CRシリーズ
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「フォード・コスワース・CRエンジン」の記事における「CRシリーズ」の解説
1994年以来使用されてきたZETEC-Rに替えて、ワークス供給用のエンジンとして開発されたのがCRである。投入初年度である1999年にスチュワートのジョニー・ハーバートによって優勝を、同チームのルーベンス・バリチェロによってポールポジションを得たが、このエンジンではこれが唯一の獲得となってしまった。2000年以降はスチュワートを買収したジャガーに供給されるも表彰台を何度か獲得するにとどまった。 2002年にはアロウズに、2003年から2004年にかけてミナルディとジョーダン(フォード名義)にカスタマー供給された。2004年にミナルディに供給されたCR-3Lは、CR-3に1レース分の400kmの耐久力を持たせたエンジン(LongのL)である。2003年ブラジルGPでジョーダンのジャンカルロ・フィジケラが荒れに荒れたレースで優勝。これがフォード・コスワースにとってのF1での最後の優勝である。
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CRシリーズ
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CRシリーズ
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「ホンダ・ロードレーサー」の記事における「CRシリーズ」の解説
CR71 CR71は、1959年型250 ccロードレーサーである。レーシングライダーを対象としたモデルで、販売あるいは貸与された。ヤマハのロードスポーツYDS1(ロードレース用キットパーツあり)に対抗するために製造される。 CR71の仕様(空冷4ストローク直列2気筒、250 cc、24 PS、23万円) CR71の仕様 エンジン空冷4ストロークOHC直列2気筒・カムギヤトレイン。 排気量 - 247 cc ボア・ストローク - 54 × 54 mm 圧縮比 - 9.5 出力 - 24 PS / 8,800 rpm トルク - 2.04 kgf-m / 7,800 rpm ギアボックス - 4段 車体全長 - 1,920 mm、全幅 - 620 mm、全高 - 970 mm ホイールベース - 1,300 mm 車重 - 135 kg タイヤサイズ - 前輪 2.75-18、後輪 3.00-18 始動方式 - キック 最高速度 - 150 km/h CR72 CR72は、1963年型250 cc市販ロードレーサーである。ホンダが建造した鈴鹿サーキットの開業イベントレースとなる1962年11月3日と4日の第1回全日本ロードレース選手権で、ホンダに開業記念となる優勝をもたらすために製造されたマシンであり、このレースでデビューする。ヤマハTD1に対抗するために製造される。 1963年のロードレース世界選手権(WGP)には高橋国光がCR72で出場したが、市販ロードレーサーではワークスマシンに勝てるはずがなかった。高橋はシーズン途中からワークスマシンRCに乗れることになったのだが、チーム監督から日本への帰国を命じられ、シーズン途中でWGPから離脱せざるを得なかった。 CR72の仕様(空冷4ストローク直列2気筒、250 cc、25 PS) CR72の仕様 エンジン - 空冷4ストロークDOHC直列2気筒排気量 - 247 cc ボア・ストローク - 54 × 54 mm 出力 - 25 PS / 9,500 rpm トルク - 2.06 kgf-m / 7,500 rpm ギアボックス - 6段 車体全長 - 2,000 mm、全幅 - 615 mm、全高 - 950 mm ホイールベース - 1,280 mm 車重 - 157 kg タイヤサイズ - 前輪 2.75-18、後輪 3.00-18 始動方式 - キックスタート 最高速度 - 150 km/h CR77 CR77は、1963年型305 cc市販ロードレーサーである。ホンダが建造した鈴鹿サーキットの開業イベントレースとなる1962年11月3日と4日の第1回全日本ロードレース選手権で、ホンダに開業記念となる優勝をもたらすために製造されたマシンであり、このレースでデビューする。 CR77の仕様(空冷4ストローク直列2気筒、305 cc、29 PS) CR77の仕様 エンジン - 空冷4ストロークDOHC直列2気筒排気量 - 305 cc ボア・ストローク - 60 × 54 mm 出力 - 29 PS / 9,250 rpm トルク - 2.5 kgf-m / 7,250 rpm ギアボックス - 6段 車体全長 - 2,000 mm、全幅 - 615 mm、全高 - 950 mm ホイールベース - 1,280 mm 車重 - 158 kg タイヤサイズ - 前輪 2.75-18、後輪 3.00-18 始動方式 - キックスタート 最高速度 - 160 km/h CR93 CR93ベンリィレーシングは、空冷4ストロークDOHC直列2気筒125 ccエンジンを搭載した1962年型市販ロードレーサーである。