Latinとは? わかりやすく解説

latin

別表記:ラテン

「latin」の意味・「latin」とは

「latin」とは、古代ローマ使用されていた言語である。ラテン語とも呼ばれ中世ヨーロッパ学術宗教世界で広く用いられた。現代ロマンス語フランス語イタリア語スペイン語など)の源流となる言語であり、英語を含む多く言語影響与えている。

「latin」の発音・読み方

「latin」の発音は、IPA表記では/lætɪn/となる。IPAカタカナ読みでは「ラティン」となり、日本人発音するカタカナ英語では「ラテン」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「latin」の定義を英語で解説

「latin」は、"the language of ancient Rome and its empire, widely used historically as a language of scholarship and administration."と定義される。これは「古代ローマとその帝国言語で、歴史的に学術や行政の言語として広く使用されていた」という意味である。

「latin」の類語

「latin」の類語としては、「Roman language」や「Classical Latin」がある。これらはいずれラテン語を指す言葉である。

「latin」に関連する用語・表現

「latin」に関連する用語としては、「Latin alphabet」(ラテン文字)、「Latin America」(ラテンアメリカ)、「Latin literature」(ラテン文学)などがある。これらはいずれラテン語ラテン文化関連した表現である。

「latin」の例文

以下に、「latin」を用いた例文10個示す。 1. English has borrowed many words from Latin.(英語はラテン語から多く単語借用している)
2. Latin was the language of the Roman Empire.(ラテン語ローマ帝国言語だった)
3. Latin is no longer spoken as a native language.(ラテン語はもはや母語として話されていない
4. Many scientific terms are derived from Latin.(多く科学用語ラテン語から派生している)
5. Latin is the basis of the Romance languages.(ラテン語ロマンス語基礎である)
6. The Latin alphabet is used in many languages.(ラテン文字多く言語使用されている)
7. Latin literature has a rich history.(ラテン文学豊かな歴史持っている
8. Latin America is named after the Latin language.(ラテンアメリカラテン語にちなん名付けられた)
9. Latin was widely used in medieval Europe.(ラテン語中世ヨーロッパ広く使用されていた)
10. The Pope often speaks in Latin.(教皇はしばしラテン語で話す)

ラテン語

読み方:ラテンご
別表記:拉丁語羅甸語拉語羅語lingua latina
英語:Latin

ラテン語(英:Latin)とは、古代ローマローマ帝国公用語として普及した古代言語、および、古典的文語である。古代ギリシア語と共に西欧諸言語および文化多く影響与えている。現代ではラテン語の話者はおらず日常語として死語位置づけられる。しかしながら西欧の古い典籍古典)を学ぶにはラテン語は必須の言語知識であり、学術分野においては現在も学名など使用されている。

ラテン語は、イタリア語フランス語スペイン語ポルトガル語などを含む「ロマンス諸語」の母体派生元)であり、別系統ドイツ語や英語、オランダ語を含むゲルマン諸語にも語彙その他の面多く影響与えている。

ラテン語はもともとラテン人呼ばれる古代民族使用していた原語である。英語ではラテン人もラテン語も共に「Latin」と呼ばれる。ラテン語では Lingua Latina という。

ローマ帝国においてラテン語は公用語として会話にも記述にも用いられた。口語として会話使用されていたラテン語は「俗ラテン語」とも呼ばれるローマ帝国崩壊後、ラテン語は口語として廃れていったが、カトリック教会中心に文語記述言語)として存続した。中世ヨーロッパ用いられ文語としてのラテン語は「中世ラテン語」と呼ばれる

ラテン【Latin】

読み方:らてん

ラテン語」「ラテン民族」などの略。「—の血を引く娘」

他の語複合してラテン系の、ラテン民族の、の意を表す。「—ミュージック

[補説] 「羅甸」「拉丁」とも書く。


ラテン語

(Latin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 05:55 UTC 版)

(ラテンご、ラテン語: lingua Latina、英語: Latin)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群の言語の一つ。漢字表記は拉丁語羅甸語で、拉語羅語と略される。


注釈

  1. ^ 特に植物学の論文においては2011年12月までラテン語で記述することが正式発表の要件であった[1]国際藻類・菌類・植物命名規約
  2. ^ 一例を挙げれば「cogito ergo sum」の発音により忠実なカナ表記は「コーギトー・エルゴー・スム」であるが、三省堂刊大辞林には「コギトエルゴスム」の項目に掲載されている。
  3. ^ Z はラテン語に不要だがギリシア語の [z] の音を表す場合には必要だった。
  4. ^ 現代のロマンス諸語とは違い、[s][tʃ][ʒ][dʒ] などのように発音されることはなかった。
  5. ^ 文字Zがラテン語表記に再登場した。
  6. ^ 日本語でいう促音の発音。
  7. ^ 欧米で[ai]とすることが多い。
  8. ^ 欧米で[ɔi]とすることが多い。
  9. ^ 教会式ではKyrie eleison(主よ憐れみ給え、もともとギリシャ語)は s [s]
  10. ^ 母音間、あるいは単に s + 母音 の場合に [z] と発音することもある。
  11. ^ かつて日産ディーゼル(現・UDトラックス)が製造・販売していた大型トラックのレゾナの綴りもRESONAであるが、こちらは英語resonanceが名称の由来である(ただしresonance自体はラテン語のresono(resonaの原型)に由来する)。

出典

  1. ^ 仲田崇志、永益英敏、大橋広好第4回「第18回国際植物学会議(メルボルン)で変更された発表の要件:電子発表の意味するところ(Changes to publication requirements made at the XVIII International Botanical Congress in Melbourne: What does e-publication mean for you. Knapp, S., McNeill, J. & Turland, N.J. Taxon 60: 1498-1501, 2011)」 の紹介と日本語訳」(PDF)『日本微生物資源学会誌』第27巻第2号、日本微生物資源学会、2011年12月、2021年3月7日閲覧 
  2. ^ Merriam-Webster's Collegiate Dictionary, Tenth Edition (1999) "Foreign Words and Phrases"
  3. ^ 松平 & 国原 1992, pp. 31.
  4. ^ 松平 & 国原 1992, pp. 21–22.
  5. ^ 松平 & 国原 1992, pp. 33.
  6. ^ 松平 & 国原 1992, pp. 16–17.



「Latin」の例文・使い方・用例・文例

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