2人対戦クイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/13 07:44 UTC 版)
「ネットワーク対戦クイズ Answer×Answerのクイズ」の記事における「2人対戦クイズ」の解説
すべてのバージョンにおける決勝戦、イベント大会、初代での総当たり戦、Live!での特番・総当たり戦にて行う方式。全部で11種類。早押しボタン及びタッチパネルを使用して解答する。早押しボタンを使用する形式では、対戦相手よりも先に押さなければ解答権が得られない(チキンレースクイズ以外)。1問正解につき10点獲得。ただし、押し合い爆破クイズに限り一問正解に付き5点加算となり、2倍問題は発生しない。クイズによってはビンゴポイント(点数は通常問題も2倍問題も5点)が追加される。 初代総当たり、特番総当たりでは特定の問題(初代では一定問題数消化後、特番では最終問題)が「ボーナス問題」として加点及び減点が2倍(一部出題方式は1.5倍)になる(Ver.1.0では加点のみ2倍)と共に、ジャンルがランダムに選択される。 Ver.1.3では、リードを守るためにわざと遅答するプレイヤー対策(残り時間を見計りボタンを押し、回答の入力に極力時間を掛け、勝ち逃げる場合が多い)のためか解答に時間をかけすぎるとその試合の回答時間が短くなり、残り時間が20秒以下になるとTIMEの枠が「?」で隠されるようになった。 以下の各クイズの説明は、Answer×Answer1のものであり、Answer×Answer2以降の変更点については別項で後述する。 早押しクイズ オーソドックスな早押し形式のクイズ。徐々に出現する問題文を読み、分かった段階で早押しボタンを押して解答する。Ver.1.20以前の総当たり戦では、全3回戦のうち必ず1度実施される形式。決勝でも出題される。 誤答した場合は減点。更に、問題文が全て表示された上で、相手に解答権が移る。相手側は全ての問題文を読んで解答するチャンスが与えられる。なお、この場合は相手側は不正解しても誤答リスク(減点および誤答率・ジャンルポイントへの悪影響)はない。文章を2回に分けて出題されるテレビのクイズ番組でありがちな引っ掛け問題(クイズ用語で「パラレル問題」。「○○は・・・ですが、××は何でしょう?」のような形式)もあり、分かったからと言って早く押せば良いとは限らない場合もある。 カード奪取クイズ まず命題(例「3色使われている国旗」)が提示された後、次にそれの解答候補となるカードが1枚ずつ順番に出現する。正解(命題に当てはまる解答。例の場合、イタリア、ロシアなど)となるカードが現れた時、早押しボタンを押して奪う。Cリーグでは出題されない。出題されるカード枚数は、Bリーグでは4枚、Aリーグ以上では不定(3〜5枚のカードが用意されるが残り枚数は「?」で表記)である。どちらかが正解を奪取した場合は、その後のカードは提示されず次の問題に移る。誤ったカードを奪取した場合は減点されるが、問題自体は続行され、誤った側も引き続き解答ができる。正解のカードを取るか、すべてのカードをパスした場合、次の問題に移る。 正解のカードが1枚に限らず、2枚以上存在する出題パターンもある。 早押し連想クイズ 9枚のパネルが順にめくられ、その下からヒントが出現する。ヒントから答えを連想し、分かった段階で早押しボタンを押して解答する。解答権は1問につき1人2回であるが、1回目の誤答でペナルティとしてその後10秒間解答できなくなる。2回目の誤答で相手に10点入り、その問題は終了となる。 早押しビジュアルクイズ いくつかのパターンからランダムに出題(パネルに隠された画像や漢字が徐々に明らかになる、ズームアップした画像が徐々に引いていく、モザイクのかかった画像が徐々に鮮明になる、重なった漢字が徐々に広がっていく、等)。