絆の仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:42 UTC 版)
「盾の勇者の成り上がり」の記事における「絆の仲間」の解説
グラス 詳細は「#グラス」を参照 ラルクベルク=シクール 詳細は「#ラルクベルク=シクール」を参照 エスノバルト 詳細は「#エスノバルト」を参照 テリス=アレキサンドライト 声 - 早見沙織 額に宝石が埋まっているジュエル(晶人)。尚文たちの異世界ではメルティの髪と同様に珍しい青緑色の長い髪を後ろで三つ編みにして纏めており、魔法を使う際、髪が赤く染まる。宝石の声を聴く能力があり、宝石から力を借りて魔法を使用する。ラルクと親しくいつも共に行動している。普段はお淑やかな女性であるが、宝石やアクセサリー作りのこととなると目の色を変える。 ラルクと共に尚文たちの異世界に来た際、尚文一行と出会う。尚文たちの異世界には晶人がいないため、ティアラ(設定資料集ではサークレット)で額の青い宝石を隠していた。ラフタリアから尚文は細工が得意と聞き、アクセサリー作りを依頼する。その出来から、尚文の細工技術に惚れ込み、以降は彼を「名工様」と崇めるようになる。自分たちの世界を守るためラルクたちと共に尚文たちと敵対するが、キョウとの戦いで共闘し、絆の帰還後に和解する。 宝石から力を借りて魔法を使用する。宝石やアクセサリーの出来が良いほど強力になる。また、四聖武器や眷属器の意思を感じることができる。眷属器と連動することで翻訳機能を使うことができる。 裏切り者の転生者によって危機的状況になるも、尚文からもらったアクセサリーによって危機を脱する。その後救援に駆け付けた尚文からイミアが作ったアクセサリーを借り、より強い力を得る。その後尚文により強力な形で修繕されたアクセサリーによって強化し、そのアクセサリーを使って銛の眷属器持ちに属していた晶人を魅了させた。 尚文のアクセサリーに対する入れ込みが次第に悪化してきており、ラルクの嫉妬を強める要因となっている。とはいえ「ラルクの事が嫌いになったわけでも乗り換えたいと思ったわけでもない」とは言っている。 Web版では未登場だが、存在はしていたらしく、裏切り者の転生者に襲われた際に死亡したことが示唆される。 ロミナ 晶人。絆たちが贔屓している鍛冶師。胸に赤い宝石が付いている。ふざけた客は追い出す硬派の職人。尚文一行も絆の世界に訪れた際には世話になっている。尚文の蛮族の鎧を「バルバロイアーマー」に改修するなど、互いの作品を通じてエルハルトとは技術交換をしている。大胆な面もあり、尚文が重傷を負いかねない改修をした「バルバロイアーマー」を人体実験を兼ねて着用させるが、フィーロの本性が着ぐるみと同じフィロリアルクイーンだと知り笑顔が微妙に引きつった。 アルトレーゼ 商人。通称「アルト」。 絆とは一緒に商売をした間柄。儲け話に目聡く、絆曰くお金のためなら何でもするらしく絆たちとは比較的ドライな関係。魂癒水を売っていた尚文に接触する。その際に波に関する文献を提供する。 華奢で中性的な外見をしており、設定資料集では「美男子」とされているが、実は女性であり、シャチ姉妹に見抜かれている。隠しているらしく否定しており、グラスやエスノバルトも知らなかった。 ヨモギ=エーマール キョウの仲間だった女で幼馴染。正義感が強く、猪突猛進な性格をしている。過去に助けてくれたキョウを信じ慕っていたが、内心疎ましく思われていた。 尚文たちの異世界から帰ってきたキョウに誘導され、霊亀のエネルギーで作った自爆機能付きの剣を持って、尚文や絆たちに襲撃する。自爆で諸共殺されそうになった所を助けられ、キョウの悪行を明かされ、真実を知るために絆たちに同行する。キョウの研究所でキョウに詰問するも激しく罵られ、本性を目の当たりにする。そして絆たちを信じなかった罪滅ぼしとしてキョウ討伐に力を貸す。