未発表原稿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 02:00 UTC 版)
1955年(昭和30年)5月、『文藝 横光利一読本』臨時増刊号に公開された1920年(大正9年)執筆の「悲しみの代価」は、「愛巻」「負けた夫」の元原稿である。1990年(平成2年)に公開された「愛人の部屋」もこの系列の作品となる。 1994年(平成6年)には、小説「順番」「芋」、「殺人者」(「マルクスの審判」の元作品)、評論「ドストエフスキー論」、随筆風小品の計5編の未発表原稿が見つかった(筆名は横光一行)。このうち「ドストエフスキー論」は翻訳草稿であり、ドミトリー・メレジコフスキーの1897年の評論集『永遠の伴侶』に収録されたドストエフスキー論であり、その英訳本の翻訳であった。 1987年(昭和62年)に見つかった川端康成の初期作品が、実は横光利一の作品だと判明した[要出典]。
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