ヒナモロコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 03:21 UTC 版)
ヒナモロコ(雛諸子、Aphyocypris chinensis)はコイ科に属する魚。中国や韓国などアジア東部に広く分布するが、日本では九州の久留米市周辺(久留米市田主丸町大字竹野地区の山間の用水路)にのみ分布する。そのため、かつて日本列島が大陸と地続きであったことを証明する魚と言われる。 静岡県某所でも繁殖が確認されているが、九州の個体群とは外部形態や生息環境に違いがあるため、大陸系の別亜種が移入し、定着した可能性がある。
- ^ a b Devi, R. & Boguskaya, N. (2009). "Aphyocypris chinensis". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature.
- ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2006). "Aphyocypris chinensis" in FishBase. April 2006 version.
- ^ 環境省生物多様性センター 絶滅危惧種情報検索 ヒナモロコ
- ^ ヒナモロコを将来に引き継ぐために!(福岡県)
- 1 ヒナモロコとは
- 2 ヒナモロコの概要
- 3 外部リンク
固有名詞の分類
- ヒナモロコのページへのリンク