遊具・遊園地設備事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 10:03 UTC 版)
1949年(昭和24年)4月3日 - 東京都大田区の多摩川園で雑踏に押された幼児が、豆汽車に轢かれて死亡。 1963年(昭和38年)9月1日 - 東京都台東区の浅草花やしきで、父親に抱かれた生後7か月の男児がローラーコースターから3メートル下に転落して死亡。 1964年(昭和39年)6月8日 - 東京都練馬区のとしまえんプールで準備体操せずに泳いだ小学生が、心臓麻痺を起こして死亡。 1965年(昭和40年)6月5日 - 静岡県浜松市の浜名湖にある遠鉄舘山寺娯楽センター遊園地(浜名湖パルパルの前身、娯楽センターは1979年閉鎖)の観覧車で、遠足に来ていた5歳の女児が3歳の弟と観覧車に乗っていた際、誤ってゴンドラのドアを開けてしまい、5歳女児がゴンドラから転落して死亡。 1967年(昭和42年)10月22日 - 愛知県名古屋市千種区の東山動植物園で、ゴーカートに乗っていた33歳主婦の長髪がエンジンシャフトに巻きつき、背板に頭を強打して首の骨を折り即死。 1971年(昭和46年)2月14日 - 東京都日野市の多摩テックで、ゴーカートに乗っていた13歳の男子中学生が、首に巻いていた長さ1.5メートルのマフラーの端が走行中に車軸に巻きつき、マフラーが引っ張られる形で首が絞まって即死。 1971年(昭和46年)8月18日 - 栃木県小山市の小山ゆうえんちで、アルバイト中の16歳高校生がジェットコースターの乗客が落とした財布を取ろうと線路内に入った際、高速で突っ込んできた4両編成のジェットコースターに撥ねられて死亡。 1972年(昭和47年)5月20日 - 山梨県甲府市の山梨県立愛宕山こどもの国で、当時未完成で立ち入り禁止になっていたジャンボすべり台で遊んでいた11歳の男児が勢い余ってカーブでコースを逸脱して転落、5メートル下にあった岩に頭を強打して死亡。なお、このすべり台は老朽化のため2005年3月に撤去されており現存しない。 1973年(昭和48年)6月1日 - 兵庫県宝塚市の宝塚ファミリーランド中庭の噴水池で、親の買い物中に1人で遊んでいた3歳女児が水死。 1992年(平成4年)8月13日 - 東京都練馬区のとしまえんで、開園前にフライングカーペットの試運転をしていた58歳男性作業員が遊具と床の間に挟まれて死亡。 1995年(平成7年)10月28日 - 兵庫県加東郡東条町(現・加東市)の東条湖ランドの回転式大型ゴンドラ「レインボー・アトラクション」で、制限を満たしていた小学1年生の少女が安全バーをすり抜け10メートルの高さから転落し死亡。 2002年(平成14年)11月13日 - 栃木県那須町のりんどう湖ファミリー牧場で遊戯用車のバギーカーに乗っていた仙台市の26歳の会社員の女性が、エンジン部分の歯車にマフラーを巻き込まれ窒息死。 2003年(平成15年)8月23日 - 三重県桑名市のナガシマスパーランドで10時50分ごろ、走行中のジェットコースター、スチールドラゴン2000の車輪88個のうち半分に相当する44個が落下し、乗客1名とコースター下のプールサイドにいた客1名の計2名が重傷となる事故が発生。事故1か月前の定期点検の際に請け負い業者が車輪の部品を不要な部分にまで取りつけていたことが原因と見られている。2006年8月12日より試運転を重ね、同年9月3日より営業を再開した。 2003年(平成15年)12月5日 - 千葉県浦安市の東京ディズニーランドでスペース・マウンテンが脱輪事故を起こし、2004年2月18日まで運転を中止した。時速5キロと低速で走行中だったため、けが人はいなかった。 2005年(平成17年)4月18日 - 東京ジョイポリス転落死亡事故。東京都港区台場の東京ジョイポリスで、男性がスカイダイビングのシミュレーション機「ビバ・スカイダイビング」から転落し死亡。 7月21日 - 東京都豊島区のナムコ・ナンジャタウンのアトラクション「地獄旅館」で、開園前に旅館内にある演出物の点検を行っていた女性アルバイトが、誤作動を起こした装置に挟まれ意識不明の重体。 2006年(平成18年)7月31日 - 埼玉県ふじみ野市のふじみ野市立大井プールで、小学校2年生の女児が給水口に吸い込まれた。約6時間後に発見され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。 2007年(平成19年)5月5日 - 大阪府吹田市のエキスポランドのジェットコースター「風神雷神II」で車軸が折れ脱線。乗客1名死亡、約20名が重軽傷。事故後、エキスポランドは8月9日まで休園、翌10日に「風神雷神II」を除き営業を再開したが、事故の影響で客足が減少したため、同年12月10日をもって再度休園し、そのまま閉園となった。 2008年(平成20年)5月7日 - 東京都練馬区のとしまえんのフライングカーペットに乗っていた埼玉県立所沢特別支援学校高等部1年の男子生徒が自ら安全バーから抜け出し、地上に落下して重傷。 2011年(平成23年)1月30日 - 東京都文京区の東京ドームシティアトラクションズのジェットコースター「スピニングコースター舞姫」に乗っていた男性が8メートルの高さから投げ出され転落死。 2012年(平成24年)5月28日 - 千葉県・浦安市の東京ディズニーシーのレイジングスピリッツで8席中1席の安全バーが上がった状態のまま発車し、この席に座っていた男性1名が身の危険を感じて降りようとした際、右足を捻挫するなどの軽傷を負った。パーク内のアトラクションによってゲストが負傷する事故は、東京ディズニーリゾートでは開業して初めて。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは同アトラクションを当面の間休止した。6月4日、オリエンタルランドは事故の原因を従業員の操作手順ミスと発表し、同社はマニュアルの見直しを進めるとともに、役員報酬について1か月10 - 30パーセント減額することを決定した。6月12日、安全が確認されたため6月14日に運営再開することを発表した。なお、安全確認を徹底するためにシングルライダーは当面休止となっている。9月8日 - 福島県郡山市郡山カルチャーパークのジェットコースターで保守点検作業をしていた職員が、走ってきたコースターと軌道の間に挟まれ死亡。 2017年 (平成29年) 8月12日 - 大分県・別府市の城島高原パークの木製ジェットコースター「ジュピター」で男性作業員2名が点検中、試運転車両にはねられ、1名が死亡。 2019年 (令和元年) 8月5日 - 栃木県・那須町の那須ハイランドパークのクライミングアトラクション「ノボランマ」で男性1名がおよそ5メートルの高さから落下し、頭を強く打って死亡。
※この「遊具・遊園地設備事故」の解説は、「事故の一覧」の解説の一部です。
「遊具・遊園地設備事故」を含む「事故の一覧」の記事については、「事故の一覧」の概要を参照ください。
- 遊具・遊園地設備事故のページへのリンク