種名とは? わかりやすく解説

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しゅ‐めい【種名】

読み方:しゅめい

生物学上の種に与えられた名。


種名

属名」と「種小名」の組み合わせ表される。「種名」=「属名」+「種小名

種名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:54 UTC 版)

種名(しゅめい)は、生物を表す名前のこと。日本語である和名標準和名)と、学術分野で使われるラテン語学名のいずれにも、種の階級のタクソン(分類群)を表す名前に対して使われる。


  1. ^ 身近な例ではマツタケ(松茸)が挙げられる。 同属内にニセマツタケとマツタケモドキが各々別種として存在する。 学名はそれぞれ、
    マツタケ Tricholoma matsutake
    マツタケモドキ T. robustum
    ニセマツタケ T. fulvocastaneum
    である。


「種名」の続きの解説一覧

種名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 05:58 UTC 版)

アガリクス」の記事における「種名」の解説

Agaricus subrufescens (ニセモリノカサ)は、ニューヨーク植物学者チャールズ・ペックによって1893年初め記載された。19世紀終り20世紀初頭の間、A. subrufescens は合衆国東部食用栽培されていた。 その後1970年代に、ブラジル同種が「再発見」された。しかし、A. subrufescens と同種とは気付かれず、既存別種 A. blazei Murrillあるいはまれに A. sylvaticus Schaeff. として言及された。A. blazei はフロリダ記載されていた種、A. sylvaticus は一般的な温帯森林地帯キノコである。これら(実際同一種)には薬理効果があると主張されABM (Agaricus blazei Murrill)、Cogumelo do Sol太陽キノコ)、Cogumelo de Deus(神のキノコ)、Cogumelo de Vida生命キノコ)ヒメマツタケRoyal Sun Agaricus、Mandelpilz、Almond Mushroom などの名称ですぐに市販された。 なお、このキノコブラジルから日本へ伝わった経緯について元JAIDO及びJICA水産専門家野澤弘司がJORNALニッケイ新聞2020年11月28日付)で詳しく回想している。その記事中当初とは別ルート日本持ち込まれた本種が「姫松」の名称で販売されたことについて「あるまじき商道徳」という表現用いて厳しく言及している。 2002年に、Wasserらは、当時 A. blazei として広く栽培されていたブラジル原産キノコが、実際は A. blazei ではないことを明らかにした。しかし彼らは、A. subrufescens とも別種だとし、新種として A. brasiliensis と命名した。しかし不幸なことに、この学名は既に他種キノコ Agaricus brasiliensis Fr. (1830) に命名されていたため、新参異物同名により無効名となる。 2005年Richard Kerrigan がいくつかの菌種遺伝的試験相互生殖試験をした結果ブラジル発見された A. blazei(Wasser による A. brasiliensis)は、北米Agaricus subrufescens遺伝的に類似しており相互生殖能があることが証明された。また、これらの試験において、ヨーロッパのA. rufotegulisも同種であることが判明した。これらの学名のうち、A. blazei など別種の名は新参異物同名として除外され、残る A. subrufescens と A. rufotegulis のうちより古い A. subrufescens が有効な学名として使われる。しかし、Richard Kerriganが所属する米国シルバン社では、依然Agaricus blazeiの名称を使用しているなどの矛盾がある。これには、R.Kerriganが主張するところの本物Agaricus blazeiの現物写真提示されていないことにも関係している。

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「種名」を含む「アガリクス」の記事については、「アガリクス」の概要を参照ください。


種名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 05:20 UTC 版)

ゴウダソウ」の記事における「種名」の解説

属名Lunariaラテン語で月を意味するluna由来し果実形状を月に例えたのであるまた、種小名のannuaは一年生であることを意味する栽培品種としては、ルナリア呼ばれることが多い。 和名のゴウダソウ合田草)は、1901年明治34年)にフランスから日本に本種の種子持ち込んだ東京美術学校(現・東京芸術大学教授合田清由来する。別名のギンセンソウ銀扇)・ギンカソウ銀貨)は、どちらも果実形状にちなんでいる。ギンセンソウ果実薄く銀色輝いて見え様子を銀の扇に見立てたことから、ギンカソウ銀貨連想させることからの命名である。ギンセンソウの名やギンカソウの名の方が一般に浸透している、とする文献もある。 なお、「金のなる木」と俗称されることもある。

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