日本近海とは? わかりやすく解説

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日本近海

分野
全般気象情報などに用い地域名台風情報は除く)に関する用語
意味:
地方海上予報区の範囲を指す。

日本列島

(日本近海 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 15:44 UTC 版)

日本列島(にほんれっとう、にっぽんれっとう、: Japanese Archipelago)は、ユーラシア大陸東端の沿岸沖、東アジアに位置、また太平洋北西の沿海部に位置する弧状列島の一つである[注釈 2]。範囲にはいくつかの説がある。日本列島は列島の名前であり、国家や領土とは独立した概念であるが、日本においては日本の領土を意味する語としても混同して使用されている。日本の領土としての日本列島については日本の地理を参照。


注釈

  1. ^ 【参考】 これらの中で「世界の島の面積順位」第30位までの (出典 List of islands by area より)
    第3位・ボルネオ島インドネシアマレーシアブルネイ 3ヶ国の領土である島)、第7位・本州(日本最大の島)、第11位・スラウェシ島(インドネシアで面積第4位の島)、第15位・ルソン島フィリピン最大の島)、第19位・ミンダナオ島(フィリピンで面積第2位の島)、第21位・北海道(日本で面積第2位の島)、第23位・樺太島ロシア最大の島)。
  2. ^ 同地域には「千島列島」をはじめ多くの島々がある。このページの『日本列島 周辺の島々(極東・沿海部の島々)』の写真と説明を参照。
  3. ^ 平面形が弧の形をし、弧状に伸びる島の列なりであり、大洋底との間に海溝またはトラフが存在するものをいう。
    <出典> 米倉伸之「日本列島とその周辺の大地形」/ 米倉伸之・貝塚爽平・野上道男・鎮西清高編者『日本の地形1 総説』東京大学出版会 2001年 2ページ。
  4. ^ 広辞苑』『大辞林』などでは、「日本列島」の定義を、北海道島・本州島・四国島・九州島とそれらに付随する島々から成る列島としている。
  5. ^ 広辞苑』(岩波書店、2008年1月第六版発行)の「日本列島」の項目の定義によれば、北海道島・本州島・四国島・九州島と付属島嶼から成る列島である。アジア大陸の東縁に沿って、弧状をなす。地形学的には、千島弧・東北日本弧・西南日本弧・伊豆マリアナ弧・琉球弧などを広く併せていう。」と記されている。
  6. ^ 谷岡武雄・山口恵一郎監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』(三省堂、1989年12月発行)の「千島列島」の項目によると、「カムチャツカ半島と北海道島の間にある弧状列島。南東側を北太平洋、北西側をオホーツク海にわける。おもな島はシュムシュ島アライト島パラムシル島オンネコタン島シャスコタン島マツワ島ラショワ島ケイト島シンシル島ウルップ島択捉島国後島。1875(明治8)年樺太千島交換条約により日本領土となったが、日本はサンフランシスコ平和条約で領土権を放棄」となっている。
  7. ^ 『広辞苑』(岩波書店、2008年1月第六版発行)の「千島列島」の項目によれば、「北海道本島東端からカムチャツカ半島の南端に達する弧状の列島。国後島(くなしり)・択捉島(えとろふ)(以上南千島)、得撫島(うるっぷ)・新知島(しむしる)・計吐夷島(けとい)・羅処和島(らしょわ)・松輪島(まつわ)・捨子古丹島(しゃしこたん)・温禰古丹島(おんねこたん)(以上中千島)、幌筵島(ぱらしむる)・占守島(しむしゅ)・阿頼度島(あらいと)(以上北千島)など。第二次世界大戦ロシア(旧ソ連)の管理下にある。クリール列島」と記載されている。
  8. ^ アジア大陸の東部は、地殻の変動により3000万年前から分裂・拡大してきた地域と考えられている。この大陸の東辺部にできた断裂の1つが、1900万年前から日本海の位置で起こった。次第にその断裂が大きくなり、日本海の原型ができあがっていった。そして1500万年前までに日本海は現在の大きさまで拡大した(佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.20)。
  9. ^ 観音開きモデル説を裏付けるものとして、堆積当時の磁極が記録される地層の地磁気模様の偏角の変化などがある。
  10. ^ 【参考】 日本最古の歴史書古事記』 (712年献上) では、日本を「大八島国」(おおやしまのくに)と呼び、次の「八つの島」の総称としている(国産み#島産み)。
    登場順に、現代の呼称表記で、淡路(あわじ)四国隠岐(おき)九州壱岐(いき)対馬(つしま)佐渡本州、以上 8島。(この後さらに6島が紹介される。これら14島の原文での呼称表記は『古事記』・『日本書紀』の比較表を参照)
    また、『日本書紀』(720年完成)では、日本を、「大八洲国」(おおやしまのくに)と表記している。
    なお、「大八島国・大八洲国」の意味は、「八つの島から成る国」ではなく、「多くの島から成る国」とされる。(*)
    すなわち、古代日本そして日本の神話において、「八」は聖数、漠然と数が大きいこと、多いこと、その例えとして用いられた 8#その他 8 に関すること。(例: 「八重桜(やえざくら)」、「八百万(やおよろず)の神 多くの神 」、「千代(ちよ)に八千代(やちよ)に 永遠に 」、「八雲(やくも) 幾重にも折り重なった雲 」、等々)
    (*) 広辞苑大辞林大辞泉等も、「多くの島から成る国」をその意味としている。

