漫遊寺中学校
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「イナズマイレブンの登場人物」の記事における「漫遊寺中学校」の解説
京都府にある仏教校。帝国学園に匹敵する実力を誇り、鬼道が「裏の優勝校」と認めるほどだが、興味が無いためFFには出場していなかった。学校内に塔があるが、イプシロンによって校内の一部を破壊されてしまう。アニメ2期ではダークエンペラーズとの試合をテレビで観戦していた。3期では日本代表選考試合の観戦に影田巡、垣田大将、天神阿太郎、天神吽助が雷門中まで赴いていた。 木暮 夕弥(こぐれ ゆうや) 声 - 宮原永海『イナズマイレブン』 漫遊寺中学校サッカー部(蹴球道場)の補欠部員。1年生。ポジションはDF。背番号12番。小悪魔のような形の藍色の髪で、瞳は山吹色。「ウッシッシ」という独特の笑い方をする。 幼少期の頃、母親に旅行へ行こうと連れ出されて駅に置き去りにされてそのまま捨てられた過去を持つ。その為、親のことは「あいつ」と呼び、憎しみを露わにしている。そのせいで人を信じることができずいたずらを繰り返すひねくれた性格になってしまっていた。漫遊寺中では心身を鍛えることでその性格を直し協調性の大切さを教えるために、ひたすら雑巾がけなどの雑用をさせられており、足腰が強い。 円堂たちと和解した後もいたずら癖(そのいたずらが返り討ちに合うことも少なくはない)は相変わらずでたびたび一同を困らせるが、大目に見られているようである。余計なことを言う悪い癖があり、風丸がイナズマキャラバンから去った際はそれを正当化するような発言もあった。自身を認めて信じ、また同じく親を失った過去や心情を吐露してくれた音無春奈に対しては、最初は反発していたが少しずつ信じるようになり素行について叱られた際にたびたびたじろいだり(言うことを聞く振りをした直後に彼女にいたずらを仕掛けることもあるが)、一度は諦めた必殺技の練習を彼女に励まされて再度挑戦するなど、何かと心を開いているような態度を見せることが多い。非常に小柄で、よく壁山の肩や頭の上に乗っている。 やぶのてんや版漫画ではFFI編から登場するが、台詞や出番は僅か。 必殺技は「真旋風陣」、「真パーフェクト・タワー」(塔子、綱海)。「旋風陣」は当初目金(欠流)によって「スパイラルレッグス」と命名されたが木暮自身が「ダサイ」と拒否し、現在の技名になった。アニメ版・対エイリア学園編 第36話にて雷門中が漫遊寺中を去るときにこっそりと付いて来たが、37話冒頭にて監督に許可を取ってからは正式なイナズマキャラバンメンバーとして参加する。人を見抜く力が長けているのか、48話でイナズマキャラバンに入り込もうとしたバーンを「嫌な臭いがする」と言っていち早く見抜く。ジェネシス戦後ではイナズマキャラバンに参加してよかったということを示唆する発言をしている。雷門での背番号は6番。 アニメ版・FFI編 日本代表および日本代表候補Bチームに選ばれる。背番号6。 ライオコット島では立向居に対し「立向居の技は円堂の必殺技の真似」と発言したことにより彼を悩ませる原因を作ってしまう。その後春奈に叱られ、新たな必殺技を完成させるために壁山、栗松、綱海と共に彼の必殺技を完成させる特訓に付き合った。ジ・エンパイア戦では壁山、栗松との協力ドリブルでジ・エンパイアの必殺タクティクス「アンデスのありじごく」を破った。ユニコーン戦においても不動の立てた作戦で土方と連携し、必殺技の「グランフェンリル」と必殺タクティクス「ローリングサンダー」を破った。 同じく孤児であるヒロトに対しても心を開いているような場面が見られ、100話では一緒に野宿し、FFI終了後一緒にキャンプに行く約束をした。126話にて漫遊寺中新キャプテンに就任したことが明かされる。 『イナズマイレブンGO』 前作と比べ大幅に身長が伸び、目が若干凛々しくなっているが、「ウッシッシ」という独特の笑い方は健在。「秋空チャレンジャーズ」ではキャプテンを務めており、ポジションはDF。背番号2番。 現在は一流企業に就職しており、色々節約ができるとのことで「木枯らし荘」に在住している。