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動物名辞典

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珊瑚

読み方:サンゴ(sango

サンゴ科の海産動物



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珊瑚

読み方:サンゴ(sango

暖地の山に自生しているスイカズラ科常緑高木

季節

分類 植物



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珊瑚

読み方:サンゴ(sango

作者 石川淳

初出 昭和28年

ジャンル 小説



ウィキペディア

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サンゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/22 18:51 UTC 版)

サンゴ
Brain coral.jpg
ノウサンゴの一種(Diploria labyrinthiformis
脳に似た外見から命名された
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 花虫綱 Anthozoa
和名
サンゴ
英名
Coral
下位分類

刺胞動物門を参照

サンゴ珊瑚)は、刺胞動物門花虫綱に属する動物(サンゴ虫)のうち固い骨格を発達させる種である。宝石になるものや、サンゴ礁を形成するものなどがある。英語からコーラル (coral) とも。

目次

分類

宝石サンゴ

元来は珊瑚と呼ばれたのは宝石として使われるサンゴである。深海に生息し、樹枝状の群体を作る。骨格は石灰質で、緻密で固い骨格を作る。花虫綱八方サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科に属し、アカサンゴ、シロサンゴ、モモイロサンゴなどがある。専用の網で漁獲されるが、乱獲による産減が激しいという。

主な宝石サンゴの分類学的な位置づけは以下のとおり。

  • 花虫綱 Anthozoa
    • ウミトサカ亜綱 Alcyonaria (八放サンゴ亜綱 Octocorallia)
      • ヤギ目 (海楊目) Gorgonacea
        • サンゴ亜目 (骨軸亜目,石軸亜目) Scleraxonia
          • サンゴ科 Coralliidae
            • Corallium
              • アカサンゴ C. japonicum
              • ベニサンゴ C. rubrum - 地中海
              • モモイロサンゴ C. elatus - 太平洋
              • シロサンゴ C. konojoi - 浅い海
              • ボケサンゴ C. elatius - 英語名 Angel's Skin
サンゴの骨格

石サンゴ

六放亜鋼イシサンゴ目のものは、イソギンチャクに似たポリプの構造であるが、隔膜の間に石灰質の骨格を発達させる。群体のものが多いが、単体のものもある。造礁サンゴの大部分がこれに含まれるが、共生藻を持たない非造礁サンゴの種もある。

ヒドロサンゴ

サンゴモドキ、あるいは偽珊瑚とも。サンゴモドキ目とアナサンゴモドキ目に分ける場合が多い。いずれもヒドロ虫であるが石灰質の骨格を発達させる。特にアナサンゴモドキ類には大きな骨格をつくり造礁サンゴと見なされるものがある。

軟質サンゴ

大きな群体を作り、骨格を作るものの、細かな骨格がバラバラに入っているような、柔らかな群体を作るものを軟質サンゴ、または英語そのままにソフトコーラルと呼ぶ。

軟質サンゴには、3つのグループがある。

  • ヤギ目のものは、骨質の骨格を持ち、枝状の群体を作り、ヤギ類と呼ばれる。比較的深いところに産し、赤や黄など、鮮やかな色をしているものが多い。取り上げて乾燥させると、簡単にその表面が崩れてしまう。
  • ウミトサカ目は、細かな石灰質の骨片を持つものは、塊状の群体を造る。ウミトサカ、トゲトサカ、ウミキノコなどがある。柄があって、その先にひだ状や、やや樹状の部分があり、ここに個虫が並ぶ。サンゴ礁の海域にも多数生息している。
  • ウミエラ目のものは、砂や泥の海底に足を差し込んで、海底から立ち上がり、多数のポリプを並べる。

造礁サンゴとその仲間

石灰質で透間の多い骨格を作るものの中で、大きくて成長の早いものは、サンゴ礁を形成する。そのようなものは造礁サンゴと呼ばれる。多くが群体であるが、1個の個体からなるものもあり、単体サンゴと呼ばれる。褐虫藻という藻類を共生させており、光合成産物を供給されている。そのため、光が十分なければ成長できない。花虫綱イシサンゴ目のものが大多数を占める。

イシサンゴ目のもので、石灰質の骨格を持つものでも、褐虫藻を持たないものは、石灰質の骨格の成長が遅く、造礁サンゴとは呼ばれない。そのようなものは、より深いところや、温帯の海にも分布する。

造礁サンゴには、イシサンゴ目以外の刺胞動物の分類群もいくつか含まれる。

サンゴの危機

白化現象

近年、沖縄県八重山諸島近海や世界遺産に認定されたサンゴ礁であるオーストラリアグレートバリアリーフでは海水温の上昇が原因とみられるサンゴの白化現象が発生し、大きな問題となっている。サンゴは海水温が30度を越すと、サンゴと共生する褐虫藻が減少し、白化現象が発生する。サンゴは、この褐虫藻の光合成に頼ってエネルギーを補給しているが、これが失われるとサンゴは白化し、長期間続くとサンゴは死滅する。この被害が顕著であった1998年2007年はマスコミからも大きく取り上げられ、サンゴの危機が全国に報じられた。この海水温上昇の原因は地球温暖化が関係しているとされているが、1998年と2007年は東南アジアからフィリピンの東沖の海水温が上昇するエルニーニョ現象が発生しており、八重山諸島近海の海水温も平年より高い状態であり、30度を越す海域も例年以上に広かったことも原因として挙げられている。

また、日焼け止めに含まれるパラベンなどの成分が引き金となり低濃度でもサンゴの白化を誘発することが確かめられており、また、藍藻に有害なウイルスの増殖の誘発が同時に確認されているという[1]。 しかし、サンゴの専門家であるRobert van Woesikによれば、この研究は実際の環境を反映しておらず、サンゴは白化を起こすほどの濃度にさらされないだろうとしている[2]

食害

サンゴを食害する生物はオニヒトデ、近年では熱帯産の巻貝であるヒメシロレイシガイダマシが知られている。南西諸島以外でも西日本の太平洋側にもサンゴは分布しているが、南九州四国地方では1980年代後半頃からヒメシロレイシガイダマシの増加に伴って西日本のサンゴが大きな被害を受けている。宮崎県日向海岸や高知県沖では壊滅的な被害を受けたサンゴ礁もあり、これらのサンゴ礁を保全するために駆除活動が行われている。


  1. ^ 日焼け止めでサンゴが白化 伊大学、実験で確認
  2. ^ Swimmers' Sunscreen Killing Off Coral


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