ダークザギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 01:52 UTC 版)
「ULTRA N PROJECT」の記事における「ダークザギ」の解説
邪悪なる暗黒破壊神と呼ばれ、冥王ダークザギやダークサイドノアという異名も持つ全身黒色の禍々しき姿の巨人で、ウルトラマンノアに相似するボディの体色は、漆黒と赤いラインが走っており、ノア・イージスがなく、胸にはノアと同様のY字形のエナジーコアが存在する。ノアの究極技ノア・ザ・ファイナルによってノアとともに次元の彼方へと姿を消した。設定上は不死身とされる。 その正体は20年前に地球にやって来たM80さそり座球状星団の異星人「来訪者」が、スペースビーストを駆逐するために造り上げた対ビースト用最終兵器人造巨人ウルティノイド・ザギで、かつて母星をビーストから救った光の巨人(ウルトラマンノア)を模して造られており、そのためウルトラマンノアと似た姿になっている。 他の生物を取り込む(捕食する)ことで進化するスペースビーストに対抗するため、自己進化プログラムを組み込まれている。しかしその結果歪んだ自我に目覚め、「光の巨人の模造品」と自覚するようになり、それを越えようと倒すべきビーストを逆に進化・増殖させてしまい、自らがビーストを支配する頂点となって暴走していった。 その脅威に対応出来なくなった来訪者たちは、最後の手段としてザギを自分たちの母星ごと爆破、その結果起こった超新星爆発が地球でのビースト発生の発端となる。後に地球へ飛来し、復活の時を待ち続けた。 クロムチェスターδの攻撃も全く受け付けず、ジュネッス、ジュネッスブルーをも遙かに凌駕して寄せ付けない超戦闘能力を有するものの、ネクサスの真の姿であるノアの前に敗れさり、宇宙の藻屑と化した。 デザインの発端となったのはバンダイから提案された「ブラックノア」で、当初は黒く塗ったノアのソフビをサンプルにデザインされたものがA、シルバーのラインを入れたB、赤いラインを入れたCの3つが初稿となり、Cに微調整やラインを追加したものが決定稿となった。電飾のない目にすることでサングラスのようなイメージの眼球で、周囲にスリットを設けた電飾を付けて、目の外周だけが光る構想にすることで、ネクサスの目が太陽なのに対して、ファウストの目は日食になる構想だった。身長・体重も同じであるが丸山浩によると色を変えて翼を取ったものであり、スーツ的にはかなりのパーツがノアより簡略化されているらしい。 N PROJECT開始当時は、目がノアと同じく黄色だったが、ネクサス最終回では体のラインカラーと同じく、目は赤色となった。これはゲーム版も同じ。 ライブステージでは目が黄色だが、場合によっては赤になる。N PROJECT開始時の限定ソフビ人形は目が黄色だが、後の再版では赤で統一された。 ライブステージなどでは「ノアとザギは本来一つ」という台詞が存在していた。 名前の由来はギザの大ピラミッドの「ギザ」を逆にしたもの。 『円谷プロ全怪獣図鑑』では、別名を暗黒破壊神と記載している。『テレビマガジン特別編集 ウルトラマンネクサス&ウルトラマンマックス』でも解説文中にこの単語が用いられている。 また、『ウルトラマンネクサス』の初期構想では西条凪の変身する姿として設定されており、誕生施設や凪の母親による語り掛けのシーンなどが検討されていた。
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ダークザギ(SD)
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「ULTRA N PROJECT」の記事における「ダークザギ(SD)」の解説
映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』に登場。 ウルトラマンノアと互角の身体能力を有し、絶大なる威力を誇る邪悪なる冥王。異形の手のモノがダークザギのスパークドールズをダークライブして送り込んだ刺客。ウルトラマンタロウ(SD)から「今までの相手とは桁が違う」「他の怪獣では瞬殺されるだけ」と言われる。ジャンナインをねじ伏せ、その後登場したウルトラマンギンガにもグラビティ・ザギでダメージを与え、世界各地をワープしながら激しい空中戦を繰り広げるが、最後は至近距離でのギンガクロスシュートとライトニング・ザギの撃ち合いの末エナジーコアを破壊されて倒され、スパークドールズに戻る。スパークドールズは異形の手のモノが回収したため、ヒカルの手には渡らず終わる。 スーツアクター:岩田栄慶
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