中央知的財産研究所
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1996年に日本弁理士会の付属機関として中央知的財産研究所が設立された。中央知的財産研究所は、長期的及び国際的視野から内外の知的財産及び弁理士に関する諸問題についての調査、研究及び情報の提供並びにこれらに関連する諸事業を行うことにより、知的財産権制度及び弁理士制度の健全な発展に資することを目的とする(会則149条2項)。 研究員が知的財産について調査、研究を行っているが、研究員は会員外研究員と会員内研究員に大別される。会員外研究員には、高林龍早稲田大学教授、中山信弘東京大学名誉教授、土肥一史一橋大学名誉教授、田村善之東京大学教授、竹中俊子ワシントン大学教授、茶園成樹大阪大学教授、上野達弘早稲田大学教授、鈴木將文名古屋大学教授、愛知靖之京都大学教授、平島竜太筑波大学教授、前田健神戸大学准教授など知的財産で高名な先生が揃っている。会員内研究員は弁理士から選任される。 研究成果は公開フォーラムで発表されたり、別冊「パテント」から刊行される。 平成30年度、平成31年度(令和元年度)及び令和2年度、所長は伊丹勝。副所長は10人。
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