死の家の鼠とは? わかりやすく解説

死の家の鼠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:38 UTC 版)

文豪ストレイドッグス」の記事における「死の家の鼠」の解説

フョードル・ドストエフスキー 声 - 石田彰 / 演 - 岸本勇太 地下組織盗賊団《死の家の鼠》頭目にして、殺人結社天人五衰》の構成員本人曰く虚弱な貧血体質で、丁寧な口調と肩まで伸びた黒髪、そして不気味な笑顔特徴太宰からは「魔人」と呼ばれている。 コンピューター扱い長け白鯨のメインシステムを掌握して墜落させ、組合コンピュータークラッキングして、組合内部混乱引き起こし、さらに資産の4割を簒奪することに成功した。またミッチェル治す条件ホーソーン勧誘した。 わざとAの協力者誘拐されることでポートマフィア潜入謀略駆使してAを自殺追い込み、Aの組織壊滅させ、さらにAが隠し持っていた、ポートマフィア構成員異能リスト奪取した。そして、福沢鷗外ウイルス型の異能埋め込み武装探偵社ポートマフィア互いに潰しあうよう画策するその際武装探偵社ポートマフィア協力して自分排除に向かうことをあらかじめ予測しそうならないように何重にも罠を仕掛ける程、類いまれなる知能持ち主であり、その頭脳良さ太宰同等だと自ら言っているが、実際に乱歩をして「危険過ぎる」「斃せるのは太宰だけ」と言わしめている。 「本」手に入れることで世界から異能力消滅させることを目論んでいる。 「共食い事件」の後、フィッツジェラルド協力した太宰により位置特定され異能特務課に連行された。しかし小栗曰く「わざと捕まったとのこと欧州異能刑務所ムルソー」に収容されたが、何らかの手段外部連絡取っている模様同じく収容されてきた太宰心理戦繰り広げていたが、ゴーゴリによって独房から出され命を懸け太宰との脱獄レース応じる。罪と罰つみとばつドストエフスキー異能詳細不明。ただし自分の腕を掴んだドストエフスキーが指で触れた人間が血を吐いて即死していることからかなり危険性は高い。 能力名はキャラクター同名ロシア文豪フョードル・ドストエフスキー長編小説から。 アレクサンドル・プシュキン 声 - 桐井大介 《死の家の鼠》の構成員小太りの男。特徴的な笑い声をあげる。卑屈性格自身を「弱い人間」と称し、弱い人間持てる者との間の帳尻を合わせるために何をしても許されるという歪んだ思想持ち、強い立場人間や強い異能力を持つ者が苦し様子を見るのが最高の娯楽としている。 アジト潜入した敦達を騙して芥川に傷を負わせ、異能ウイルス感染させ逃亡を図る。ゴンチャロフ援護もあって2人を完全に巻くが、出口待ち伏せしていた探偵社マフィアの主要メンバー捕らえられるドストエフスキー忠誠心はなく、自身娯楽のために所属していたので捕まると「死の家の鼠」の情報をすぐに提供した黒死病の時代の饗宴こくしびょうのじだいのきょうえん宿主2人48時間後に殺す極小型のウイルス使役する異能ウイルス擦り傷からでも感染し感染する高熱眩暈催し常人では直立すら困難になる。なお48時間以内宿主どちらか別の理由で死ぬと自動的に解除されるウイルス宿主重要な臓器寄生するため太宰異能使えず解除するにはプシュキン自身異能解除する宿主2人どちらかが死ぬしかなく、ドストエフスキーからは「共喰い」と称された。 能力名はキャラクター同名ロシア文豪、アレクサンドル・プシュキンの詩から。 イワン・ゴンチャロフ 声- 鳥海浩輔 《死の家の鼠》の侍従長頭部巻いた布と背中を覆う長髪特徴ドストエフスキー妄信しており、指示さえ受ければ自分の顔の皮を剥ぐことすら厭わない。またドストエフスキーにより脳の不幸を感じ部位切除されている。 クラシック音楽が好きである。プシュキンを護る任務ドストエフスキーから受け、敦と芥川足止めするために交戦地の利活かして2人苦しめる。しかし、敦と芥川異能合体攻撃前に敗れ捕縛される断崖だんがい礫岩を操る異能。岩巨人自身模した泥人形作る礫岩高速回転による全方位防御、無数の腕による拘束など芥川の「羅生門」同様様々なパターンがある。 岩巨人硬度月下獣による敦の一撃でも砕けない程のもので、芥川羅生門では切ることができるものの、すぐに修復された。アームハンマーの威力絶大一般人であれば全身骨が折れるほどの一撃拘束加えるとほぼ必中となる。 能力名はキャラクター同名文豪イワン・ゴンチャロフ小説から。 小栗虫太郎おぐり むしたろう国木田逮捕される事件の原因となった偽の軍警資料作った隠滅屋」とも呼ばれる情報操作専門家前髪七三分けにし蝶ネクタイスーツ着た26歳の男。 誕生日:3月14日身長:178センチメートル体重:56キログラム血液型:A型好きなものは知識神秘嫌いなものは汚い身なり、夏、探偵ドストエフスキー協力者であり懐刀ドストエフスキーが「わざと」異能特務課に捕まった理由を知る唯一の人物また、以前政府犯罪隠蔽を行う犯罪組織七號機関』に監禁され仕事手伝わされていた。その時に、安吾からの依頼太宰マフィア時代犯罪歴抹消している。 ドストエフスキー逮捕後は自身逃亡資金手に入れるため、友人でもあった人気推理作家「ヨコミゾ」を殺害して彼の最新作未発表原稿地下競売場流したその後別の人物自分偽装して塔の上から落とし自分死んだように見せかけた。事件現場で靴のすり減りから本物の「隠滅屋」が生きていることをすぐに見抜いた乱歩「怪物」評するも、異能発動して彼の超推理出来ないようにする。しかし、乱歩からは証拠はないが彼が犯人だと気づかれ更に実際に自殺幇助ということまで看破される。そして彼にそれらの情報世間公表する脅しかけられ全て話し、自らは警察自首することにしたが、パトカーでの移動中に天人五衰》の刺客ゴーゴリに「完全犯罪」を解かせるため拉致される。その直前乱歩次に起こる大きな仕事は受けるなと、忠告したもののそれが守られることは無かったその後ゴーゴリらに拷問受けられ完全犯罪解除太宰逮捕するための証拠復活させることとなった。そして政府機関が管理する銀行幽閉されていたが、施設内に侵入してきた敦と鏡花救出され以前自分依頼してきた安吾不信感抱きつつも「天人五衰に関する情報提供する以降ポオ所有する豪邸で匿われており、ミステリー小説を書く事で心の中のヨコミゾと会話をしている。完全犯罪かんぜんはんざい謎の生命体幾つも生み出し自身が行なった犯罪証拠を完全に消滅させる異能過去にこの能力用い太宰経歴洗浄した盗品持ったまま異能証拠を消すことであらゆる監視映像に映らず行動できる、といった応用も可能。 能力名はキャラクター同名文豪小栗虫太郎探偵小説から。

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死の家の鼠(しのいえのねずみ)

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文豪ストレイドッグス」の記事における「死の家の鼠(しのいえのねずみ)」の解説

地下組織盗賊団頭目フョードル・ドストエフスキー

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