おもな種類
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オニヌマエビ Atyopsis spinipes (Newport, 1847) 体長2-5cmほど。額角が短く、体は太くずんぐりしている。前の2対の歩脚に長い毛が生えて筆のように変化しており、流下物を捕えて食べる。南西諸島を含む西太平洋沿岸に分布する。「ロックシュリンプ」という名称でアクアリウムで飼育されるエビもオニヌマエビの近縁種である。 ヤマトヌマエビ Caridina multidentata Stimpson, 1860 体長3-4cmほど。額角が短く、複眼が黒くて大きい。体側には赤い斑点が線状に4列並ぶが、オスでは点線に、メスでは破線になる。動きは活発で、網ですくうと跳ねずに歩きだす。西日本からフィジー、マダガスカルまで分布し、川の上流から中流にかけて生息する。観賞用として人気がある。 トゲナシヌマエビ C. typus H. Milne Edwards, 1837 体長2-3cmほど。額角が短く、体型も他のヌマエビ類よりずんぐりしている。体色は一様に褐色がかって地味な個体が多いが、黒や青緑色の個体、背中に白っぽい縦線が走る個体もいる。網ですくうとヤマトヌマエビと同様に歩きだす。西日本から東南アジア、フィジーまで分布する。 ミゾレヌマエビ C. leucosticta Stimpson, 1860 体長2-3cmほど。トゲナシヌマエビとは逆に額角が長く、体型も細長い。メスの成体は灰褐色を帯び、体側に小さな白点が散在するのでこの和名がある。西日本から南西諸島に分布する。遡上する習性はあまり強くなく、海にほど近い下流域に多い。 ツノナガヌマエビ C. grandirostris Stimpson, 1860 体長2-3cmほどで、ミゾレヌマエビよりやや小型。和名通り額角が長く、反りかえる。従来は C. longirostris H. Milne Edwards, 1837 とされていたが別種とされた。日本では九州南部から南西諸島にかけて分布する。 ヒメヌマエビ C. serratirostris De Man, 1892 体長1-2cmほど。小型だが赤、茶、紫など体色が変異に富む。背中に白っぽい縦線が走る個体と、数本の白い横しまがある個体とがいる。あまり活発ではなく、物かげに隠れる性質が強い。ミゾレヌマエビと同じく下流域に多い。西日本から東南アジア、オーストラリア北部、マダガスカルまで分布する。 オパエウラ Halocaridina rubra Holthuis, 1963 体長1.2-1.5cmほど。赤い個体から白い個体まで幅がある。成体は淡水から海水まで広く適応するが、繁殖には汽水と隠れ場所が必要。ハワイ諸島の anchialine pool 「陸封潮溜まり」と呼ばれる汽水域にのみ分布する固有種。ハワイアンレッドシュリンプ、スカーレットシュリンプ、ピクシーシュリンプ、ホロホロシュリンプ等、多くの名前で呼ばれている。 ミナミヌマエビ Neocaridina denticulata De Haan, 1844 体長1-2.5cmほど。メス成体は褐色や緑黒色など体色が変異に富むが、背中中央に白線が入り、体側に「ハ」の字形の縞模様が並ぶことが多い。発生に塩分を必要とせず、一生を川で過ごす。日本(静岡県焼津市以西、琵琶湖以南)、朝鮮半島、台湾、中国に分布する。 ヌマエビ Paratya compressa De Haan, 1844 体長は2-3cmほど。額角とは別に、目の上に小さな棘(眼上棘)があること、歩脚に外肢があることでヒメヌマエビ属と区別できる。西日本から南西諸島に分布する。同属のヌカエビ P. improvisa Kemp, 1917 は東日本に分布する。 オニヌマエビの一種 Atyopsis moluccensis。長い毛がある2対の歩脚を振りかざす ヒメヌマエビのメス。背中に白い縦線がある個体。抱卵している ヒメヌマエビのメス。背中に数本の横しまがある個体
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おもな種類
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多くの種類があって、河川から深海まであらゆる水環境に生息する。食用や観賞用として人とのかかわりが深い種類も多い。 淡水域 - テナガエビ類、スジエビ、ヌマエビ類、ザリガニ、アメリカザリガニなど タイドプールや藻場 - イソスジエビ、ホッカイエビ、コシマガリモエビ、アシナガモエビなど 浅い海の砂泥底 - テッポウエビ、クルマエビ、ウシエビ(ブラックタイガー)、シバエビ、サルエビ、ウチワエビなど 浅い海のサンゴ礁や岩礁 - サラサエビ、カクレエビ類、オトヒメエビ、イセエビ、セミエビ、ロブスターなど 深海 - サクラエビ、シラエビ、ホッコクアカエビ(アマエビ)、アカザエビなど
