糠蝦
ヌカエビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 03:31 UTC 版)
ヌカエビ(糠蝦、学名 Paratya improvisa )は、十脚目ヌマエビ科に分類されるエビの一種。日本固有種で、近畿地方以北の本州北部のみに分布する純淡水生のエビである。日本では同属種ヌマエビ P. compressa との間で分類の混乱があったが、本種は「ヌカエビ」と「ヌマエビ大卵型」あるいは「ヌマエビA型」と呼ばれていたものが同一種としてまとめられたものである[1][2][3]。
- ^ 内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』1948年初版・1999年重版 北隆館 ISBN 4832600427
- ^ a b c d 三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』ISBN 4586300620 1982年 保育社
- ^ a b c d e 林健一『日本産エビ類の分類と生態』 II. コエビ下目(1) ISBN 9784915342509 2007年 生物研究社
- ^ a b c 池田実『日本産ヌマエビの地理的分布と種内分化に関する遺伝学的研究』東北大学〈博士(農学) 乙第6532号〉、1994年。doi:10.11501/3098928。 NAID 500000115670。NDLJP:3098928 。
- ^ 刀祢英, 松本建, 佐藤保夫, 斎藤穂高「ヌカエビ急性毒性試験 : クロロフェノール類の急性毒性」『講演要旨集』第31巻、日本農薬学会、2006年3月、48頁、CRID 1573950402004447488、NAID 110006372423。 (要購読契約)
- ^ 日本のレッドデータ検索システム ヌカエビ
- ^ 千葉県生物多様性センター 千葉県レッドデータブック動物編 2006年改訂
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