てん‐じん【天人】
てん‐じん【天神】
読み方:てんじん
1 《「てんしん」とも》天の神。あまつかみ。⇔地祇(ちぎ)/地神(ちじん)。
2 菅原道真(すがわらのみちざね)を祭った天満宮(てんまんぐう)のこと。また、その祭神である道真のこと。今日では多く学問の神として信仰されている。天神様。
3 《揚げ代が25匁であったところから、北野天神(北野天満宮)の縁日の25日に関係づけていう》江戸時代、上方の遊女の等級の一。大夫(たゆう)の次位。また、その遊女。天職。
4 「天神髷(まげ)」の略。
てんじん【天親】
読み方:てんじん
⇒世親(せしん)
てん‐しん【点心】
てん‐じん【転×軫】
てんじん 【天神】
てんじん 【点心】
てんじん
テンジン
天神
- 梅干。道真公が梅を愛したことより。或は書類の作製。手紙。書を認めること等。道真公が能筆であつたことより或は太夫の次位の遊女をいふ。京阪の方言にて、昔揚代二十五文なりしより天神様の命日に因みていふに至れりと。
- 眼。或は贋造紙幣の行使をなすペーパー師同類の内にて刑事を装ふ者。「せんせい」ともいふ。
- 親分のこと。又は、二十五銭、或いは、詐欺犯の現場に現われる偽刑事のこと。又は、贋造紙幣のこと。〔一般犯罪〕
- ①親分のこと。②梅干のこと。「てんじん坊」ともいう。道真公が梅を愛したことより。③或いは贋造紙幣の行使をなすペーパー師同類の内に刑事を装う者。「せんせい」ともいう。
分類 犯罪
天神
天神
天神
天神
天神
天神
天神
天神
- 俗ニペーパー師ト称シ贋造紙幣ノ行使ヲ手段ト為ス詐欺師ノ仲間ニ於テ贋刑事ヲ装フ犯人ヲ云フ。〔第二類 人物風俗〕
- 詐欺犯の現場に現はるる偽刑事のことをいふ。菅原道真を天神といつて現神といふから、現に顕はる神といふ意味である。〔犯罪語〕
- 〔犯〕詐欺犯の現場に現れて被害者を追ひ払ふ役割をする偽刑事のこと。天神を現神といふところから出た語。「デカ」参照。
- 詐欺犯の現場に現はるる偽刑事のことをいふ。菅原道真を天神といつて現神だといふから。現に顕はる神といふ意味である。
- 〔隠〕詐欺犯の現場に現はるる偽刑事のこと。菅原道真を天神といつて現神だといふから、現に顕はるる神と云ふ意味。
- 詐欺犯行の現場に現はれる偽刑事のことをいふ。
- 〔犯〕現場に踏込む偽刑事のこと、菅原道真を天神といい、また現神だともいうから、現にあらわるる神という意味からこじつけた語。
- 偽刑事。天神髭は威厳がない、偽刑事も同様のところから連想して。〔盗〕
天神
転進
天神
姓 | 読み方 |
---|---|
天神 | てんじん |
- てんじんのページへのリンク