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おもな種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 14:43 UTC 版)
日本産シオマネキ類は10種類ほどが知られるが、九州以北では西日本にシオマネキとハクセンシオマネキの2種類だけが分布する。南西諸島や小笠原諸島では多くの種類が見られる。 シオマネキ Uca arcuata (De Haan, 1833) 甲長(縦の長さ)20mm、甲幅(横の長さ)35mmに達し、日本産シオマネキ類の最大種。ハクセンシオマネキに比べて左右の眼柄が中央寄りで、甲は逆台形をしている。オスの大鋏表面には顆粒が密布し、色はくすんだ赤色だが、泥をかぶり易く色が判別しにくいこともある。 静岡県以西の本州太平洋岸、四国、九州、南西諸島、朝鮮半島、中国、台湾の各地に生息地が点在する。泥質干潟のヨシ原付近・泥が固まった区域に生息するが、人間の活動が大きな脅威となり生息域が減少している。環境省が2000年に発表した無脊椎動物レッドリストでは準絶滅危惧(NT)とされていたが、絶滅のおそれが増大したとの判断から2006年の改訂で絶滅危惧II類(VU)となった。 有明海沿岸地方ではタウッチョガネ、ガネツケガニ、マガニなどと呼ばれる。アリアケガニやヤマトオサガニなどと共に漁獲され、「がん漬」という塩辛で食用にされる。 ハクセンシオマネキ U. lactea lactea (De Haan, 1835) 甲幅18mmほどで、シオマネキよりだいぶ小さい。神奈川県以西の本州太平洋岸、四国、九州、朝鮮半島に分布し、河口付近の泥まじりの砂浜や転石海岸に生息する。オスのウェービングが白い扇子を振って踊るように見えるためこの和名がついた。環境省レッドリストではシオマネキと同じく準絶滅危惧から絶滅危惧II類に改訂されたが、21世紀初頭の時点ではシオマネキより生息地が多い。 亜種オキナワハクセンシオマネキ U. lactea perplexa (H. Milne Edwards, 1837) は、南西諸島からフィリピン、バヌアツまで分布するが、独立した種 U. perplexa とすることもある。 ヒメシオマネキ Uca vocans (Linnaeus, 1758) 甲幅20mmほど。オスの大きなはさみは上半分が白色、下半分が橙色をしている。オスの大鋏は噛みあわせに小さな歯があるが、闘争などで鋏が脱落すると噛み合わせに歯がない大鋏が再生する。南西諸島から台湾、フィリピン、パラオまで分布する。 ベニシオマネキ Uca chlorophthalma crassipes (Adams et White, 1848) 甲幅15mmほど。和名通りオスの大鋏が鮮紅色をしている。甲羅も赤いが、ほぼ全面が赤い個体から全面が黒い個体まで個体差が大きい。脚は黒い。インド洋と西太平洋の熱帯域に広く分布し、日本では南西諸島と小笠原諸島に分布する。マングローブ地帯に生息する。 ルリマダラシオマネキ Uca tetragonon (Herbst, 1790) 甲幅25mmほど。和名のとおり甲羅は鮮やかな水色で、青い小斑点が散在する。鋏脚はくすんだ橙色、脚は褐色。インド洋・西太平洋の熱帯域に分布し、日本では南西諸島に分布する。小石の多い砂浜海岸に生息するが、個体数は少ない。 ヤエヤマシオマネキ Uca dussumieri 甲幅25mmほど。オスの大鋏の下半分が赤いことが特徴。沖縄県のマングローブ付近に生息する。 ヤエヤマシオマネキ(雄個体・正面) ヤエヤマシオマネキ(雄個体・背面) メディアを再生する ベニシオマネキ(動画)
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おもな種類
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オオオキソコエビ Eurythenes gryllus 深海産の大型種で体長15cmほどにもなる。体色は赤で目は白色。カイコウオオソコエビと同様に体内に深海の水圧に対するように脂肪分を体内に多く貯え、この脂肪を海水よりも軽くして数千メートルの深海底よりもやや上方を泳いで、エサとなる生物の死体を捜す。 ダイダラボッチ Alicella gigantea ダイダラボッチ科 (Alicellidae)・ダイダラボッチ属(Alicella)。前種よりも更に大型となるヨコエビの中でも最大級の種類で、体長30cm以上にもなる巨大種であり、同じく数千メートルの深海底を体内脂肪分を利用して浮力調節し、深海に落ちてきた生物の遺体を食べる。体色は淡褐色。 カイコウオオソコエビ Hirondellea gigas 世界でもっとも深い場所から見つかった動物の1つで、水深6000メートル以深の超深海底にのみ生息する(土田 2008)。 