高杉 晋作とは? わかりやすく解説

たかすぎ‐しんさく【高杉晋作】

読み方:たかすぎしんさく

[一][1839〜1867]江戸末期勤王家。長門(ながと)の人。号、東行(とうぎょう)。長州藩仕え松下村塾学び奇兵隊組織した四国艦隊下関砲撃事件には正使として和議を結び、のち藩論討幕統一第二次長州征伐幕府軍破った

[二]古川薫歴史小説昭和48年1973刊行副題戦闘者の愛と死」。

高杉晋作の画像

高杉晋作

作者大岡昇平

収載図書時代小説大全集 4 人物日本史 江戸
出版社新潮社
刊行年月1990.9
シリーズ名新潮文庫

収載図書時代小説人物日本の歴史 幕末維新
出版社小学館
刊行年月2004.9
シリーズ名小学館文庫


高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 14:31 UTC 版)

高杉 晋作(たかすぎ しんさく、天保10年8月20日1839年9月27日〉- 慶應3年4月14日1867年5月17日〉)は、日本武士長州藩士)。幕末長州藩尊王攘夷志士として活躍。奇兵隊などの諸隊を創設し、長州藩を倒幕運動に方向付けた。


  1. ^ a b 高杉晋作Museum 『丸山の料亭・花月』 2020年12月11日
  2. ^ a b 高杉晋作Museum 『崇福寺』
  3. ^ a b 横山 宏章「文久二年幕府派遣「千歳丸」随員の中国観」『県立長崎シーボルト大学国際情報学部紀要』第3号、県立長崎シーボルト大学、2002年12月、ISSN 1346-6372 
  4. ^ 関西大学 或門 WAKUMON 3『上海新報』に見る幕末官船千歳丸の上海来航 松浦章 2002年 No.4 page3-20
  5. ^ 御楯組結成の血盟書に署名のある11名。
  6. ^ 渡辺修二郎『高杉晋作』(少年園、1897)pp.54-55 古谷久綱『藤公余影』(民友社、1910)pp.77-79
  7. ^ これは清国の見聞を経た晋作が「領土の期限付き租借」の意味するところ(植民地化)を深く見抜いていたからで、もしこの要求を受け入れていれば日本の歴史は大きく変わっていたであろうと伊藤は述懐している。ただし講和当時の記録にこのエピソードはない。古川薫『幕末長州の攘夷戦争』(中央公論社 1996)pp.198-205 ISBN 4-12-101285-2
  8. ^ 金澤裕之『幕府海軍の興亡 幕末期における日本の海軍建設』慶應義塾大学出版会、2017年、ISBN 978-4-7664-2421-8、181ページ
  9. ^ 一坂太郎『高杉晋作 情熱と挑戦の生涯』(2014 角川ソフィア文庫)p.240
  10. ^ “高杉晋作の墓誌碑建立 東行庵、生前託した遺言刻む”. 西日本新聞. (2016年7月20日). http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/260030 2016年7月20日閲覧。 
  11. ^ 一坂太郎『東行庵だより』平成二年冬号
  12. ^ a b c 『維新夜話』田中光顕
  13. ^ 『松陰とその門下』
  14. ^ 佐久間象山への書簡
  15. ^ a b c 『高杉晋作 横山健堂 著 大正5』
  16. ^ 頭山満『英雄を語る』
  17. ^ 『伊藤公直話』P39近代デジタルライブラリー
  18. ^ 『山県有朋 今世人物評伝叢書 第1編 明29.9』
  19. ^ 『東行遺稿』
  20. ^ 『海舟言行録』
  21. ^ 『維新夜話』P423
  22. ^ 『海援隊長坂本竜馬』
  23. ^ 『維新風雲録』
  24. ^ 『観樹将軍縦横談』近代デジタルライブラリー
  25. ^ a b c 『観樹将軍豪快録』近代デジタルライブラリー
  26. ^ 『日本及日本人』-大正五年四月号
  27. ^ 『吉田松陰全集 第12巻』
  28. ^ 『逸話文庫 通俗教育 志士の巻』近代デジタルライブラリー
  29. ^ 『奥村五百子言行録』P14近代デジタルライブラリー


「高杉晋作」の続きの解説一覧

高杉 晋作(たかすぎ しんさく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 14:10 UTC 版)

あかね色の風 -新撰組血風記録-」の記事における「高杉 晋作(たかすぎ しんさく)」の解説

過激な長州藩中でも最も危険視されている男。将軍家茂の暗殺目論む

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高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 03:17 UTC 版)

