横穴墓
横穴墓群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:43 UTC 版)
「滝之城横穴墓群」も参照 1976年(昭和51年)の崖崩落防止の補強工事の際に本丸跡の崖付近から横穴墓群が発見された。出土した須恵器から古墳時代後期の7世紀頃の物と推定されている。経緯 : 前年の1974年(昭和49年)の秋に降った集中豪雨により本郭南東部の崖が一部崩壊し、その後も浸食が進み崖崩れの危険性があったため、(埼玉県の昭和50年度の助成事業として)補強工事が行われた。 が、掘削を始めた1976年(昭和51年)2月13日、人骨の一部が発見された。 工事は一旦中止し発掘調査したところ、全9基の横穴墓群が確認され、 金環(古代のイヤリング)、ガラス小玉、と前述の須恵器 などが出土した。 調査はその後2月24日~3月9日まで行われ、調査後この場所は埋め戻されている。 墓群の玄室は極めて規則性のある配置で当工事に該当しなかった東西方向にもまだ相当数が連続していると見られている。
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