ヒメハマトビムシ Demaorchestia joi ハマトビムシ科(Talitridae)・Demaorchestia属。体長は1cmほどで、体色は青灰色や赤灰色をしている。海岸の満潮線付近に多数生息し、ふだんは砂の中や石の下にもぐっている。流れ着いた海藻や動物の死骸などを餌としており、それらを持ち上げるとたくさんの個体がピョンピョンと飛び跳ねる。他のヨコエビ類と比較してかなり発達が弱いものの遊泳脚(腹肢)をもち、水中を泳ぐこともできる。従来ヒメハマトビムシと呼ばれてきた種には複数の種が内包されていた可能性が高いものの、識別するためには非常に微細な形質を検討する必要がある。 オカトビムシ Morinoia humicola ハマトビムシ科(Talitridae)・モリノオカトビムシ属(Morinoia)。体長7-8mm。沼地や休耕田の周辺などに生息する陸生のヨコエビ。 ニッポンヨコエビ Gammarus nipponensis ヨコエビ科(Gammaridae)・ヨコエビ属(Gammarus)。体長は1 cmほどで、体色は黄褐色をしている。水のきれいな川の、落ち葉や石の下に生息する。 ディケロガマルス・ヴィロースス Dikerogammarus villosus (Killer shrimp) ヨコエビ科(Gammaridae)・Dikerogammarus属。カスピ海・黒海原産のヨコエビの仲間。 アカントガンマルス ビクトリィ Acanthogammarus victorii Acanthogammaridae科。バイカル湖に固有のヨコエビで、淡水性ヨコエビの中では桁違いに大きく、背面に長く鋭いトゲをもっている。琵琶湖博物館ではロシアから譲り受けた個体を生体展示しており、世界で初めて幼体の養育に成功したことで話題となった。 キョウトメクラヨコエビ Pseudocrangonyx kyotonis メクラヨコエビ属(Pseudocrangonyx)。島根県,京都府などの洞窟や井戸などで発見されている(洞穴生物)。体長は数mmほどで、体は半透明の白色をしていて、名のとおり目が退化している。メクラヨコエビ属は四国や北海道などに複数種が生息しているほか、ユーラシア極東部にも分布する。 フロリダマミズヨコエビ Crangonyx floridanus マミズヨコエビ属(Crangonyx)。1989年に古利根沼で確認されて以降、日本各地で発見が相次いでいる外来種。日本在来の淡水ヨコエビとは異なり、比較的水質の悪い場所でも生息できる。
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おもな種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 10:18 UTC 版)
スズメダイ 学名:Chromis notata デバスズメダイ 学名:Chromis viridis 全長8cmほどで、全身が薄い青緑色をしている。西太平洋に分布する。自然下では浅いサンゴ礁で群泳しているのが見られる。性質はおとなしく、丈夫で餌付きもよい。 ルリスズメダイ 学名:Chrysiptera cyanea 飼育者の間では「コバルトスズメ(ダイ)」という別名も知られている。名のとおり全身が鮮やかな瑠璃色をしている。尾びれが透明なのがメスで、尾びれまで瑠璃色なのがオス。全長6cmほどになる。 クジャクスズメダイ 学名:Pomacentrus pavo ルリスズメダイの瑠璃色を薄くしたような体色をしている。日本近海ではまれで、フィリピンなどに生息する。全長8cmほどになる。 ミスジリュウキュウスズメダイ 学名:Dascylls aruanus 白地に黒い線が入るスズメダイ。自然下では、サンゴの周囲を数十匹の群れで生活している。 オヤビッチャ 学名:Abudefduf vaigiensis 全長は20cmに達する。体側に5本の黒い横しまが入るのが特徴である。地色は灰色だが、背中は黄色を帯びる。インド洋から西太平洋にかけての熱帯域に広く分布し、日本では千葉県以南に多い。英名はSergent(サージェント)。 ロクセンスズメダイ 学名:Abudefduf sexfasciatus 白地に黒い線が入る。オヤビッチャに似ているが、黄色がなく、尾びれの上下の端に黒い線が入ることで見分けることができる。インド洋や中・西部太平洋に分布する。 ミツボシクロスズメダイ 学名:Dascyllus trimaculatus 黒地に白いスポットが額と両側面に合計三つある。クマノミの仲間以外でイソギンチャクに共生する種として知られている。西部太平洋に分布している。全長15cm。 クロスズメダイ 学名:Neoglyphidodon melas 幼漁期は薄いピンクの体の頭部から背部が黄色く、青い腹ビレに濃紺の線が入る。成魚では体色が著しく変化し、黒一色になる。また、成長するにつれて攻撃的になる。 ガリバルディ 学名:Hypsypops rubicunda スズメダイの仲間としては非常に大きくなり、全長は25cmほどになる。幼魚はオレンジ色の地色に瑠璃色の小斑点が点在するが、成魚になるとオレンジ一色になる。東部太平洋に生息するが、生息域が限られている。 クロソラスズメダイ 学名:Stegastes nigricans 紅藻のイトグサの一種を餌としているが、餌場で他の藻類が育ってしまうと抜き取る等してイトグサを育てていることを京都大学の研究グループが確認し、2006年8月に発表した。魚類が藻類を育てることが確認された初めての例。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:50 UTC 版)