アニメ版では中学時代とは違い年上の者に敬語を使っており、いたずら癖が無くなっているなど、精神的に成長している一方、ゲーム版では春奈の背中に蛙をくっつけるなど、いたずら癖は直っていない様子だが、天馬たちを応援し、彼らを後押しするなど、面倒見は良くなっている。アニメ版では春奈と久しぶりに再会したような描写であったがゲーム版では春奈との付き合いが続いており親しくしている。 ゲーム版では中学時代の彼も選手として使うことが可能である。 垣田 大将(かきた たいしょう) 声 - 金野潤 漫遊寺中学校サッカー部のキャプテン。2年GK。背番号1番。長身の老け顔で、頭にオレンジのバンダナを巻いている。実力だけでなく、教えがとても分かりやすくて慕われている。木暮には手を焼かされながらも、親に裏切られた彼をキャプテンらしく気にかけており、身体や精神の鍛錬や協調性の大切さを教えるために掃除やグラウンドの整備をさせていたのだが木暮には伝わらないどころか彼をますますひねくれさせてしまうという悪循環に陥っていた。 必殺技は「火炎放射」(ゲーム版ではかえんほうしゃ)。 悟里 開(さとり かい) 2年DF。背番号2番。スキンヘッドに頭飾りを付けていて、常に目を閉じている。迷いの無いまっすぐなプレイで相手をブロックする。 宝玉 光(ほうぎょく ひかる) 2年DF。背番号3番。スキンヘッドで赤い頬をしている。不思議な力を持つ宝玉を手に入れてサッカーが上手くなった。 福見 観邑(ふくみ みおう) 2年DF。背番号4番。頭はスキンヘッドで大きな傷跡が付いている。立派な福耳が特徴。彼の耳に触ると、幸せが訪れるらしい。 真仮名井 承(まかない しょう) 2年DF。背番号5番。チーム一の巨漢で、頭に白い布を巻いている。いつもチームの食事を作っている。 必殺技は「四股踏み」。 高夢 宗一(たかゆめ そういち) 声 - 加藤奈々絵 2年MF。背番号6番。通称虚無僧。その名の通り、虚無僧のような深編笠で顔を隠している。尺八を吹きながら、いつも旅をしている謎の男。 学舎 一筋(まなびや いっきん) 声 - 梶裕貴 2年MF。背番号7番。眼鏡をかけ、坊主頭に黒いポニーテールをぶら下げている。すでに京都のあらゆる大学で勉強しているという優れた頭脳の持ち主。 市川 太衛門(いちかわ たえもん) 2年MF。背番号8番。髪は短く、細い目をしている。時代劇の名優の息子。本人も時々出演しているらしい。 天神 阿太郎(てんじん あたろう) 声 - 宮野真守 2年FW。背番号9番。狛犬に似た容姿をし、赤いマスクを付けている。吽助とは兄弟であり、「弟者」と呼んでいる。兄弟でのコンビプレイが得意で、敵陣に切り込むことが多い。 必殺技は「竜巻旋風」、「クンフーアタック」。 影田 巡(かげた めぐる) 声 - 古島清孝 2年FW。背番号10番。緑色の髪にビンディーが特徴。京都を守る秘密の軍団の子孫で、不思議な体術を使う。当初は「スポーツはあくまで心身を鍛えるためのもの」という漫遊寺中の信条に従ってイプシロン(エイリア学園)との勝負を拒否する。しかしその後、イプシロンが威嚇と挑発のために漫遊寺中を一部破壊。これにより、勝負を受けることになる。 天神 吽助(てんじん うすけ) 声 - 西墻由香 2年FW。背番号11番。阿太郎とは対照的に青いマスクを付けている。阿太郎とは兄弟であり、「兄者」と呼んでいる。兄弟でのコンビプレイが得意で、最後のシュートをよく決める。 必殺技は「クンフーアタック」(ゲーム版では自力で覚えない)。 五重 学(いつしげ まなぶ) 2年GK。背番号13番。古い書物を調べて、まじめに勉強している。アニメでは未登場。 賀茂 歓行(かも よしゆき) 2年DF。背番号14番。紙のお札を使って、不思議な術を使うことができる。アニメでは未登場。 五山 送(ござん そう) 2年生。ポジションはMF。背番号15番。普段はおとなしいが、年に一度だけ炎のように燃え上がる。アニメでは未登場。 総本 号(おさもと ごう) 2年FW。背番号16番。たくさん人の訪れるとても有名なお寺の息子。アニメでは未登場。 監督 漫遊寺中の老人監督。名は不明。編笠を被っている。ゲーム版2・3では彼に話しかけると秘伝書で覚えさせた必殺技を伝授することができる。
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