出典

  1. ^ 右下に南西にある沖縄周辺を記載しているので、実際の位置とは異なる。
  2. ^ 大辞林第3販 項目「日本列島」
  3. ^ “日本列島”, 世界大百科事典, 平凡社, (2009) 
  4. ^ 大辞林 第三版 日本列島、デジタル大辞泉 日本列島
  5. ^ 世界の火山, 内閣府, https://www.bousai.go.jp/kazan/taisaku/k101.htm 
  6. ^ 谷岡武雄山口恵一郎監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』(三省堂、1989年12月発行)の「日本列島」の項目に基づく。
  7. ^ Microsoftエンカルタ総合大百科2003「日本」の項目よりNCID BA85593287オンライン版(2007年2月20日閲覧)[リンク切れ]
  8. ^ 佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.20-21
  9. ^ 佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.22
  10. ^ 佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所編集 『ドイツ展記念概説 日本の考古学(普及版) 上巻』学生社 2007年 P.29-30
  11. ^ 米倉伸之・貝塚爽平・野上道男・鎮西清高編著『日本の地形1 総説』東京大学出版会 2001年 2ページ
  12. ^ 小田静夫「旧石器時代の磨製石斧」
  13. ^ YFull YTree v10.03.00
  14. ^ Shi, Hong; Zhong, Hua; Peng, Yi; Dong, Yong-li; Qi, Xue-bin; Zhang, Feng; Liu, Lu-Fang; Tan, Si-jie; Ma, Runlin Z; Xiao, Chun-Jie; Wells, R Spencer; Jin, Li; Su, Bing (October 29, 2008). "Y chromosome evidence of earliest modern human settlement in East Asia and multiple origins of Tibetan and Japanese populations". BMC Biology (BioMed Central) 6: 45. doi:10.1186/1741-7007-6-45. PMC 2605740. PMID 18959782. Retrieved November 21, 2010.
  15. ^ 日本近海は生物多様性のホットスポット 〜全海洋生物種数の14.6%が分布〜
  16. ^ 日本近海に海洋生物3万3000種、多様性は世界有数
  17. ^ 生物多様性ホットスポット|JAPAN HOTSPOT-生物多様性情報サイト
  18. ^ 白尾元理・小畦尚・斎藤靖二著『新版 日本列島の20億年 - 景観50選 -』 岩波書店 2009年 7ページ
  19. ^ 白尾元理・小畦尚・斎藤靖二著『新版 日本列島の20億年 - 景観50選 -』 岩波書店 2009年 6ページ
  20. ^ 大和大峰研究グループ著『大峰山・大台ヶ原山 -自然のおいたちと人々のいとなみ-』築地書館 2009年 61ページ)


「日本列島」の続きの解説一覧

日本近海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 07:01 UTC 版)

密漁」の記事における「日本近海」の解説

2020年10月30日日本国政府密漁資源への影響懸念される水産物対象に、漁獲物ごとに「漁獲番号」をつけ、漁業者取扱事業者番号伝達取引記録作成・保存義務づけ、流通透明化を図る新法案閣議決定した。2022年内の施行をめざす。

※この「日本近海」の解説は、「密漁」の解説の一部です。
「日本近海」を含む「密漁」の記事については、「密漁」の概要を参照ください。


日本近海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 16:31 UTC 版)

ヒーアマン (駆逐艦)」の記事における「日本近海」の解説

ヒーアマンはコッソル水道後退して応急修理行った後、メア・アイランド海軍造船所1945年1月15日までオーバーホール行った修理完了したヒーアマンは再び西太平洋向かい日本本土空襲する空母機動部隊護衛加わった1945年2月硫黄島の戦い参加したヒーアマンは対潜哨戒レーダーピケット任務従事する3月20日、ヒーアマンは小型船1隻を撃沈し、その乗員7名を救助した7日後には南大東島への夜間砲撃加わっている。 沖縄の戦いでは、ヒーアマンは上陸部隊航空支援を行う空母護衛行い複数空襲に対して対空砲火行った4月18日、ヒーアマンとマッコード、空母バターンUSS Bataan, CVL-29)、駆逐艦マーツ(英語版)(USS Mertz, DD-691)、ウールマン英語版)(USS Uhlmann, DD-687)、コレット英語版)(USS Collett, DD-730)は共同伊号第五十六潜水艦撃沈したとされる。ただしこの戦果には異説もある。 6月後半レイテ湾後退して補給行った後、7月1日以降ヒーアマンは5週間余りにわたって第3艦隊高速空母機動部隊護衛した機動部隊はほぼ連日わたって空襲任務継続した8月15日終戦迎えた時、ヒーアマンは東京南東200マイル海上レーダーピケット任務従事していたが、1機の特攻機の塊から飛び出してヒーアマンに突っ込んできた。ヒーアマンはその特攻機撃墜し、これは第二次世界大戦最後海上戦闘一つとなった日本の降伏にかかわる手続きが行われている間、ヒーアマンが護衛する空母航空援護航空救難任務行った。ヒーアマンは9月16日東京湾入り本国向けて出港する10月7日まで占領軍支援した

※この「日本近海」の解説は、「ヒーアマン (駆逐艦)」の解説の一部です。
「日本近海」を含む「ヒーアマン (駆逐艦)」の記事については、「ヒーアマン (駆逐艦)」の概要を参照ください。

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