クラゲエビ Chlorotocella gracilis Balss, 1914 体長2cmほどの小型種。額角が細長く、体はほぼ透明。房総半島以南の太平洋熱帯域に分布し、タコクラゲなどのクラゲに共生する。 ミノエビ Heterocarpus hayashii Crosnier, 1988 体長10cmほどで、体色はピンク。甲は硬く、全身に細かい毛がある。正中線(背中の中心)が盛り上がって体高が高く、さらに頭胸甲の側面には隆起線が縦に4本ある。6つある腹節のうち、第3腹節と第4腹節には後ろ向きの鋭いとげがある。房総半島以南の太平洋熱帯域に分布し、水深300m-500mほどの深海砂泥底に生息する。食用に漁獲される。 ビシャモンエビ Miropandalus hardingi Bruce, 1983 体長2cmほどの小さなエビ。房総半島以南の暖かい浅い海に分布し、サンゴの1種ムチカラマツに共生する。体は黄緑色で背中に黄色の突起が数個あり、ムチカラマツの枝そっくりに擬態している。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 04:06 UTC 版)
ダツ Strongylura anastomella Valenciennes, 1846 全長1mほど。頭部の鱗が小さいことでリュウキュウダツと区別する。日本海と東シナ海を含む西太平洋の温帯域に分布する。日本でも北海道南西部以南で見られるが、南西諸島と小笠原諸島には分布しない。 リュウキュウダツ S. incisa Valenciennes, 1846 全長70cmほど。ダツに比べて頭部の鱗が大きい。西太平洋と東インド洋の熱帯域に広く分布し、日本では南西諸島に分布する。 ハマダツ Ablennes hians Valenciennes, 1846 全長1.2mに達し、体側に黒っぽい横しま模様が出ることで他の種類と区別できる。全世界の熱帯・温帯域に広く分布し、日本でも本州以南の沿岸に分布している。 ヒメダツ Platybelone argalus Bennett, 1832 全長50cmほどで、ダツ類の中では小型種。尻びれが背びれよりも前にあること、目がわりと大きいことで他の種類と区別する。太平洋と東インド洋の熱帯域に広く分布し、日本では南西諸島、小笠原諸島に分布する。 テンジクダツ Tylosurus acus Bleeker, 1850 全長1mほど。下顎に角のような下向きの突起が出ることが多い。インド洋と西太平洋の熱帯・温帯域に分布する。 オキザヨリ T. crocodilus Peron et Lesueur, 1821 全長1.3mに達する。生きている時は鰓蓋に青い横しまが1本入る。テンジクダツに似るが下顎に突起は出ない。西太平洋の熱帯・温帯域に分布し、日本では本州以南で見られる。和名に「サヨリ」とあるがダツの仲間である。 ウィキメディア・コモンズには、ダツ科に関連するカテゴリがあります。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 22:28 UTC 版)
イドミミズハゼやドウクツミミズハゼを除けば外見はどれもよく似ている。日本に分布するミミズハゼ類は十数種類とされている が、それらの種分化についてはまだ研究が進んでいる最中で、将来的には20種類を超えるとも云われる。 ミミズハゼ Luciogobius guttatus Gill, 1859 全長8cmほど。日本全国に分布し、日本以外でも中国から朝鮮半島、沿海地方まで分布する。琉球列島(奄美大島以南)のミミズハゼはミナミヒメミミズハゼとして絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されている。 オオミミズハゼ Luciogobius grandis Arai, 1970 全長は10cmに達し、ミミズハゼ類の中では最大種。日本全国に分布する。 イドミミズハゼ Lucigobius pallidus Regan, 1940 全長7cmほど。体色はピンク色で、目が退化している。分布域は西日本各地に点在し、河口域の砂の中で生活している。和名は海岸近くの井戸から採集されたことに由来する。