ギリシア建築
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ギリシア建築(ギリシアけんちく)は、古代ギリシア人によって創造された建築様式である。特に神殿建築は代表的であり、古典主義建築の直接的、間接的規範とされ続けた。
- ^ 佐藤達生著、『西洋建築の歴史』、河出書房、2005年8月20日初版発行、ISBN 4309760694、10頁
- ^ R.マルタン『図説世界建築史ギリシア建築』p43。
- ^ ドーリア式神殿のトリグリフは、木造神殿の時代に垂木の小口であったものを表現している。また、イオニア式の歯飾り(デンティル)も、本来は垂木の小口を意味した。
- ^ 最も古い遺跡群のうち、紀元前17世紀の「メガロンA」と呼ばれる建築物もまた、後部はアプス状になった馬蹄形平面である。
- ^ 紀元前6世紀に第II神殿が建設され、紀元前3世紀以後に第III神殿が再建されている。現在、「メガロンA」をはじめとする遺跡を見ることができる。
- ^ R.マルタン『図説世界建築史ギリシア建築』p43-p44および日本建築学会編『西洋建築史圖集』p110。
- ^ R.マルタン『図説世界建築史3 ギリシア建築』p44-p46。
- ^ R.マルタン『図説世界建築史3 ギリシア建築』p46。
- ^ これはミュケナイ建築の円柱を想起させる形態だが、両者のつながりは明確ではない
- ^ プルタルコスが、パルテノン神殿を「その見事さにおいては当時でさえ古めかしかった。しかし、同時にその新鮮な活力において、今日でさえ真新しく建設されたばかりの如くである」と述べている。
- ^ 同所でのニーケーの祭祀は古く、神殿の地盤下から紀元前6世紀中葉のニーケー・アテーナイアー祭壇の断片が出土している。現在の神殿の建設は、紀元前448年に民会で決議されたが、その建設は20年ほど遅延した。
- ^ クリピーソーマは、厳密には階段状部分の最外部のみを指し、ステュロバーティス以外の部分はストイバー(στοιβά)と呼ばれる。
- 1 ギリシア建築とは
- 2 ギリシア建築の概要
- 3 主要建築物
- 4 参考文献
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