TLTメンバーとは? わかりやすく解説

TLTメンバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:49 UTC 版)

ウルトラマンネクサス」の記事における「TLTメンバー」の解説

吉良沢 優(きらさわ ゆう) TLT-Jの作戦参謀年齢17歳。イラストレーター呼ばれる予知能力者。ビーストウルトラマン感知する能力を持つ。彼がイラストレーター呼ばれるのは、彼がコンタクティとしての能力目覚めた当初予知した未来をイラスト書き表していたことから来ている。最終話まで、プロメテの子施設での回想シーン除いて司令室の中から出たシーン一切無く他者コミュニケーションを取る際には、自身の姿を立体映像として投影していた。また第1話からのレギュラーキャラクターだが、ストーリー中盤で憐が登場するまでは1度も名前を呼ばれていない。 第3デュナミストこと千樹憐とは同じプロメテの子であり、本来の志望鳥類学者だった。憐からは「優」と呼ばれており、施設の寮にいたときに一カ月ほど同室だった。憐にもらったタカラガイ貝殻を「共に過ごした証」として、TLT入った後にも持ち続けている。これは、学生時代無断外出して海を見に行った憐が、海までたどり着けない運命予知していた吉良沢に、連れ戻され際に手渡したもので、彼が海に辿り着いたこと、即ち「運命未来変えられることの証」となっている。憐が適応となった後にはテレパシーコンタクト通わせることもある。 任務のために私情捨てており、対ビースト用の抗体開発すべく、多少犠牲リスク構わない素振り見せる。しかし、憐がデュナミストになってからは変化生じ始め、憐の覚悟受け止めつつも、その身を案じ非情徹しきれない部分現れ始める。それにより、憐がプロメテの子だと知った孤門に短命以外の情報教えたり、憐への実験敢行した松永に冷たい表情態度であたり、憐救出加担したナイトレイダー追撃命令出そうとする松永に「今は拘束するよりも、対ビーストのための戦力として扱うべき」と進言する形で憐を守りその後に憐がビースト撃破した際には声を上げて喜ぶなど、感情露にするようになったラファエル完成したことを知った際には憐に戦闘止めラファエルによる治療を受けるように告げるが、憐はイズマエルを倒すことを優先窮地陥った憐に「光を信じろ」とテレパシー送り、憐を立ち上がらせた。Final Episodeではレーテ侵入した石堀ことダークザギ阻止しようとするが失敗レーテ崩壊見届けた後、消耗した身体でナイトレイダーコマンドルームに辿り着くと、「ウルトラマン勝てば運命変えられるかもしれない」と語りダークザギと戦うネクサス松永と共に見守った松永 要一郎まつなが よういちろう) TLT-Jの管理官。元内閣情報調査室次長補佐年齢45歳部下に対して敬語を使う(有事にはタメ口になる)など、一見柔らかい物腰穏やかな人物であるが、ビースト殲滅のために一般人被害厭わず一つを囮として利用したり、戦闘ダメージ動けなくなったデュナミストや、Episode.32では闇のウルトラマンになった溝呂木を拘束しウルトラマンの能力利用するために人体実験を行うなど、職務のためには過激な手段をも厭わない非道な面を持つ。しかし、その苛烈な行動の陰に5年前新宿大災害で妻を失った哀しみと、人類ビースト脅威から護ろうとする純粋な決意がある。 先の通り妻を失って高校生の娘・葉月2人暮らし仕事多忙で家にはほとんど帰れず、彼女に反発されているが、不器用ながら彼なりに娘を案じている。 娘と同じ年頃少年である第三デュナミスト千樹憐に対しては、同じ年頃の瑞生と親しくさせることで間接的にコントロールしようという、温い選択を取る。Episode.34ではビーストなどの事情知られ思い理解しあったことで葉月和解次の休日デートする約束をしたが、職務従いその記憶をもビースト記憶とともに削除することになる。 