記録された地点は多いが地下生活をするので生態や個体数は謎が多い。 準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト) ドウクツミミズハゼ Luciogobius albus Regan, 1940 全長5cmほど。イドミミズハゼに似ているが、頭が大きい。1931年に島根県中海の大根島の溶岩洞で発見され、その後1970年と2005年に長崎県五島市でも発見されたが、今のところ他の記録が無い。記録が少ない上に生息地の環境悪化も重なっており、CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001)) 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)に指定されている。島根県大根島の場合、1952年(昭和27年)8月に確認されたのを最後に見られなくなり、2003年(平成15年)の調査でも確認されなかったため、島根県の作成したレッドデータブック上では「絶滅」に分類されている。
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ハリセンボン属 Diodon (Linnaeus, 1758) ハリセンボン Diodon holocanthus (Linnaeus, 1758) (Long-spined porcupinefish) 全長40cmほど。体に小さな黒い斑点がたくさんあるが、ひれには斑点がないことでネズミフグと区別できる。体色は褐色系だがまだら模様などには変異がある。全世界の熱帯・温帯に分布し、日本では本州以南に分布する。 ネズミフグ D. hystrix (Linnaeus, 1758) (Spot-fin porcupinefish) 全長70cmほど、最大で80cm以上に達する大型種。体にもひれにも小さな黒い斑点がたくさんある。大型個体はかなり細身になる。 ヒトヅラハリセンボン D. liturosus (Shaw, 1804) (Black-blotched porcupinefish) 全長50cmほど。体にはまだら模様があるが、これらのまだらが白で縁取られることでハリセンボンと区別できる。他の種類よりやや南方系で、インド洋から西太平洋の熱帯域に分布する。日本では紀伊半島以南に分布する。 イシガキフグ属 Chilomycterus (Brisout de Barneville, 1846) イシガキフグ Chilomycterus reticulatus (Linnaeus, 1758) (Spotfin burrfish) 全長60cmほど。体にもひれにも小さな黒い斑点がたくさんある。棘は短く、体を膨らませてもハリセンボンほどではない。 メイタイシガキフグ属 Cyclichthys Kaup, 1855 メイタイシガキフグ Cyclichthys orbicularis (Bloch, 1785) イガグリフグ Cyclichthys spilostylus (Leis & J. E. Randall 1982) ネズミフグ D. hystrix Linnaeus, 1758 ヒトヅラハリセンボン D. liturosus Shaw, 1804 イシガキフグ Chilomycterus reticulatus Linnaeus, 1758
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ベニボタル Lycostomus modestus 体長12mm前後。本州以南の日本各地と中国に分布する。口吻が前に突き出ていて、前胸中央がへこんでいる。 クシヒゲベニボタル Macrolycus flabellatus 体長15mm前後。触角が太く、触角がオスは櫛状、メスは鋸状に発達する。 ヒシベニボタル Dictyoptera gorhami 体長5mm前後。和名のとおり前胸の中央に菱形の模様がある。 テングベニボタル Platycis nasutus 体長5mm前後。和名のとおり頭部が前に突き出ている。また、前胸の中央に五角形の模様がある。 カクムネベニボタル Lyponia quadricollis 体長10mm前後。和名のとおり前胸部が四角形をしている。また、触角はオスが櫛状で、メスは鋸状に発達する。 カクムネクロベニボタル Cautires nakanei 体長10mm前後。前翅は黒っぽく、前方に赤みがかかる。最近まではクロベニボタルと呼ばれていた。 サンヨウベニボタル Duliticola sp. 極端な性的二形で知られ、メスが体長40-80mm前後あるのに対し、オスはその1/10程度しかない。メスは三葉虫を思わせる特異な外形で古くから知られており、オスが発見されないことが長い間謎とされていたが、オスが長年見つからなかったのは、メスに寄生する別種の昆虫に分類されていたからである。なおメスの特異な外形は幼形成熟によるものであり、オスは他のベニボタルのそれに類した外形をしている。東南アジアの熱帯林林床にごく普通に見られるが、分類が全く進んでいないため種名が確定していないものが多い。近年は風変わりなペットとして輸入もされている。和名は英名 Trilobite Beetle (三葉虫甲虫)の意訳による。カワリベニボタルという和名もある。
