適応菌種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 21:18 UTC 版)
アジスロマイシンに耐性を持たない細菌に対して用いる。例えば、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属などに用いる。なお、同じ属の細菌であっても、耐性を有している場合には無効であるため、注意が必要である。
※この「適応菌種」の解説は、「アジスロマイシン」の解説の一部です。
「適応菌種」を含む「アジスロマイシン」の記事については、「アジスロマイシン」の概要を参照ください。
適応菌種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 06:08 UTC 版)
「マクロライド系抗菌薬」の記事における「適応菌種」の解説
マクロライド系抗菌薬は、例えばペニシリンに比べて幅広い抗菌スペクトラムを持ち、呼吸器や軟部組織などの多くの細菌感染症に対して適応されてきた。例として、連鎖球菌、肺炎球菌、ブドウ球菌、そして腸球菌といった、グラム陽性菌による感染症が挙げられる。 ただし、マクロライド系抗菌薬に対して、かなり耐性化が進んでいる菌種も見られる。さらに効果の面で考えても、殺菌的に作用するペニシリンやセファロスポリンなどの使用が優先され、ペニシリンアレルギーなどを有するヒトに対して、殺菌的に作用する抗菌薬の代替薬として、マクロライド系抗菌薬は用いられ得る。 しかしながら、マクロライド系抗菌薬にも「得意な」細菌が存在する。例えば、リケッチアやクラミジアといった細胞内寄生菌に対しては、マクロライド系抗菌薬が真核生物の細胞内に入り込み易いために、比較的効果を発揮し易い。また、マクロライド系抗菌薬の作用点が細胞壁ではないため、細胞壁を有さないマイコプラズマにも、効果を発揮し得る。加えて、細菌が細胞壁の材料として用いているペプチドグリカンへの依存が低い細胞壁を有した抗酸菌、殊に非定型抗酸菌に対しても、マクロライド系抗菌薬は効果を発揮し得る。 なお、ウイルスや真菌には完全に無効であるので、原則として、マクロライド抗菌薬だけでなく、抗菌薬その物を処方しない。ただし、例外的に、その病原体がマイコプラズマやクラミジアによるのか、ウイルスによるのか判断に迷うケースでは、臨床的な重症度を考慮して、起因菌同定前の治療にマクロライド系抗菌薬を用いる場合が実際にはある。一方で、急性上気道炎(いわゆる風邪症候群)に対しても無効であり、この場合、マクロライド系抗菌薬に限らず、抗菌薬の投与は推奨されない。
※この「適応菌種」の解説は、「マクロライド系抗菌薬」の解説の一部です。
「適応菌種」を含む「マクロライド系抗菌薬」の記事については、「マクロライド系抗菌薬」の概要を参照ください。
適応菌種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 01:19 UTC 版)
本剤に感受性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、赤痢菌、マイコプラズマ属。
※この「適応菌種」の解説は、「ジョサマイシン」の解説の一部です。
「適応菌種」を含む「ジョサマイシン」の記事については、「ジョサマイシン」の概要を参照ください。
適応菌種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 09:22 UTC 版)
グラム陽性桿菌、グラム陰性桿菌、嫌気性細菌を含めた広範囲な細菌に対して抗菌活性を示す。MRSAを含んだ黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌に対しても強い抗菌活性を持つ。また既存のニューキノロン抗生物質と交叉耐性を生じない。
※この「適応菌種」の解説は、「ナジフロキサシン」の解説の一部です。
「適応菌種」を含む「ナジフロキサシン」の記事については、「ナジフロキサシン」の概要を参照ください。
適応菌種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 23:00 UTC 版)
本薬剤に感受性のある、ブドウ球菌、連鎖球菌、腸炎球菌、淋菌、結核菌、大腸菌などによる感染症。 嫌気性菌を含むグラム陽性菌群及びグラム陰性桿菌 マイコプラズマ属 (注射剤のみ) クラミジア属 (注射剤のみ)
※この「適応菌種」の解説は、「レボフロキサシン」の解説の一部です。
「適応菌種」を含む「レボフロキサシン」の記事については、「レボフロキサシン」の概要を参照ください。
- 適応菌種のページへのリンク