直後寿命が短いと判明した憐を拘束し、彼への人体実験敢行実験中止要求するナイトレイダー一同に対しては、「デュナミストは光の入れ物に過ぎない」と断じウルトラマンの光を兵器として利用することの有用性解いた。しかし、その言動はかえって周囲反感買われ反乱起こしたナイトレイダーによって憐は解放され吉良沢の横槍ナイトレイダー追撃断念するという結果終わったFinal Episodeでは復活したダークザギの力に戦慄し世界各地での天変地異と、出没した大量ビースト報告に「ザギによって世界各地影響が・・・・・・」と諦めかけるが、吉良沢の言葉ネクサス勝利を信じ、彼と共に戦い見守った水原 沙羅みずはら さら) 『ULTRAMAN』最初デュナミストである真木舜一行動をともにした人物。元BCST化学担当官年齢32歳。ビースト・ザ・ワン心身乗っ取られ有働貴文の元婚約者でもある。プロメテウス・プロジェクトの責任者であり、再来するビースト備えて海本隼人にかわる超能力者生み出そうとしていた。しかし迫り来るビースト備え必要性からビースト対策最優先してラファエル開発中断命令を出す。任務と目的のために他者切り捨てる冷徹な言動見せるが、実際は憐たちのことを心配し、海本やプロメテの子たちが極秘ラファエル開発続けていたのを知りつつ黙認したり、凪の「憎しみこそ力」という主張ウルトラマン引き合い出しつつ否定するなど、厳しいだけではない一面持っており、海本からも同名聖人サラのような存在評価されている。 北米本部から査察官として来日しTLT不審抱いたナイトレイダー新宿大災害真相や、レーテとメモレイサーの仕組みビースト生態説明。海本と言葉を交わした後、憐を思いやる孤門や吉良沢、海本をはじめとしたプロメテの子たちと、その思いとともに戦い続けウルトラマン=憐の姿を見て自身の知るウルトラマン真木同じように、今戦っているウルトラマン人間にも強い絆と想いがあることを確信。「アンノウンハンドが如何に強大であろうと、その想い断ち切ることなどできはしない」と満足げ笑み浮かべて本に語りフォートレスフリーダムを後にした。 海本 隼人かいもと はやと) TLT北米本部所属する水原沙羅直属部下年齢30歳寡黙一見冷徹な人間見えるが、実際は憐のことを心配している。しかし奇妙な仮面フードで顔を隠して憐の病状陰か監視するという奇行行っていたため、かえって憐や瑞生たち不安にさせてもいた。1991年コロラド州研究施設にて最初に来訪者との正確なコンタクト取ったクラスA超能力者であり、幼少時より彼らとコンタクトをとり続けている。プロメテウス・プロジェクトにおいて憐の遺伝子情報の基となった遺伝子情報持ち主でもあり、そのため、プロメテの子たちは自身の子供たちともいうべき存在吉良沢からは「海本先生」と呼ばれている。ラファエル完成知り、憐に伝えようとするが、アンノウンハンドに襲撃されてしまう。しかし、アンノウンハンドがとどめを刺さなかったために、テレパシー吉良沢に助け求め、憐にラファエル完成したことを伝えることに成功し自身一命取留めた。眠っている間に幼少時夢を見たことから、意識取り戻した後、石堀の正体辿り着く東郷とうごう) TLT-Jの幹部で、相馬小柳たちより一線格上人物。TLT-J査問会でナイトレイダー問いただし、新宿大災害レーテ言及する松永叱責警告するなど、劇中では専ら松永とのやり取り多かったFinal Episodeではダークザギ新宿襲撃世界各地スペースビースト出現恐怖し、頭を抱え込んでいた。

※この「TLTメンバー」の解説は、「ウルトラマンネクサス」の解説の一部です。
「TLTメンバー」を含む「ウルトラマンネクサス」の記事については、「ウルトラマンネクサス」の概要を参照ください。

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