遊具・設備ほか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 02:18 UTC 版)
ナタリー号は流れるプールの中央に置かれた。開園当初は大小の造波プール・流水プール・子供プール・25m公認プールの5つのプールが整備された。開園前、最初にプールが作られその中央に800トンクラスのロイド100A1のカテゴリーのナタリー号がサルベイジ船により搬入された、そしてその周りに、流れるプールを配置してナタリーを1周するプールになった。船首部分には、当時としては珍しい造波プールも設置された。ナタリー号の船内も有料で見て回る事も出来た。 ナタリー号はイギリスのロイドの100A1の船舶称号を持つマストが無いツインスクリュウを持つヨット船舶でもあった。日本までの回航前は、故オナシスの所有船でも有った。 回航前にイギリスのサザンプトンで点検修理を終え、約50日を掛けて日本に回送をされた。地中海の貴女とも言われるほどのヨットでも有った。 広島ナタリーに保存される前は、フランクスインターナショナルにより輸入された後、松下電器産業(現:パナソニック)が借り上げ、ナショナルショップ(現:パナソニックショップ)のお得意様招待会などの宣伝活動のために全国を巡回した後、安住の地として、ここに上陸をして船命を終えた。 プレイランドには、開園当初は東洋一の高さと宣伝された高さ65mの大観覧車・スリラーハウス(お化け屋敷)・ゴーカート・メリーゴーラウンド・ループ・ザ・ループ(折り返し型の宙返りコースター)などが、1975年にはアドベンチャーサハリ・急流すべり・子供の国などが整備された。1977年には日本初の海上ジェットコースターが整備された。メイン広場には、開場当初は水上ステージ・サテライトスタジオ・ゲームコーナー・レストラン・スナック・スーベニアショップ(お土産売場)が整備された。 またラブジョイ広場には、ヨーロッパ風ミドリの庭園・ミニゴルフ・各種模擬店・バザール会場・大運動場が整備された。 1980年代には屋内プールが、晩年のアトラクションとしては巨大迷路が有名となった。また夏場のプールと冬場の屋外スケートリンクは家族連れで賑わっていた。 開園当初に予定された、宿泊施設は閉園まで整備されなかった。
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