その画像に写っているものや漢字の読みが分かった段階で、早押しボタンを押して解答する。初代はプレーオフ限定だったが、特番総当たり戦から予選でも登場。早押し連想クイズと同様1人2回の解答権が与えられており、1回目の誤答で10秒間解答権剥奪、2回目の誤答で相手に10点入り、その問題は終了となる。 虫食いクイズ 問題文の大半が「?」と書かれた8個のブロックによって覆い隠されており、対戦相手と交互にそのブロックを選んで消していく。その都度「解答する」「パスする」のいずれかを選択することができ、隠された問題文を予想して解答する。Ver.1.0ではBリーグ以上でのみ出題されていたが、Ver.1.1よりCリーグでも出題されるようになった。誤答した場合は、早押しクイズと同様に減点の後問題文が全て表示される(オープンオール)。相手側は減点のリスクなく、全ての問題文を読んで解答するチャンスが与えられる。3巡してどちらもパスとなった場合、その問題はドローとなる。 押し合い爆破クイズ 3択クイズや画像を用いた2択クイズが次々と出題されていく。画面下部に「押し合いゲージ」が表示されている。スタートの時点では両者4秒ずつの持ち時間があり、その境界線上に「炎」がある。対戦者の一方が先に正解すると、ゲージ上の「炎」が相手側へ向かって移動を開始し、他方が正解した時点で停止する。誤答した場合、逆に自分の側へ「炎」が2秒分移動する。正解によるポイント獲得の他、ゲージの途中に「5ポイント」と書かれた吹き出しがあり、その地点まで「炎」が動くことでも5点を獲得できる。「炎」が近づくと爆弾が点滅し、残り1秒を切ると赤い丸で危険を知らせ、端まで到達すると爆破となり、爆破されたプレイヤーの獲得ポイントが半減した後に「炎」は中央に戻る(吹き出しも復活)。Ver.1.0ではすべてのリーグで出題される可能性があったが、Ver.1.1よりCリーグ・Bリーグでは出題されなくなった。期間限定イベント大会でも出題されない。この形式に限り、2倍問題が存在しない。なお時間経過に伴う「炎」の移動は、「一方が正解し他方が未解答」の状況に限られる。誤答時は瞬時に2秒分のマイナス移動のみが行われ、時間経過に伴う移動は発生しない。 多答フィニッシュクイズ 問題文に対し解答候補が8つ提示され、プレイヤーは正解と思われる選択肢を1〜3個ずつ交互に選択。残っている正解を全て選択してターンを終了する(FINISH)か、誤った選択肢を対戦相手が選んだ状態でターンを終了したか、対戦相手が制限時間を過ぎても1つも選択肢を選んでいない場合にポイントが獲得できる。総当たり戦限定のクイズ形式であり、プレーオフでは出題されない。Cリーグに限り、正解数は6個で固定となっている(残り正解数も常に表示)が、Bリーグ以上では正解数は不定(5〜7個であるが、残り正解数表示は「?」で表記)。 選択肢を選ぶ際は1個目、2個目は選び直せるが3個目を選んだ時点、もしくはCリーグでは残り正解数と同数の選択肢を選んだ時点でターンは終了する。 多答積み重ねクイズ(Ver.1.1より追加) 問題文に対し解答候補が8個または10個提示され、プレイヤーは正解だと思われる解答をいくつでも選択する。両者が解答を完了、または解答時間が終了した時点で両者の解答を照らし合わせ、正解数の多い方がポイントを獲得できる。ただし、1つでも不正解の解答を選択した場合は正解数が0個となる。同点の場合は、どちらにもポイントは加算されない(解答を完了するまでの時間は影響しない)。Ver.1.3より全正解数が表示され、すべての正解を選択するとビンゴポイントが与えられるように変更された。選択肢全部が正解の場合もある。 チキンレースクイズ(Ver.1.2プレミアムより追加) 答えが数字の問題が出題され、問題文に対し解答候補が10個提示(上へ行くほど数字が大きくなっていく)される。