44.No.2 食品資材研究会 2002年
- ^ 太田静行「苦味と苦味調味料」『北里大学保健衛生専門学院紀要』4(2)北里大学保健衛生専門学院 1998年
苦み
「苦み」の例文・使い方・用例・文例
- 私はラディッキオの苦みが好きです。
- 彼は苦みばしったいい男だ.
- 酸味または苦みを作る
- いくらか苦みをもつ、くぎ状のしゃきっとした葉
- ソース、スープ、詰め物に適度に使われる(苦みがあるため)葉
- 野生では苦みがあり、濃い色の小型の果実をつけるが、栽培すれば食用の甘い果実を実らせるユーラシアの大きな高木
- ダルマティア産の、苦みのある野生のサクラの高木で、果汁がマラスキーノ酒の原料となる果実をつける
- マラスカの高木の、苦みのある小粒の果実で、果汁はマラスキーノ種の原料になる
- 苦みのある灰緑色の葉を持つ、ヨーロッパの香りの強い多年草
- 一般的な種類の様々なオレンジの高木で、酸味や苦みのある果物を産する
- 主に熱帯の、苦みのある樹皮を持つ高木および低木で、果実は種子が1つで、羽がある
- ニガキ科の高木または低木の総称で、材と樹皮には苦みがある
- 低木列および森林地の端に生える苦みのある旧世界の草本で、鋸歯状の葉と白または薄いピンクの花をもつ
- ヨーロッパとアメリカの二年生の雑草で大きな羽状の葉と黄色の花と、苦みがありいくらか毒のある根をもつ
- 南アフリカ産の高木の、苦みのある樹皮
- 巴豆の種子から得られる濃い苦みのある油
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