淺野氏とは? わかりやすく解説

浅野氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 01:01 UTC 版)

浅野氏(あさのし、旧字体淺野氏)は、武家華族だった日本氏族関白豊臣秀吉正室北政所の養家だった家で浅野長吉(長政)が秀吉の下で大名として台頭。宗家は江戸時代に安芸広島藩(はじめ紀伊和歌山藩)主となり、分家に三次藩広島新田藩主、別家[3]播磨赤穂藩主(はじめ常陸笠間藩主)があった。赤穂浅野家は忠臣蔵で有名である。明治維新後、宗家は華族侯爵家に列する[4]通字は「」(広島藩は「」も使用)。家紋は「違い鷹の羽」であるが、宗家のみ、羽に渦巻きが入った「芸州鷹の羽」という家紋を使う。


  1. ^ 1986年昭和61年)絶家)
  2. ^ 1720年享保5年)絶家
  3. ^ 本家が知行を分与したわけでないため別家に当たる。宇和島伊達や鳥取池田と同じ扱い。
  4. ^ 小田部雄次 2006, p. 322.
  5. ^ a b c d e 日本大百科全書(ニッポニカ)『浅野氏』 - コトバンク
  6. ^ a b c d 久下実 2021, p. 38.
  7. ^ 現在の愛知県北名古屋市
  8. ^ a b 世界大百科事典 第2版『浅野氏』 - コトバンク
  9. ^ a b 新田完三 1984, p. 703.
  10. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『広島藩』 - コトバンク
  11. ^ 新田完三 1984, p. 704-707.
  12. ^ a b c d e f g 二木謙一監修、工藤寛正編『国別 藩と城下町の辞典』東京堂出版2004年ISBN 4-490-10651-3
  13. ^ 藩名・旧国名がわかる事典『広島藩』 - コトバンク
  14. ^ a b 久下実 2021, p. 196.
  15. ^ 新田完三 1984, p. 707.
  16. ^ 久下実 2021, p. 197.
  17. ^ 小田部雄次 2006, p. 62.
  18. ^ 浅見雅男 1994, p. 110.
  19. ^ 小田部雄次 2006, p. 344/351.
  20. ^ 小田部雄次 2006, p. 97.
  21. ^ 小田部雄次 2006, p. 64.
  22. ^ a b 華族大鑑刊行会 1990, p. 36.
  23. ^ 浅見雅男 1994, p. 66.
  24. ^ 『冷光君御伝記 播磨赤穂浅野家譜』
  25. ^ 泉岳寺浅野家墓碑
  26. ^ 古代の賀茂郡(加茂郡)が加東郡・加西郡に分割して発足。
  27. ^ a b c d e f g h i j 斎藤茂 1975, pp. 110.
  28. ^ 樋口美濃守の娘。
  29. ^ 交代寄合竹谷松平家当主松平清昌の末子。
  30. ^ 赤穂藩重臣大石良重の長男。
  31. ^ 赤穂藩重臣・大石良重の次男、浅野長恒の実弟。
  32. ^ 藪忠通の三男
  33. ^ 堀直堯の三男
  34. ^ 水野忠邦の祖父
  35. ^ 広島新田藩家督相続後、宗家相続。


「浅野氏」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「淺野氏」の関連用語

淺野氏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



淺野氏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの浅野氏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS