房総半島とは? わかりやすく解説

ぼうそう‐はんとう〔バウソウハンタウ〕【房総半島】

読み方:ぼうそうはんとう

関東地方南東部半島。特に、房総丘陵中心とする南部をいう。西は東京湾、東は太平洋面する


房総半島


房総半島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 08:55 UTC 版)

房総半島(ぼうそうはんとう)は、関東地方の南東に突出する半島で、千葉県の大部分を占め、半島名は令制国に由来する[2][注 1][注 2]東京湾浦賀水道)と太平洋に囲まれており、古代から中世までは、現在の利根川流域に香取海と呼ばれた内海があり、四方を大河に囲まれに近い状態であった[3]。東京湾側は内房(うちぼう)、太平洋側は外房(そとぼう)と呼ばれ、洲埼がその境とされる。最高標高は408.2m(愛宕山)である。


注釈

  1. ^ 南側の一部は南房総国定公園の公園区域をなし、観光地であることからテレビの旅行番組や旅行雑誌などでは、南部のみを房総半島ということが多い(房総)。
  2. ^ 『世界大百科事典』などでは、「狭義には南部の房総丘陵とその海岸線を指す」とし、房総半島の範囲を千葉県の南部のみとする見方もある。
  3. ^ 1985年(昭和60年)公布の半島振興法では、南房総(指定地域名)の安房・夷隅地域と君津地域の富津市が指定されている。
  4. ^ 千葉県最高峰の愛宕山 (南房総市)標高408.2mで、全都道府県中で最も低い。

出典

  1. ^ a b 千葉県勢要覧 令和4年版
  2. ^ 『世界大百科事典』26-153頁
  3. ^ a b 『千葉県の歴史』6頁
  4. ^ a b 『角川日本地名大辞典(千葉県)』19頁
  5. ^ 昔、千葉県は島だった!? 海岸線の変化と香取海【千葉地理学会連載 おもしろ半島ちばの地理再発見】『千葉日報』(2017年1月17日)2021年9月3日閲覧。
  6. ^ 『図説 千葉県の歴史』32頁
  7. ^ 水に囲まれた地を象徴 千葉県の東西南北端は【千葉地理学会連載 おもしろ半島ちばの地理再発見】千葉日報』(2018年8月22日)2019年2月13日閲覧。
  8. ^ 『ブリタニカ国際大百科事典』5-1041頁
  9. ^ a b c 『千葉県の地名(日本歴史地名大系 12)』27頁
  10. ^ 『千葉県の将来⼈⼝と変化を踏まえた今後の地⽅創⽣のあり⽅〜⼈⼝変動を⾒据えたブロック毎のあるべき地⽅創⽣の姿〜』千葉銀行(2017年9月)2019年2月13日閲覧。
  11. ^ 館山 平年値(年・月ごとの値) 主な要素”. 気象庁. 2016年4月12日閲覧。


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