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おもな種類
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タナゴ Acheilognathus melanogaster Bleeker, 1860 マタナゴとも呼ばれる。全長10cm前後で、口ひげがある。他の種類に比べて体高が低い。体側の後半部には緑色の縦線がある。オスの婚姻色は背中が青緑、体側がピンク、腹側が黒、尻びれの縁が白くなる。日本の固有種で、関東地方と東北地方の太平洋岸に分布する。カラスガイなどに産卵する。 カネヒラ A. rhombeus (Temminck and Schlegel, 1846) 全長12cmほどに達し、日本産タナゴの最大種である。イシガイなどに産卵する。濃尾平野以西の本州と九州北部、朝鮮半島西部に分布するが、関東地方にも移入している。 イチモンジタナゴ A. cyanostigma Jordan and Fowler, 1903 全長8cmほどで体高が低い。鰓蓋後方から尾の前まで、体側に青緑色の縦線が一本走っていることから「一文字」の名がある。琵琶湖・淀川水系、濃尾平野などに分布するが、西日本各地で新しい生息地が発見されている。これらはアユなどに混じって移入したものと考えられている。 イタセンパラ A. longipinnis Regan, 1905 全長12cmに達し、日本産タナゴの中ではカネヒラに次ぐ大きさである。また、体高が高いのも特徴である。オスの婚姻色は体側が赤紫色、腹が黒、腹びれと尻びれと背びれに白い模様が出る。淀川水系、濃尾平野、富山平野などに分布する。国の天然記念物に指定されている。 オオタナゴ A. macropterus (Bleeker, 1871) カネヒラよりもさらに大型で全長20cmに達するものもいる。ベトナムから中国、朝鮮半島まで分布するが、2000年頃から日本の関東地方にも定着が確認され、在来種への影響が懸念されている。 アブラボテ Tanakia limbata (Temminck and Schlegel, 1846) 全長5cmほど。口ひげがあり、他の種類よりも黒みが強い。オスの婚姻色は褐色が強く、和名通り油を思わせる。背びれと尻びれの縁が黒い。濃尾平野以西の本州、四国の瀬戸内海側、鹿児島県以北の九州に分布する。 ヤリタナゴ T. lanceolata (Temminck and Schlegel, 1846) 全長10cmほどで、口ひげがあり、体高が低い。オスの婚姻色は体側、背びれ先端、尻びれの縁にピンク色が出る。北海道と九州南部を除く日本本土に分布し、日本以外では朝鮮半島にも分布する。 ミヤコタナゴ T. tanago (Tanaka, 1909) 全長5cmほど。オスの婚姻色は体側にオレンジ色が出て、背びれの縁に白、腹びれと尻びれの縁に黒、そのすぐ内側に白の帯がある。おもにマツカサガイに産卵する。関東地方の限られた地域だけに分布し、国の天然記念物に指定されている。 バラタナゴ Rhodeus ocellatus (Kner, 1866) 日本在来種のニッポンバラタナゴ R. o. kurumeus Jordan and Thompson, 1914 と、中国、朝鮮半島、台湾に分布するタイリクバラタナゴ R. o. ocellatus (Kner, 1866) とがいる。日本では移入されたタイリクバラタナゴが各地でニッポンバラタナゴと交雑し、遺伝子汚染を起こしている。 カゼトゲタナゴ R. atremius atremius (Jordan and Thompson, 1914) 全長4-5cmの小型種。体側に縦帯があり、口ひげはない。九州北部および壱岐島に分布する。スイゲンゼニタナゴの亜種とする分類もある。婚姻色は体側が桃色、背鰭と尻鰭が朱色、下腹部が黒くなり、縦帯が青くなる。 ヨーロッパタナゴ R. amarus (Bloch, 1782) ヨーロッパ原産種。タナゴ類で唯一ヨーロッパに生息し、ローヌ川流域からネヴァ川にかけて分布する。Bitterling(タナゴ類)の呼称は本種のみを指して使われる場合も多い。全長10cm。かつては人間の妊娠判定に利用されていた。
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おもな種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 17:05 UTC 版)
