てんじんとは? わかりやすく解説

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てん‐じん【天人】

読み方:てんじん

天と人。天意人事。「—ともに許さざる悪行


てん‐じん【天神】

読み方:てんじん

《「てんしん」とも》天の神あまつかみ。⇔地祇(ちぎ)/地神(ちじん)。

菅原道真(すがわらのみちざね)を祭った天満宮(てんまんぐう)のこと。また、その祭神である道真のこと。今日では多く学問の神として信仰されている。天神様

揚げ代25であったところから、北野天神北野天満宮)の縁日25日に関係づけていう》江戸時代上方遊女等級の一。大夫(たゆう)の次位また、その遊女天職

天神髷(まげ)」の略。

梅干しまた、その種の中にある実(さね)のこと。

能面の一。怒相の神霊用の面。菅原道真の霊を主人公とする「雷電」の前ジテのほか、「舎利」のツレなどに用いる。


てんじん【天親】

読み方:てんじん

世親(せしん)


てん‐しん【点心】

読み方:てんしん

《「てんじん」とも》

昼食前に一時空腹をいやすためにとる軽い食事転じて禅家で、昼食のこと。

茶会などの請(ちゃうけ)。茶菓子

中国料理で、食事代わりの軽い食物また、料理のあとに出る菓子


てん‐じん【転×軫】

読み方:てんじん

転手(てんじゅ)」に同じ。


てんじん 【天神】


てんじん 【点心】

テンシンとも。禅宗斎食昼食)の前に空腹癒やすためにとる少量食事腹心に点加する意で、「むなやすめ」とも。のち昼食そのものをもいう。

天神 Tenjin

天神 Tenjin 名前の通り菅原道真由来する天神。力強い神に使用。
使用曲目:『淡路』『舎利』『金札

てんじん〔天神〕


てんじん

  1. 筆ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・福島県
  2. 筆ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・宮城県

分類 宮城県福島県


テンジン

読み方:てんじん

  1. 書ヲ認メルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・茨城県
  2. 書類作製。〔第四類 言語動作

分類 茨城県


天神

読み方:てんじん

  1. 梅干道真公が愛したことより或は書類作製手紙。書を認めること等。道真公が能筆であつたことより或は太夫次位遊女をいふ。京阪方言にて、昔揚代二十五文なりしより天神様命日因みていふに至れりと。
  2. 眼。或は贋造紙幣行使をなすペーパー同類の内にて刑事を装ふ者。「せんせい」ともいふ。
  3. 親分のこと。又は、二十五銭、或いは詐欺犯の現場現われる刑事のこと。又は、贋造紙幣のこと。〔一般犯罪
  4. 親分のこと。②梅干のこと。「てんじん坊」ともいう。道真公が愛したことより。③或いは贋造紙幣行使をなすペーパー同類の内に刑事装う者。「せんせい」ともいう。

分類 犯罪


天神

読み方:てんじん

  1. 太夫次位遊女京阪方言。昔揚代廿五文なりしより北野天神縁日の廿五日因みて謂ふに至れりと。

分類 京阪


天神

読み方:てんじん

  1. 金額二十五銭ノ意。〔第七類 雑纂
  2. 二十五銭のことをいふ。二十五日天満天神宮祭日であるからいつたものである。〔犯罪語〕

分類 犯罪


天神

読み方:てんじん

  1. 円五十銭。

分類 ルンペン大阪


天神

読み方:てんじん

  1. 書面ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作部・長野県〕

分類 長野県


天神

読み方:てんじん

  1. サアヘールノ鐺ノ上リタル看守ノコトヲ云フ。〔第五類 官吏官舎之部・京都府

分類 京都府


天神

読み方:てんじん

  1. 目ノコトヲ云フ。但天神ト称スル所以ハ天神ハヲ愛ス依テ俗ニ天神ト云フ。而シテ其ウメノウヲ省ケバメトナル故ニ之レヲ云フ。〔第六類 人身之部・福岡県
  2. 同上(※「てんまど参照)。〔第二類 人物風俗

分類 福岡県


天神

読み方:てんじん

  1. 博徒労働者間ノ親分。〔第二類 人物風俗
  2. 博徒労働者間にて親分の者を云ふ。

天神

読み方:てんじん

  1. 俗ニペーパー師ト称シ贋造紙幣行使手段ト為ス詐欺師仲間ニ於テ贋刑事ヲ装フ犯人ヲ云フ。〔第二類 人物風俗
  2. 詐欺犯の現場に現はるる偽刑事のことをいふ。菅原道真を天神といつて現神といふから、現に顕はる神といふ意味である。〔犯罪語〕
  3. 〔犯〕詐欺犯の現場現れ被害者を追ひ払ふ役割をする偽刑事のこと。天神を現神といふところから出た語。「デカ参照
  4. 詐欺犯の現場に現はるる偽刑事のことをいふ。菅原道真を天神といつて現神だといふから。現に顕はる神といふ意味である。
  5. 〔隠〕詐欺犯の現場に現はるる偽刑事のこと。菅原道真を天神といつて現神だといふから、現に顕はるる神と云ふ意味。
  6. 詐欺犯行現場に現はれる偽刑事のことをいふ。
  7. 〔犯〕現場踏込む刑事のこと、菅原道真を天神といい、また現神だともいうから、現にあらわるる神という意味からこじつけた語。
  8. 刑事天神髭威厳がない、偽刑事同様のところから連想して。〔盗〕

分類 犯、犯罪者犯罪語、盗/犯罪


天神

読み方:てんじん

  1. 俗にペーパー師と云つて、贋造紙幣行使手段とする。
  2. 贋造紙幣使用する者のことをいふ。〔犯罪語〕

分類 犯罪犯罪


転進

読み方:てんじん

  1. 甲部遊廓娼妓のことをいふ。送り込み見よ。〔花柳語〕
  2. 甲部遊廓娼妓のことをいう。送り込み見よ。〔花柳界

分類 花柳界花柳

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天神

読み方
天神てんじん


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