適応禁忌
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ヒト免疫グロブリン過敏症、IgA欠損症、重篤な肝不全、重篤な腎不全、血漿浸透圧が上昇する疾患、最近の深部静脈血栓症の既往などで禁忌となる。 IgA欠損症患者では免疫グロブリン製剤に含まれるIgAに対してアナフィラキシー反応を起こすことがある。ただしこの合併症は極めてまれである。
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適応・禁忌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 06:01 UTC 版)
「高流量鼻カニュラ酸素療法」の記事における「適応・禁忌」の解説
高流量鼻カニュラ酸素療法(HFNC)は、自発呼吸が保たれているが、呼吸仕事量が増加している患者に有用である。一般的な呼吸不全、気管支喘息の増悪、慢性閉塞性肺疾患の増悪、肺炎、肺水腫、鬱血性心不全、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)などにおいて適応となりうる。一部では、自発呼吸を残した全身麻酔下での手術を容易にするためも使用される。睡眠時無呼吸症候群の治療にも有用であるとされる。 非侵襲的陽圧換気法(NPPV)で禁忌(使用不可)とされる自発呼吸消失、気道確保不能、循環動態不安定、患者が非協力であるなどの症例は、HFNCでも同様に禁忌である。顔面の外傷で鼻カニュラを使えない状態であるとき、気胸が疑われるとき、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が48mmHg以上のときは原則適応外である。HFNCは人工呼吸器の完全な代用にはならず、換気を補助しないため高CO2血症の改善は期待すべきではない。
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