菌種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 18:59 UTC 版)
米国ダノン社やデュポン社で行われているように、日本でも企業のマーケティング手法の一環として、特定の菌株にアルファベットと数字を組み合わせた名称を名付けて商標登録を行い、他社との差別化を図ろうとする試みがなされている。結果として、「ビフィドバクテリウム・アニマリス亜種ラクティス」ではなく、BB-12といった「アルファベットと数字」が流通に使用される傾向にある。 B. actinocoloniiforme B. adolescentis - ヒトにも分布。 B. aerophilum B. aesculapii B. angulatum - ヒトにも分布。 B. animalis- ヒトだけでなく、ほとんどの哺乳動物の大腸に見られる菌種。subsp. animalis subsp. lactis- 牛の酸乳から単離。菌株GCL2505(BifiX)はグリコで機能性表示食品に利用されている。。菌株HN019はデュポン社、菌株BB-12はクリスチャン・ハンセン社の商標で、FK120とLKM512はBB-12と同一であると判明している。 B. aquikefiri B. asteroides - ミツバチの腸管から単離。高いO2耐性を持つ。 B. avesanii B. biavatii B. bifidum - 1899年フランスのH.ティシエが発見した基準種。ヒトにも分布。 B. bohemicum B. bombi B. boum - ウシのルーメンから単離。微好気性。 B. breve - 1963年ドイツのG.ロイターが発見。細く短い形状である為、短いという意味に由来するブレーベと命名された。ヨーグルト等の発酵乳製品の製造に使用されている。ヒトにも分布。 B. callitrichos B. catenulatum - ヒトにも分布。 B. choerinum B. commune B. coryneforme B. crudilactis - 生乳チーズから分離 B. cuniculi B. denticolens B. dentium - ヒトにも分布。 B. eulemuris B. faecale B. gallicum - ヒトにも分布。 B. gallinarum B. hapali B. indicum B. inopinatum B. kashiwanohense B. lemurum B. longumsubsp. longum - ロンガム種、菌株BB536(ビフィドバクテリウム・ロンガムBB536)は森永乳業で特定保健用食品や機能性表示食品に利用されているヒトにも分布。 subsp. infantis - ヒトにも分布。 subsp. suis B. magnum B. merycicum B. minimum B. mongoliense - 2009年ヤクルト中央研究所がモンゴルの馬乳酒アイラグから発見したと発表。 B. moukalabense B. myosotis B. parvulorum B. pseudocatenulatum - ヒトにも分布。 B. pseudolongumsubsp. pseudolongum subsp. globosum B. psychraerophilum B. pullorum B. ramosum B. reuteri B. ruminale B. ruminantium B. saeculare B. saguini B. scardovii - ヒトの血液から単離。 B. simiae B. stellenboschense B. subtile B. thermacidophilumsubsp. thermacidophilum subsp. porcinum B. thermophilum - ウシのルーメンから単離。 B. tissieri B. tsurumiense
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