遊具での事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:37 UTC 版)
1971年2月14日、ゴーカートに乗っていた13歳の男子中学生が、首に巻いていた長さ1.5mのマフラーの端が走行中に車軸に巻き付き、マフラーが引っ張られる形で首が絞まって即死した。この事故の後、当園の遊具ではマフラーやスカーフを着用しての利用を規制することになった。 1984年1月6日、「ミニポッポ周遊列車」が下り坂でブレーキが利かずに横転し、運転手1名と乗客18名が負傷した。その後の警察の調べではブレーキ整備と運転手の操作の2つのミスが重なったために起きた事故と推定されている。多摩テックは同年3月8日付の主要新聞に、事故のお詫びならびに再発防止に向けた全施設の総点検・安全確認を実施した旨を「謹告」として掲載した。多摩テック側の責任ではないが、「ミニポッポ周遊列車」の前身に当たる「ぞうさん列車」では1976年に、走行中に車両を乗り移ろうとした小学生が転落して負傷する事故が起きている。 1996年1月4日夕方、「大観覧車トップキャビン」において従業員が乗客の残存確認を怠り、閉園時間に運転を停止して帰宅してしまう。このため、搭乗中であった夫婦と女子中学生4名のグループがそれぞれゴンドラの中で12時間に亘って取り残され、翌朝に救出されるアクシデントとなった。施設側の刑事責任は問われなかった。
※この「遊具での事故」の解説は、「多摩テック」の解説の一部です。
「遊具での事故」を含む「多摩テック」の記事については、「多摩テック」の概要を参照ください。
- 遊具での事故のページへのリンク