アフリカン・シクリッド - アフリカ産のシクリッドの総称 ムブナ - マラウイ湖産の小型種のグループの現地名 ティラピア - アジア、アフリカに分布するが、日本の温暖な地域で外来種として定着 ペルヴィカクロミス・プルケール - ナイジェリア原産の小型種。別名ペルマト。 アメリカン・シクリッド - 中南米産のシクリッドの総称。エンゼルフィッシュやディスカスなど単独で有名なグループは除く場合もある オスカー(アストロノータス) Astronotus ocellatus アイスポットシクリッド Cichla ocellaris - 現地名ツクナレ、別名ピーコックバス コンビクトシクリッド Amatitlania nigrofasciata フラミンゴシクリッド Amphilophus citrinellus ディスカス Symphysodon 属の2種類 エンゼルフィッシュ Pterophyllum 属の4種類
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おもな種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 14:35 UTC 版)
キュウリウオ目シラウオ科の魚は東南アジアから東シベリアまで6属14種類が分布している。なかには体長が15センチメートル以上になる種類もいる。 日本には3属4種が分布するが、アリアケシラウオとアリアケヒメシラウオは有明海周辺だけに分布している。この2種類は分布が極めて局地的な上に絶滅寸前というところまで個体数が減っているため、どちらも絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト)に指定されている。 シラウオ Salangichthys microdon 体長8センチメートルほど。東シベリアから朝鮮半島、中国まで分布し、日本でも北海道から九州南部に分布している。 イシカワシラウオ Salangichthys ishikawae 体長8センチメートルほど。日本の固有種で、北海道から九州北部に分布する。シラウオに似ていて、特にシラウオと区別せずに漁獲・流通がなされている。 アリアケシラウオ Salanx ariakensis 体長15センチメートルほどにもなる大きなシラウオで、有明海と中国、朝鮮半島に分布する。有明海沿岸域では漁獲し食用にされていたが、現在は漁獲が激減し、絶滅が危惧されている。 アリアケヒメシラウオ Neosalanx reganius 体長5センチメートルほどのシラウオで、丸い頭部とずんぐりした体型をしており、シロウオに似ている。世界でも有明海に注ぐ筑後川と熊本県の緑川、緑川支流の浜戸川だけにしか分布しない。さらに2つの生息地で体長やひれの大きさなどに差があり、それぞれが独立した地域個体群と考えられている。川の下流域に生息するが、食用にされていないにもかかわらず個体数が減り続けている。減少の理由は筑後大堰などの河川改修や汚染などによる河川環境の変化と考えられている。
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おもな種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 00:12 UTC 版)
鱗翅目において穿孔性は複数の分類群に見られるため、シンクイムシと呼ばれる種も複数のグループにわたって存在する。穿孔性昆虫としてはボクトウガ科やスカシバガ科なども有名だが、樹木の木質を加害するこれらのグループはシンクイムシと見なされることが少ないため、ここでは記述しない。
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おもな種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:15 UTC 版)
アカハタ Epinephelus fasciatus Blacktip grouper 全長40cmほど。和名のとおり全身が赤く、濃い赤褐色の横しまが5本あるが、背びれの棘条(とげ)の先が黒いことで近似種と区別できる。周囲が白っぽい環境では体色も白っぽくなる。南日本以南の太平洋とインド洋の熱帯域に分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。地域によってはアカゴロと呼ぶ。正月料理になる地域もある。 キジハタ Epinephelus akaara Hong Kong grouper 全長30cmほど。全身に瞳孔より大きい橙色の斑点がある。本州以南から台湾まで分布し、浅い海の岩礁域に生息する。九州や香港で高級食材として人気が高い。学名は九州での呼び名「赤荒」による。地域によってはワタガシとも呼ぶ。浅い海に設置されたテトラポッドの間によく生息しており、比較的釣りやすい魚でもある。 