アサギロ 〜浅葱狼〜」の記事における「高杉晋作」の解説

外国との戦争見据えて奇兵隊結成する。また壬生浪士組興味持ち佐伯又三郎間者として潜入させた。

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高杉晋作(たかすぎ しんさく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 09:12 UTC 版)

新選組藤堂平助」の記事における「高杉晋作(たかすぎ しんさく)」の解説

長州藩内でも評価分かれる風雲児。その強気な外交姿勢英国人から「魔王のよう」と評される

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高杉晋作(たかすぎ しんさく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:35 UTC 版)

AZUMI (漫画)」の記事における「高杉晋作(たかすぎ しんさく)」の解説

長州藩士飄々とした人物で顔が細長いことをよくジョークネタにしている。池谷新平と仲がよく、あずみは彼を通じて新平知り合った新平死んだことを知ると遺体引き取って新平祖父と妹に新平遺骨手渡した新平早く士分取り立ての手柄を挙げさせてやりたくて宍戸たちの計画への参加けしかけてしまったとあずみに自責の念もらしていた。あずみは何も答えなかったが、心の中自分斬り込みにいったせいだという自責の念もらしていた。

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高杉晋作(たかすぎ しんさく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 20:38 UTC 版)

ちるらん 新撰組鎮魂歌」の記事における「高杉晋作(たかすぎ しんさく)」の解説

GOD」を自称する傲岸不遜な男。一人称としても「GOD」を用いる。フレームレス眼鏡着用しており、近藤料理喜んで食べ感じ数少ない人物の1人料理不味さ想定外であるため感動して食べている)。リボルバー式の二丁拳銃遣い手であり、精度の高い射撃技術持っている

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高杉晋作(たかすぎ しんさく)

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SIDOOH/士道」の記事における「高杉晋作(たかすぎ しんさく)」の解説

長州藩士革命家24歳1862年時)。乱世の中、上海行き米国支配現状目の当たりにする日本を守るため革命(尊王攘夷)の先頭切って活躍する上海買った拳銃所持二丁購入し一丁坂本竜馬贈った清蔵によく似た容貌をしており、源は初め死んだはずの彼が生きていたと勘違いしたほどである。三味線たしなみ十八番自作の「レボリューションの唄」。翔のことをかっており、英国公使館焼打ちに誘うが断られる(それが翔にとってのレボリューションだった)。以降討幕長州佐幕会津という関係上、白連隊とは敵同士となっている。また、彼にとってのレボリューションとは、国を救うためにあえて「壊す」ことである。英雄呼べ役割を果たす労咳により短命に終わる

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高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 14:39 UTC 版)

イブの息子たち」の記事における「高杉晋作」の解説

ソドム住民で、ヒットラーおじさん警護役ながら、常識人。

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高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 13:55 UTC 版)

江戸もの」の記事における「高杉晋作」の解説

同じく倒幕団改造され、赤と青の体を持つリモコン付き改造人間にされてしまった志士

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高杉晋作(たかすぎ しんさく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 16:52 UTC 版)

ガンドライバー」の記事における「高杉晋作(たかすぎ しんさく)」の解説

獅子の王家領事館燃やしたり、太陽の王家戦艦大砲を撃つなど、尊皇攘夷派でもかなり豪快な人物だったが、肺病により療養所拘束されていたため長州藩落城の際の戦闘参加できなかった。

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高杉晋作(演:鈴村健一)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:14 UTC 版)

時空警察ハイペリオン外伝 幕末異聞伝」の記事における「高杉晋作(演:鈴村健一)」の解説

龍馬とともに未来日本切り開くことを夢見る長州藩士。病に体を冒されている。

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高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:25 UTC 版)

サムライガン」の記事における「高杉晋作」の解説

長州藩代表する人物幕府から命を狙われており、上海から日本への帰国に際して護衛されている。

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高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:47 UTC 版)

ばくだん!〜幕末男子〜」の記事における「高杉晋作」の解説

長州藩藩士家茂誘拐し大砲積んだ小舟乗せアメリカ黒船砲撃させることで、幕府アメリカの間に紛争引き起こそう画策する

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高杉晋作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 02:35 UTC 版)

花神 (小説)」の記事における「高杉晋作」の解説

長州志士指導者一人吉田松陰松下村塾塾生で、師の感化得て勤王活動始める。藩の上士の出身であるが、急進的な若手志士達の頭目として担ぎ上げられ、初の民兵組織である奇兵隊創設する攘夷不可能性は理解していたものの、あえて過激な攘夷活動を行うことによって長州藩幕藩体制抜け出した一個独立国にするという「大割拠論」を唱えた時勢見極めることに超人的な眼力備えており、一隅好機見定める雷電のごとく行動起こして決し逃さず革命家として不世出といってよい才覚持ち主

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