中央研究所とは? わかりやすく解説

中央研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:43 UTC 版)

日立製作所」の記事における「中央研究所」の解説

日立製作所中央研究所は、東京都国分寺市東恋ヶ窪所在する1942年昭和17年4月小平浪平により創立茨城県日立市日立製作所では工業直結し研究行ってきたが、未来を見据えた基礎研究を行う研究所として新設された。用地選定には苦労があったが、都心近くかつ閑静な場所として国分寺選ばれ当時はまだ人家もまばらであった武蔵野中に中央研究所が開所した。 日本国内に3箇所ある日製作所研究所では最大規模で、約900人の研究者幅広い分野研究行っている。2019年4月11日には、中央研究所内に新たな研究施設「協創の」を開設し国際会議場日立馬場記念ホール」も設置産官学連携などを通して外部開かれた場所とする方針示した1970年代には厳密に評価数値化したため研究業績落ちた。そのため現在では研究開発テーマ評価手法としてポートフォリオ・メソッドを使っている。[要出典] 情報エレクトロニクスライフサイエンスの3分野である。主な業績としては、初の国産大型計算機HITAC 5020」(1964年)、世界初個体撮像素子1978年)、64キロビットDRAM1980年)、電子線ホログラフィー技術スーパーコンピュータHITAC S-810」(1982年)、超伝導トランジスタ1986年)、DNA高速解析技術神原秀記ら、1993年)、垂直磁気記録方式2000年)、指静脈認証技術2000年 - )などの開発である。

※この「中央研究所」の解説は、「日立製作所」の解説の一部です。
「中央研究所」を含む「日立製作所」の記事については、「日立製作所」の概要を参照ください。

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