アオハタ Epinephelus awoara Banded grouper 全長30cmほど。身体に褐色の5本の横しまがあるがあり、ひれが全体に青く端が黄色い。本州以南から南太平洋まで分布し、浅い海の岩礁域に生息する。九州や香港で食材とされるがハタ類の中では安価。学名は福岡での呼び名「青荒」により、長崎ではアオナと呼ぶ。 クエ Epinephelus bruneus Longtooth grouper 全長1mを超える大型種。体に6本の黒っぽい横しまがあるが、頭部のしま模様は口に向かって斜めに走る。幼魚は模様がはっきりするが、成魚になると模様が不明瞭になる。西日本から南シナ海まで分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。九州では他の種とともに「アラ」とも呼ばれ、高級食材として扱われ、釣りの対象魚としても人気が高い。 タマカイ Epinephelus lanceolatus Giant grouper 最大で全長2.7m・体重400kgの記録がある大型種。各ひれが黄色で、黒い斑点がひれの軟条に沿ってたくさん並ぶ。南日本以南の太平洋とインド洋の熱帯域に分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。 マハタ Epinephelus septemfasciatus Convict grouper 全長1mほどになる大型種。極大まで成長したものをカンナギと呼ぶこともあり、ときに100kg程のものが釣り上げられる。体に7本の黒い横しまがあり、尾びれの先が白い。クエとよく似ているが、体がやや寸詰まりなことなどで区別する。よく似たマハタモドキ (Eightbar grouper Epinephelus octofasciatus)という魚もいるが、尾の先が白くないことで区別する。西日本から南シナ海まで分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。タイなどに代わる高級養殖魚として注目されている。 ユカタハタ Cephalopholis miniata Coral hind 全長40cmほど。全身が朱色-赤色で、瞳孔より小さい青い斑点がたくさんある。南日本以南の太平洋とインド洋の熱帯域に分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。 サラサハタ Chromileptes altivelis Humpback grouper 全長40cmほど。全身白地に黒から暗褐色の丸い斑点があり、水玉模様の更紗の布地を連想させる。西日本から南シナ海、インド洋まで分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。香港では「老鼠斑 ロウシューバーン lou5syu2baan1」と呼び、ハタ類の中では最も美味な高級魚とされ、珍重される。 バラハタ Variola louti Yellow-edged lyretail 全長80cmほど。尾びれの上下端が長く伸び、胸びれ・背びれ・尻びれ・尾びれの端が黄色なのが特徴である。和名のとおり成魚の全身は赤いが、褐色の個体もいる。太平洋とインド洋に分布し、サンゴ礁の外礁斜面に生息する。体内にシガトキシンという毒を蓄えるので、食用にすると中毒を起こす場合があり、注意が必要である。 ツルグエ Liopropoma latifasciatum 全長15cmほどの小型種。体色は橙色で、口先から目を通り、尾まで黒い縦帯がある。西日本から台湾にかけて分布し、やや深い岩礁域に生息する。 スジアラ Plectropomus leopardus Coral trout 全長80cmほど。全身が赤から褐色で、細かい水色の斑点が無数にある。南日本以南の太平洋とインド洋の熱帯域に分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。同種の中では抜きん出て食味が良く、沖縄では「アカジンミーバイ(アカジンは赤い銭の意。換金性の高い魚であることから。)」、香港ではその斑点から「東星斑 トンシンバーン」と呼びやはり高級魚とされる。 オオアオノメアラ Plectropomus areolatus Squaretail coralgrouper 全長60cmほど。本種もスジアラ同様に全身が赤から褐色で、細かい水色の斑点が無数にあり、パラオでは「チアウ」と総称される。南日本以南の太平洋とインド洋の熱帯域に分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。香港では「西星斑 サイシンバーン sai1sing1baan1」と呼ばれて食用にされるが、シガトキシンを持つ個体もあるので注意が必要である。
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