日本の鋸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 14:42 UTC 版)
日本の鋸(にほんののこぎり)は、おもに日本で木工や木造建築において用いられる伝統的な形態の鋸である。鋸を押して材料を切断するヨーロッパなどの「押ノコ」に対し、日本の鋸は引いて切断する「引きノコ」である。このため刃は薄く、より効率よく、狭い切口(引目)で切断することができる。その半面、引く動作では体重をかけることが難しくなる。
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- ^ “兵庫県の地場産業「のこぎり」の輸出 (PDF)”. 神戸税関 (2005年10月28日). 2011年10月27日閲覧。
- ^ 松井元; 三宅晃貴; 広岡磨璃 (2010年10月3日). “新兵庫人—輝く 第19部 地場産業の明日 (1) 舞台は世界”. 神戸新聞 2011年10月27日閲覧。
- ^ “山仕事の歴史を知る”. 秩父地域森林林業活性化協議会. 2019年7月4日閲覧。
- ^ “鋸(のこぎり)の解説・用語”. 河合のこぎり店. 2019年7月4日閲覧。
- ^ 三木金物三木市・商工観光課(2018年3月28日閲覧)
- ^ 粕谷雄治「 房州鋸 切らぬ伝統◇数十の工程を一人でこなし、用途に合った切れ味追求◇『日本経済新聞』朝刊2018年3月27日(文化面)
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