第5回全日本モーターサイクルクラブマンレース(九州 雁ノ巣)で優勝する。CR93はロードスポーツとして販売された当時のスーパースポーツであるが、レースキットが発売され、ロードレース世界選手権や日本国内のモトクロスでも使用された。 当時CRシリーズは公道走行不可の競技専用車両に付与される車名であるが、1962年に限っては全日本モーターサイクルクラブ連盟(MCFAJ)がノービスクラスの車両規定に運輸省(現・国土交通省)の型式認定をホモロゲーションとして規定したため、ホンダはこの規定を満すためにCR93を市販した。このクラブマンレースに出場するためのバイクは生産台数50台以上市販されており、50 ccクラスのCR110カブレーシングと共に製造販売された公道走行可能モデルである。 車体は、カウルを除去しバーハンドルに交換こそされているが、大幅に後退させた調整式ステップ・カムギアトレーン4バルブDOHCエンジン・前輪⌀200大径ドラムブレーキ・乾式クラッチなどレーサーそのものに保安部品を装着したと言っても過言ではないモデルである。 販売価格はCB92が155,000円とされた当時にほぼ倍となる300,000円。総生産台数も極少数で、多くは輸出やレースで使用されたため残存する個体は極めて少ない。 CR93の仕様(空冷4ストローク直列2気筒、125 cc) CR93の仕様 諸元 車名CR93ベンリイレーシング全長×全幅×全高(m)1.960×0.600×0.915ホイールベース(m)1.275最低地上高(m)0.145最小回転半径(m)2.150整備重量(kg)127.5最高速度(km/h)135(レーシングカウル装着時 155)エンジン型式空冷4ストローク4バルブDOHC直列2気筒バルブ駆動カムギアトレーン総排気量124.8 cc内径×行程(mm)43.0×43.0圧縮比10.8最高出力16.5 PS / 11,500 rpm最大トルク1.05 kgf-m / 10,700 rpm点火方式マグネトキャブレターケーヒンRP28-22P6始動方式キック潤滑方式圧送飛沫併用式潤滑油容量(L)1.1燃料タンク容量(L)10クラッチ乾式変速方式左足動式トランスミッション常時噛合5段1速2.0002速1.4293速1.2274速1.0835速1.0001次減速比/2次減速比/3.700/2.500フレーム形式パイプバックボーンサスペンション(前)テレスコピックサスペンション(後)スイングアームキャスター(°)26.0トレール(mm)97.0タイヤ(前)2.50-18タイヤ(後)2.75-18ブレーキ(前)機械式ツーリーディングトレーリング(⌀200)ブレーキ(後)機械式リーティングトレーリング(⌀175)標準現金価格300,000円 CR110 .mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} CR110 CUB RACING エンジン CR110カブレーシング(シーアールひゃくとうカブレーシング)は、空冷4ストローク DOHC 単気筒50 ccエンジンを搭載した1962年型市販ロードレーサーである。第5回全日本モーターサイクルクラブマンレース(九州 雁ノ巣)で優勝した。。CR110には市販ロードレーサーとロードスポーツの2車種があり、ギアボックスは、初期生産型のロードスポーツが5段、中期、および後期ロードレーサーが8段である。上述のCR93と同じ理由で市販された。 車名にカブが含まれるのは、クランクケースをカブ系横型エンジンをベースとしたことに由来するが、前傾35度空冷4ストロークカムギアトレーン4バルブDOHC単気筒エンジンはまったくの新設計とされた。 販売価格は1960年発売のスポーツカブC110が58,000円とされた当時にほぼ3倍となる170,000円。総生産台数も極少数で、多くは輸出やレースで使用されたため残存する個体は極めて少ない。 なお短期間での製造にも関わらず初期型・中期型・後期型の3種類に分類されるモデルが製造された。 CR110の仕様(空冷4ストローク単気筒、50 cc、8段) CR110の仕様 初期型 公道走行可能なモデル。7 PSエンジン・5段ミッションを搭載。スクランブラータイプとされ、セミアップマフラー・アップハンドルを採用する。有力ディーラーのみで49台が販売された。 中期型 レーシングオプションの「Yキット」を組み込んだモデルで83台が製造された。初期型と比較すると以下の変更点を持つ。保安部品未装着のレース専用車 セパレートハンドル・ダウンマフラーを装備 最高出力が8.5 PS / 13,500 rpmに向上 後期型 116台製造。中期型から以下の改良を実施。50 ccクラスレギュレーションの限界まで近付けるためエンジン内径を40 mmから40.4 mmに拡大 クラッチの操作性を向上させるためシフトギアスピンドルの爪を2個から4個に倍増し形状も大型化させ耐久性を向上 このためクランクケースクラッチ上部幅が拡大
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