ワイヤリング
(ワイヤーツイスター から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/18 04:18 UTC 版)
ワイヤリング(英: Safety wire)とは、ボルトやナットなどが緩まないようにステンレスワイヤーなどを用いて固定することにより、脱落を防止をする作業である[1]。
|
- ^ a b c d e f g h i j k Road Rider 2001年8月号P. 94 Professional Press 整備
- ^ TOOLS AND THEIR USES, NEW YORK : DOVER PUBLICATIONS, INC., p.121. ISBN 978-0-486-22022-2
- ^ a b TOOLS AND THEIR USES, NEW YORK : DOVER PUBLICATIONS, INC., p.122. ISBN 978-0-486-22022-2
- ^ Isa Bolzen
- ^ Stride Tool Incホームページ
- 1 ワイヤリングとは
- 2 ワイヤリングの概要
- 3 ワイヤーツイスター
- 4 参考文献
- 5 関連項目
ワイヤーツイスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/18 04:18 UTC 版)
ワイヤーツイストプライヤー(英: Safety Wire Twist Pliers)とも呼ばれ、ボルトやナット等の緩み止め・脱落防止に使用する「ワイヤーを縒(ねじ)る」ための専用工具である。ワイヤーは切れやすい普通の針金ではなく、引っ張っても切れにくいステンレスワイヤーが良く使われる。 使用方法は、まず、少し強めにハンドルを握り込み、「カチリ」と音がしてフリーに開くようにする。締めつけたボルト・ナットに開けた横穴にステンレスワイヤーを通し、ワイヤーツイスターのプライヤ部分にワイヤー2本をくわえ、ハンドルをロックする。次に、棒状のノブ部分を持って引っ張ると、ツイスト状の芯棒が出てくる。その時、本体が時計回りにクルクル回ってワイヤーを縒ることができる。反時計回りのタイプや回転方向を切り替えできるリバーシブルタイプもある。芯棒をいっぱいまで引っ張ったら、芯棒を押し戻し(オートリターンタイプは、ノブから手を離す)、引っ張る作業を繰り返すことで綺麗な縒りが完成する。 ワイヤーツイスターのサイズは、6・9・12インチの3サイズがあり、手動ツイストタイプと、バネの力で放せば戻るオートリターンタイプがる。サーキット以外であっても、ネジのロックに限らずユーザーの工夫次第でさまざまね物の結束にも応用することができる。 アメリカ合衆国の工具メーカーであるミルバー(英語版)が、世界有数のメーカーである。その他にはアメリカのスナップオンや、日本では KTC、マルト長谷川工作所などが販売している。
※この「ワイヤーツイスター」の解説は、「ワイヤリング」の解説の一部です。
「ワイヤーツイスター」を含む「ワイヤリング」の記事については、「ワイヤリング」の概要を参照ください。
- ワイヤーツイスターのページへのリンク