キョウが倒された後は絆たちの仲間となり、ツグミと共にロミナの工房の隣に拠点の道場を建て、キョウがいた国の親善大使になる。 ツグミ 声 - 東城日沙子 クズ二号の仲間だった女。クズ二号とは幼馴染で慕っていたが、内心強引なやり方に疑問を持っていた。槍や棒などの長物の武器を使う。 クズ二号と共にラフタリアを狙うが敗北しクズ二号が殺される。その後キョウによって国が占領され絶望していた所をキョウに、復讐の機会とクズ二号を生き返らせると唆され、体をまだらの白虎の獣人姿に改造され、さらに霊亀のエネルギーで作った自爆機能付きの槍を持たされ、復讐のためにラルクの城に襲撃する。改造による暴走と槍によって危険な状態となるが、尚文と絆によって助けられる。治療を受けられ、クズ二号がしてきたことを考えるようにと尚文に諭され、身勝手をした罰が当たったと諦めた形でおとなしくなる。元の異世界に帰る尚文たちを見送る際は、恨み言を言いつつ助けたことと死んでなお利用されたクズ二号を解き放ったことに礼を言う。 その後絆たちの仲間をなり、ヨモギと共にロミナの工房の隣に拠点の道場を建てる。絆から妹の紡に名前が似て、妹よりかわいいからと懐かれ遊び相手をなる。当人は満更でもない様子だが、グラスに嫉妬され恐々としている。 魔竜 絆たちの世界の竜帝。人間を憎んでおり、支配域で魔物を指揮して奴隷のように酷使していた。世界征服をしようとした所、勇者として召喚された絆とその仲間に討伐される。 尚文が異世界に渡った際にロミナに作成された防具に腐竜の核石(親ガエリオンの竜帝の欠片)と魔竜の核が使われており、核を持ったまま帰還する。その後子ガエリオンが核石を取り込んだ際に暴走し復活を遂げるも尚文らに討伐される。その後再び異世界に渡った尚文によって核石が返却され、レベル限界突破の方法を得るべく復活させる。 復活した魔竜は紫色のメスのドラゴンで、親は絆。色違いのガエリオンみたいな外見。絆たちに敵意を持ちつつも、自分が支配するつもりの世界の滅亡を防ぐために、百年の猶予を設定し、協力する。ガエリオンの上書きの影響と尚文の憤怒の感情が心地よかったため、尚文を好いている。性格も人間を見下してはいるものの以前と比べると若干丸くなっている。仲間になった後は「(それが)我の良いところ」を口癖としている。また盾の世界には魔竜の複製人格も存在しており、盾の中から尚文の魔法の補助もできる。特典SSではアトラとオストと一緒に尚文たちの様子を見ている。 絆たちの世界の魔法を全て熟知している魔の王を自負する竜帝であり、その異名に違わず、強力な魔法や魔法の指揮、複数の魔法の同時詠唱など、高度の魔法の技術をもつ。魂を喰らうことができ、倒した波の尖兵の魂の処理もできる(当人曰く珍味)。 自在珠玉流の師範代 グラスの流派、自在珠玉流の師範代をしている老人。尚文からは「ジジイ」と呼ばれる。 強化を解除する魔法の対抗手段とグラスの出自を知るために訪れた尚文とグラスたちに、自在珠玉流の裏の秘術と調停者に関わる情報を教えた。上述のグラスの件など、弟子が問題を起こしたせいで意気消沈しており、あまり道場から出なくなっていたが、同じような立場と経験をもつ変幻無双流のエルラスラと拳で語り合ったことで立ち直り、エルラスラとはライバル関係となる。その後、奉具殿で見つけた失伝された技術をエルラスラと共に解析し、伝授した後に尚文たちに技術を教える。その後は弟子の修行のため、ラルクの城の場内の訓練場に来るようになる。 扇を武器にしており、変幻無双流のエルラスラと同格の戦闘能力と技術を持ち、扇のスキルに似た技を使う。変幻無双流の技術をエルラスラとの決闘で盗み出し、自身の流派に応用した技を生み出している。
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