プレイヤーは正解の数字そのもの、あるいは近い数字を一番下から早押しボタンを押す事で上へ押し上げる事で解答、決定をタッチするか一番上まで押し上げたら回答終了。下へ戻す事はできない。 正解の数字と同じ、あるいは正解より小さくかつより近い数字を選んだプレイヤーが勝利。正解の数字を選んでいる場合は、さらにビンゴポイントが与えられる。オーバーした数字を選んだプレイヤーは失格。どちらも同じ数字を選択した場合、あるいは共にオーバーした場合はドローとなる。双方のプレイヤーがともに正解の数字そのものを当てると、ドロー扱いではあるがビンゴポイントが与えられる。 順番インフレクイズ(Ver.1.3DXより追加) 問題文(テーマ)と条件に従って上から順番に並んだ題目3つに対し、提示された題目がどこに挟み込まれるかを当てる(1番上、1番下の選択肢は無い)。最初は解答3つ(2択)から始まり、一方または両者が誤答するまで題目4つ(3択)→5つ(4択)→6つ(5択)と選択肢が増えていく。題目6つ(5択)をクリアするとビンゴポイントが与えられ、その問題は終了となる(両者5択クリアならドローだがそれぞれにビンゴポイントは入る)。なお、この形式のみ誤答してもGPの減少がない。例「人口の多い都道府県。神奈川県が入るのは?」東京都→(A)→愛知県→(B)→千葉県(答えはA) 上に両者が正解すると「人口の多い都道府県。埼玉県が入るのは?」東京都→(A)→神奈川県→(B)→愛知県→(C)→千葉県(答えはC)と続く。 早押しテクニカルクイズ(Ver.1.4DX+より追加) 虫食いクイズをより進化させたスタイル。さまざまなパターンで隠された問題文から解答を推理して答える。正解するとポイント獲得、不正解だと減点されたうえ、問題文の全貌が明らかになった状態で相手に解答権が移動する。「8分割」「16分割」「スライド」「スポットライト」「漢文」の5つの出題パターンが存在する。どのパターンが出題されるかはランダムである。3問目終了時に出題パターンが変更される。 それぞれの出題パターンの詳細は以下のとおり。8分割 虫食いクイズと同様、問題文が8枚のパネルで隠されている。時間が経つとパネルが少しずつ開かれ、問題文が明らかになってくる。 16分割 8分割同様に問題文がパネルで隠されているが、最初に存在するパネルが16枚になっており、パネルが開くスピードも速くなっている。 スライド 問題文がアップになり、ウインドウ上を右から左へ高速で繰り返し流れていく。時間が経つと流れるスピードが徐々に遅くなっていく。Answer×Answer1のみの形式。 スポットライト ウインドウが真っ暗になってしまい、スポットライトの当たっている部分だけ問題文が見えるようになる。時間が経つとライトの光が拡大していく。 漢文 最初に問題文の中の漢字の部分だけを表示。時間が経つとひらがな・カタカナ・アルファベット・数字などの漢字以外の文字が表示され、問題文の全貌が明らかになってくる。 「テクニカル」「8分割」「16分割」という表記はテレビ番組『象印クイズ ヒントでピント』にも用いられていたが、全く別物であり、どちらかというと早押し連想クイズ、早押しビジュアルクイズの一部が、ヒントでピントの問題に似ている。 早押しビジュアル・早押し連想において、どちらかのプレイヤーが誤答ペナルティ中にもう一人のプレイヤーが誤答すると、その時点で先に誤答したプレイヤーは解答権が復活する。 総当たり戦で出題されるクイズ形式は、「早押しビジュアルクイズ」を除いた10種類からランダムに選択される。なお、Ver.1.20(スタンプシステムで3つのクイズ形式を自由に選択できる)および押し合い爆破Day(2008年10月28日と2008年12月2日に開催。予選で必ず、押し合い爆破クイズが出題される。Aリーグ以上限定)を除き、「早押しクイズ」は必ず出題される。
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